新宿から約10分！個性豊かなエリアが広がる杉並の人気観光スポット11選

新宿駅から中央線で約6分の場所で「ここに行けばおもしろいモノに出会える」と、いつの時代も感度の高い人々から注目を集める街、高円寺。
駅を中心に南北には大小さまざまな商店街が連なり、カフェや雑貨店、飲食店など多彩なショップが立ち並ぶ。
なかでも、バリエーション豊かな古着の店が揃う「古着の街」としても有名だ。

新宿駅からJR中央線で約８分の場所に位置する阿佐ヶ谷。
駅を中心に南北に延びる、新緑や秋の紅葉が美しい中杉通りのケヤキ並木や、春はお花見スポットとしても人気の善福寺川緑地など、都心近くにも関わらず郊外を思わせるのどかな街並みが広がっている。

新宿駅からJR中央線で約10分の場所に位置する荻窪は、ほかにも東京メトロの始発駅や路線バスも数多く発着しており、荻窪駅を起点に都内観光に出かけるのに利便性が高い。
ラーメン激戦区としても知られ、駅周辺には有名店・名店が多く点在。ラーメン好きにはたまらない街でもある。

新宿駅からJR中央線で約12分の西荻窪。
駅周辺、南口の横丁の飲み屋街や、旧道沿いの商店街など、それぞれ店主のセンスと個性が光る雑貨店や古書店、アンティークショップなどが数多く点在。
散策すれば「こんなところに!?」と、思わぬ場所で素敵なショップに出会える。

ショッピングやグルメ、四季折々の風景を楽しめる公園など、「杉並」には様々な観光スポットがあり、どの季節でも楽しめる。
もし日本の伝統文化を感じたいなら、「高円寺阿波おどり」や「阿佐ヶ谷七夕祭り」が開催される夏が特にお勧めだ。
イベントに参加して、活気あふれる「杉並」と伝統文化を体感してほしい。
開催時期は下記の通りだ。

「杉並」の主要駅は、高円寺駅・阿佐ヶ谷駅・荻窪駅・西荻窪駅の４つだ。
新宿駅から杉並の主要駅への移動方法と所要時間は下記の通り。
どの駅でも乗り換えなし・約10分で到着するので、アクセスも抜群だ。

杉並区は古くからアニメ制作スタジオが集まり、現在では全国一のスタジオ数を誇る「アニメのまち」。
そんな杉並区にある「杉並アニメーションミュージアム」は日本初のアニメーション全般を総合的に紹介する施設だ。
映像や画像を使い、日本アニメの歴史やアニメの原理、制作の工程などを紹介。

閑静な住宅街に佇む、音楽評論家・大田黒元雄氏（1893-1979）の邸宅跡地を区立公園として整備、1981年に一般公開した。
整備された回遊式庭園をはじめ、1933年に建てられた大田黒氏の仕事部屋であり、当時では珍しい西洋風の建物を利用した有形登録文化財の「記念館」（2階は通常非公開）、数寄屋造りの「茶室」など、見どころが豊富。

1063年に平安時代の武士、源頼義によって建立された大宮八幡宮は武蔵国三大宮のひとつに数えられ、八幡大神（応神天皇）を主祭神とし、親子三神でお祀りされており、安産祈願や子育てにご利益のある神社で、東京の重心に位置したことから「東京のへそ」とも呼ばれパワースポットとしての人気も高い。

東京・杉並区の阿佐ヶ谷にある神社で、天照大御神を祀る。
日本武尊が東征の帰途に阿佐ヶ谷で休息し、そののちに日本武尊の武功を慕った村人が設けたのが「阿佐ヶ谷神明宮」の由緒だと伝わる。
現世にあるあらゆる災難厄事すべてを取り除くという「八難除(はちなんよけ)」で知られており、この祈祷を行うのは全国で唯一ここだけ。

善福寺川に沿って広がる杉並区の都立和田堀公園。
豊かな緑に囲まれ、グラウンドやBBQ広場などさまざまな施設が点在する公園の一画にある釣り堀がこちら。
5つある釣り堀の中にはコイなどが泳ぎ、貸し竿＋エサ代を合わせて大人1時間800円で楽しめる手軽さが魅力。
映画のロケに使われ、池から顔を出した巨大なジョーズの模型も見もの。

日本でたったひとつしか存在しない、天気を祈るための神社。
例大祭（気象祭）は、日本初の気象台が設置された6月1日の「気象記念日」に合わせて斎行される。
御参拝した際には社務所にも立ち寄って、授与品をお頒けしてもらおう。晴天を願い、心も晴れやかな気分になるよう祈願した「晴守り」をはじめ、気象にちなんだ図柄がモチーフ＆デザインの品々は大切な方への贈り物にもぴったり。

1年中おでんが食べられる、阿佐ヶ谷駅北口のおでん専門店。
ちょうちんがぶら下がるレトロな外観も魅力。
人気漫画「おそ松くん」に出てくる「チビ太のおでん」を再現したメニュー「おそまつ君」がある。

宮内庁御用達の高級鶏、シャモロックの刺し身が看板メニュー。
鶏肉はとても新鮮であり、刺身類は数量限定。他にも、焼き鳥や鍋、丼などメニューも豊富。

70年以上にも渡って、伝統的な味わいを代々受け継ぎ、時代とともに創意と努力を繰り返しながら最高の中華そばを提供する老舗。
流行に左右されず、シンプルながらもこだわりが詰まった一杯は、三代に渡って通う常連さんがいるほど愛されていて、食通で有名な著名人らも魅了し続けてきた。

1957年に「高円寺ばか踊り」の名でスタート。
現在では例年、100万人以上の観客が訪れる「東京高円寺阿波おどり」。
全国で開催される「阿波おどり」のなかでも、本場徳島県に次ぐ開催規模を誇る、界隈の夏の風物詩だ。
「東京高円寺阿波おどり」は、毎年8月最終週の土・日曜日に開催。
駅周辺や商店街など8ヶ所の演舞場で、参加連（グループ）が各演舞場を巡回しながら踊りを披露。

阿佐ヶ谷駅南口を出てすぐの場所にある、「阿佐谷パールセンター商店街」で例年8月上旬に開催される「阿佐ヶ谷七夕まつり」。
戦後の街に活気を取り戻そうと、商店街の人々が考案したのがきっかけで1954年から始まった。
阿佐谷パールセンター商店街のアーケードには、色とりどりの七夕飾りやユニークなハリボテが吊り下げられ、地元の人々が出店する屋台も並ぶ。
活気ある商店街は歩いているだけでも楽しいはずだ。華やかな七夕飾りを見ながら、食べ歩きも楽しめる。