
【大阪〜奈良2Dayモデルコース】KINTETSU RAIL PASSでお得にめぐる旅!〜日本の四季を体感する奈良2Days〜
関西屈指の人気観光地のひとつ、奈良。四季折々の景色がすばらしく、なかでも日本一の桜の名所として知られる吉野山や、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の中心地であり、秘境の地としても知られる洞川温泉など、魅力は多数! そんな隠された魅力いっぱいの奈良を旅するなら近鉄電車が訪日外国人向けに販売する「KINTETSU RAIL PASS」がお得で便利!
こちらでご紹介するのは、大阪を起点に、「KINTETSU RAIL PASS 2Day」を利用してめぐる、日本の四季を楽しむ2日間のモデルプラン。季節ごとに異なる表情で、訪れる人を魅了し続ける、日本の四季を体感することができるスポットをめぐります。
KINTETSU RAIL PASSなら、旅のプランも自由でお得に!
今回の旅で使用するのは、大阪・奈良・京都の移動にお得で便利な「KINTETSU RAIL PASS 2day」。訪日外国人旅行者向けの特別企画乗車券で、近鉄電車に加え、奈良交通バスの指定区間などが乗り放題で利用可能!
いちいち切符を購入せずとも、こちらのパスがあればスムーズに移動が可能になるだけでなく、沿線の観光施設等で優待される特典も。
ほかにも大阪・奈良・京都で使用可能な1日券の「KINTETSU RAIL PASS 1day」や、三重県(伊勢志摩など)・名古屋まで使用可能エリアが広がる5日券「KINTETSU RAIL PASS 5day」「KINTETSU RAIL PASS 5day plus」など全4種類を展開。
旅の目的地に応じて選べるのも嬉しいポイントです。

日本の四季を体感する奈良2Days
Day1
9:10 近鉄電車「大阪阿部野橋」駅をスタート!
旅の起点は近鉄電車「大阪阿部野橋」駅。近鉄南大阪線で特急に乗車。終点吉野まで約1時間20分の電車旅を楽しみます。「吉野」駅からはロープウェイで吉野山へ向かいます。
10:40 世界遺産「吉野山」で圧巻の景色を鑑賞!
昭和初期に開通した日本最古のロープウェイ、吉野山ロープウェイで、約3分の空中散歩を楽しみつつ世界遺産にも登録される吉野山へ。
古来より桜の名所として知られる奈良県中央部にある山稜「吉野山」。下千本、中千本、上千本、奥千本と順に開花していく約200種・3万本の桜は圧巻の美しさ!桜のほかにも紫陽花や新緑、紅葉など四季折々の美しい景観を楽しむことができる随一の絶景スポットです。


13:00 「柿の葉すし 醍予」で名物に舌鼓
吉野山の絶景散歩を楽しんだら、ランチタイムは「柿の葉すし 醍予(だいよ)」へ。吉野名物・柿の葉すしを販売する名店です。
6〜9月は吉野産の柿の葉を生で使用(それ以外の季節はほかの産地の塩漬けの葉を使用)でひとつひとつ丁寧に包んだ、サバやサケの押しずしは、桜の季節限定で、店内で食べることができます。気候の良い時期は、吉野産杉の折箱に詰められた柿の葉すしを、外で食べるのもおすすめです。


基本情報
- 日本語名称
- 柿の葉すし 醍予
- 郵便番号
- 639-3115
- 住所
- 奈良県吉野郡吉野町吉野山937-3
- 電話
- 0746-32-1177
- 定休日
- 不定休
- 時間
- 8:30〜17:00(売り切れ次第終了)
- 予算
- 1,500円〜
- クレジットカード
- 不可
- アクセス
- ロープウェイ「吉野山」駅から徒歩15分
- 公式サイト
- 公式サイト
13:40 修験道の総本山「金峯山寺」を参拝
続いて訪れるのは、「柿の葉すし 醍予」から徒歩6分ほどの場所にある、「金峯山寺」です。
吉野山のシンボルであり、修験道の総本山でもある「金峯山寺」の本堂蔵王堂および仁王門は国宝に指定されており、「紀伊山地の霊場と参詣道」のひとつとして、世界文化遺産に登録されています。本堂・蔵王堂は1592年に再建されたもので、高さ約34m、裳階(もこし)の四方各36mと、木造古建築としては東大寺大仏殿に次ぐ大きさを誇るものです。御本尊の3体の金剛蔵王大権現は、特別御開帳の際に拝観することができます。※仁王門は2028年まで解体修理中。


14:40 「葛屋 中井春風堂」で出来立ての吉野本葛切りに舌鼓
吉野山散策の最後に訪れるのは、金峯山寺から徒歩3分ほどの場所にある「葛屋 中井春風堂」。店頭では店主が葛切りや葛餅を作っている様子を見ることができます。
こちらでぜひ食べておきたいのが、極上の吉野本葛を味わうことができる2品、「吉野本葛餅」と「吉野本葛切り」。注文を受けてから作るため、出来立てを味わうことができるのもうれしいポイントです。提供されてからの賞味期限は、なんと10分! 美しい葛の透明感や食べた際の滑らかさなど、ここでしか食べられない逸品です。店頭では吉野葛湯や吉野葛まんじゅうなども販売しているので、お土産にも購入しておきたいところ。



