すなば珈琲 “新”鳥取駅前店

全国で唯一、鳥取県にスターバックスが出店していなかった当時、平井信治知事が発した「スタバはないがスナバ（砂場）はある」という言葉をヒントに、地元企業が2014年第1号店をオープン。その第1号店が2019年に一度閉店するも、同年中に場所を移して「“新”鳥取駅前店」としてリニューアルオープンした。

名物の「砂焼きコーヒー」は、鳥取砂丘の砂で焙煎されたブラジル産のコーヒー豆を使用。サイフォン式でじっくりと抽出することで、ほどよい苦味とまろやかな味わい、後味すっきりのコーヒーに仕上げている。4カ国の豆をオリジナルブレンドした「すなば珈琲スペシャルブレンド」、大山牛乳を使った「カフェオレ」などドリンクメニューは多彩にラインアップ。コーヒー豆は産地まで赴いてセレクトするなど、オーナーのこだわりにも注目したい。

モーニングセットのほか、鳥取県産の大山ハーブ鶏を使った「薬膳大山鶏カレー」や「すなばドック」などのフード、ワッフルやパフェといったスイーツも充実している。