
【大阪・関西万博を起点に旅する2泊3日】未来から、昔まちへ。暮らしと文化を体感する列車旅
2025年、大阪湾に面した夢洲(ゆめしま)で開催中の大阪・関西万博。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。世界中から集まる最先端技術やアイデアに触れたあとは、日本の暮らしと文化が息づく昔まちへ旅してみませんか? 万博の余韻を胸に、新幹線に乗って広島・岡山へ訪れましょう。海と山が織りなす瀬戸内の風景に癒されながら、アートや伝統に出会う2泊3日の旅をご紹介します。
ⓒSIMOSE
2023年3月にオープンした下瀬美術館。対岸に宮島を望む海辺に立つ建物は、建築家の坂茂氏が設計を手がけ、2024年には、「世界で最も美しい美術館」としてベルサイユ賞を受賞した。
なかでも瀬戸内海の島々から着想を得たという可動展示室は、水盤の上に異なる色のカラーガラスで覆われた8棟の展示室が並ぶ美しい姿が印象的。雛人形・京人形といった日本の工芸作品をはじめ、エミール・ガレのガラス作品を中心とする西洋工芸や日本と西洋の近代美術など多彩なコレクションからテーマに合わせて展示される。ピラミッド状の丘の上から瀬戸内海を見渡せるテラス、ガレの作品に登場する草花が植栽された庭園など敷地内のスポットも合わせて回りたい。
美術館に隣接し、木立の中と水盤に面した2つのエリアに建つ10棟のヴィラも坂茂氏の設計。プライベート感満点の別荘のような空間に滞在しながら、地元の素材を使ったフレンチや美術館の散策をゆったりと楽しめる。
水盤の上に佇むカラフルな可動展示室 ⓒSIMOSE
展示室は企画によって空間の印象が変化する展示室 ⓒSIMOSE
屋上に設けられた望洋テラスから瀬戸内海を一望 ⓒSIMOSE
庭園にはエミール・ガレの作品に登場する草花が
瀬戸内海を望む館内のカフェ
よくある質問に対する掲載施設の回答です。
Q
エリア内で利用可能な無料Wi-Fiはありますか?
あります。
Q
コインロッカーはありますか?
あります。
Q
再入場(再入園)は可能ですか?
可能です。
Q
喫煙スペースはありますか?
ありません。