流氷観光船ガリンコ号

船首に設置されたアルキメディアンスクリューで流氷を砕きながら進む体感型の観光船。冬のオホーツク海沿岸を覆う流氷を砕いて縦横無尽に進むさまが豪快で、ここでしか味わえない特別な体験として人気を集めている。砕けた流氷と海水が織りなす海の色が美しく、また砕かれた流氷が船体横から浮き上がってくる様子も迫力満点だ。

冬季（1月中旬～3月下旬）は毎日定期運行され、氷に乗るオジロワシやオオワシ、稀にアザラシを間近に見ることもできる。大山に沈む太陽を眺める「サンセットクルーズ」や、2月の土日祝日限定の早朝便「サンライズクルーズ」もあり。流氷観測のピークは例年2月上旬から3月上旬頃。

船は現在「ガリンコ号III IMERU」が運航しており、流氷を間近で観察できるよう船内にはさまざまな工夫が施されている。とくに「IMERU」は3階の船首からガリンコ号が流氷を砕きながら進む迫力の光景を見られる。