基本情報
- 日本語名称
- 葛屋 中井春風堂
- 郵便番号
- 639-3115
- 住所
- 奈良県吉野郡吉野町吉野山545
- 電話
- 0746-32-3043
- 定休日
- 水曜、第2・4木曜(4・11月は無休、冬期平日休)
- 時間
- 10:00〜17:00(LO16:30)
- 予算
- 1,000円
- クレジットカード
- 可
- アクセス
- ロープウェイ吉野山駅から徒歩8分
- 公式サイト
- 公式サイト
19:15 レトロな温泉郷・洞川温泉郷最古の宿「宿 花屋徳兵衛」に宿泊
吉野山を後に、宿泊先の洞川温泉へ。ロープウェイで吉野駅まで戻り、吉野線で下市口駅へ。そこからは奈良交通バスに乗車して約1時間20分、洞川温泉バス停で下車、洞川温泉に到着です。
吉野産木材を使った伝統建築がひときわ目を引く建物は、まるで映画や時代劇に登場しそうな趣。純和風の客室からは温泉郷の風情あるまち並みを眺めることができます。庭の景色を眺めつつ旅の疲れを癒やすことができる半露天風呂や貸切専用風呂などで洞川温泉の湯が楽しめるほか、地元の食材を使った料理も評判です。



Day2
9:20 関西最大規模の鍾乳洞「面不動鍾乳洞」で大自然の神秘を体感!
2日目は宿を9時に出発! 20分ほど歩いて「面不動鍾乳洞」を訪れます。天空の秘境とも呼ばれる洞川地区の、海抜878mの高地に広がる鍾乳洞へは、「ドロッコ」と呼ばれるモノレールに乗っていきます。
1933年に発見、5年の歳月をかけて発掘されたこちらの鍾乳洞は、県の天然記念物に指定されています。総延長280mの洞内には、天井から伸びる鍾乳石など、長い歳月をかけて自然が創り出したオブジェの連続で、神秘的な空間が広がっています。洞内では見どころ毎にライトアップされており、幻想的な雰囲気のなか、鍾乳洞散策が楽しめます。

14:30 世界で唯一の木造十三重塔がある「談山神社」へ
面不動鍾乳洞を後に、続いて向かうのは奈良県桜井市にある「談山神社」です。洞川温泉バス停から下市口駅へ移動、下市口駅からは吉野線で橿原神宮前駅へ。橿原線急行に乗り換えて大和八木駅、さらに大阪線急行に乗り換えて桜井駅で下車します。桜井駅からは奈良交通バスに乗車、談山神社バス停で下車、徒歩3分ほどで目的地に到着です。
談山神社は678年創建の歴史ある神社で、大化の改新の立役者・藤原鎌足公を祀っています。境内には17の重要文化財が点在。なかでも木造十三重塔は世界で唯一の貴重なもの。春の桜や秋の紅葉など四季折々の景観も魅力です。
また、縁結びの神社としても知られています。境内にある恋神社への参道「恋の道」や、願いを込めて撫でるとご利益があるといわれる「むすびの岩座」など恋にまつわるご利益のあるスポットが点在しています。


16:15 日本のはじまりの地に佇む「橿原神宮」に参拝
今回の旅の最後に訪れるのは、第一代天皇である神武天皇を祀る「橿原神宮」です。談山神社からバスで桜井駅まで戻り、桜井駅からは大阪線急行で大和八木駅へ、橿原線に乗り換えて橿原神宮前駅で下車、徒歩10分ほどで畝傍山東南麓に位置する橿原神宮にたどり着きます。
約53万㎡の広大な神域には、国の重要文化財に指定される京都御所の内侍所(賢所)を移築した本殿をはじめ多くの社殿がそびえています。4万9,500㎡の深田池は遊歩道も整備されており、畝傍山を望む境内の豊かな緑に包まれての散策にも最適です。
御祭神である神武天皇にゆかりの深い八咫烏や金鵄(きんし)をモチーフにしたお守りやおみくじもあり、参拝の際にはこちらもぜひいただきたいですね。


旅をさらに盛り上げる! 観光特急もチェック!
せっかくの旅行だから、移動もスペシャルにしたい! そんな願いを叶えるのが、近鉄電車の観光特急。
今回ご紹介したモデルプランの1日目の移動におすすめなのが、大阪阿部野橋〜吉野を繋ぐ観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」。客席はすべて2列+1列のデラックス仕様で、3つの車両のうち中央の車両はソファ席が設置されたラウンジに。バーカウンターも備えられ、上質な大人の旅を演出してくれるのも魅力的です。※特急の利用には別途特急料金が必要です。

ほかにも、「大阪難波〜賢島」「京都〜賢島」「近鉄名古屋〜賢島」を運行する観光特急「しまかぜ」や主に「大阪難波〜近鉄名古屋」を運行する特急「ひのとり」、「大阪難波〜近鉄奈良〜京都」を運行する観光特急「あをによし」などの観光特急があり、旅の目的地に応じて選ぶことができます。
まとめ
日本の四季を体感する奈良2Daysの旅、いかがでしたか?
それぞれ季節ごとに異なる表情をみせてくれるため、1シーズンだけではもったいない! 何度でも訪れたくなるスポットばかりです。
今回ご紹介した旅のほかにも、「KINTETSU RAIL PASS 2day」は、京都も使用可能なので、自分なりのコースを考えてみるのも楽しいですよ。
近鉄沿線のフォトジェニックなスポットや旬の情報、イベントを紹介する公式SNSをチェックして、旅の計画の参考にしてみてはいかが?