お花見だけじゃない!目黒川の魅力を満喫できる観光ガイド
桜の名所として有名な「目黒川」だが、実は冬になるとイルミネーションも楽しめる。
周辺には洗練された雰囲気のおしゃれなスポットも点在する。
「目黒川」と言っても、文脈や状況によって意味するエリアが変わるため、「目黒川」はどこにあり、周辺には何があるのか混乱してしまうかもしれない。
でも安心してほしい。
この記事では「目黒川」がどこからどこを流れているのか、といった基本的な情報から、「目黒川」の魅力とお勧めの周辺観光スポット・グルメまで、わかりやすく紹介しよう。
目次
目黒川ってどんなところ?
「目黒川」は東京都世田谷区・目黒区・品川区を通り、東京湾に合流する河川。
「目黒川」の両岸には約4㎞に渡って800本の桜並木があり、春には桜のトンネルが美しい景観を創り出す。
川沿いには個性的なカフェやレストランが立ち並ぶ、東京随一のおしゃれスポットだ。
目黒川周辺にもオシャレなショップや美術館が点在する、落ち着いた雰囲気の街並みが広がっている。
散歩を楽しんだり、個性豊かなカフェやバーでゆっくりしたり、オシャレなショップで買い物を楽しんだりと、川沿いを散策しながら贅沢な時間を過ごせる。
日本情緒あふれる絶景が広がるお花見の名所「目黒川」
都内屈指の花見スポットでもある「目黒川」。
桜が開花する時期には桜祭りや、夜間のライトアップが行なわれ、多くの花見客で賑わう。
約800本のソメイヨシノが咲き誇る桜並木と仄かに灯る提灯、川の水面に映る桜と光、それらが作り出す日本情緒ある風景は格別だ。
「目黒川」を覆う桜のトンネルの見頃は、3月下旬から4月上旬だ。
風に吹かれて花びらが散る「花吹雪」や、散った花びらが水面に浮かぶ「花筏」も隠れた見どころのひとつ。
桜祭りでは川沿いに多くの屋台が立ち並び、屋台の定番グルメはもちろん、桜にちなんだスイーツやドリンクなど、様々なグルメを味わえる。
目黒川沿いのレストランなら、本格的なグルメを味わいながら、店内やお店のテラスからお花見できる。
「目黒川」で桜を見たいなら、桜祭りが行われる「中目黒駅」周辺に行ってみよう。
場所によっては桜が少なかったり、桜祭りが行われていなかったりするため、注意してほしい。
冬にも桜が見られる?イルミネーションが輝く冬の目黒川
「目黒川」といえば桜が有名だが、冬のイルミネーションで彩られた「目黒川」も見逃せない。
約2.2㎞に渡って、35万個の桜色のLEDで装飾され、まるで満開の桜が冬に咲き誇ったかのような情景を楽しめる。
イルミネーションが行われるエリアは、「JR大崎駅」と「五反田駅」周辺の「目黒川」だ。
イルミネーションは「目黒川みんなのイルミネーション」が開催される11月から翌年2月まで見られるが、イベントの開催時期は毎年異なる。
イベントの開催時期をリアルタイムで知りたい方は、公式サイトを確認しよう。
開催エリアの家庭や飲食店から回収した、廃食油をリサイクルして電力に活用する、環境にやさしいイベントとしても注目されている。
まずはここから巡ろう!目黒川の周辺観光スポット3選
「目黒川」の魅力は、お花見やイルミネーションだけではない。
目黒川周辺にはおしゃれなスポットが集結しており、川沿いを散歩しながらオシャレなスポットでショッピングできたり、アートを楽しめたりする。
目黒川周辺と言っても範囲が広いため、どのスポットから巡れば良いか迷ってしまうかもしれない。
そんな時はこれから紹介する、お勧め観光スポットから巡ってみよう。
紹介するスポットへ向かう途中に、気になるショップやスポットを見つけたら、気ままに立ち寄ってほしい。
そうすれば、目黒川散策がさらに楽しくなるはずだ。
1. 恵比寿ガーデンプレイス
緑あふれる敷地内にレストランやカフェ、人気ブランドショップの入ったデパート、映画館や美術館などが点在する複合施設。
カジュアルなカフェから一流の名店まで、多彩なグルメが勢ぞろい。コスメやファッショングッズのショッピングも楽しめる。
映画や写真、コンサートなどハイセンスなカルチャーにふれられる施設も充実。
2. 東京都写真美術館
日本初の写真と映像に関する美術館として1995年に総合開館。
複合施設「恵比寿ガーデンプレイス」の一角に位置する。展覧会は収蔵展、企画展が中心で、3つの展示室とホールで国内外のさまざまな写真・映像作品を紹介している。
所蔵する作品は36,000点以上(2022年3月時点)で、写真・映像の黎明期を伝えるものから現代作家による最新の作品まで体系的に網羅。
収蔵展「TOPコレクション」ではそれらの所蔵品からテーマに沿った作品を学芸員がセレクトして公開。企画展もあわせて年間約15本の展覧会を開催している。
3. 代官山 T-SITE
大型書店を中心にいくつもの専門店が集まる複合施設。
施設の中核を担う「代官山 蔦屋書店」は1〜3号館で構成され、文学、アート、旅行、料理、洋書などさまざまなテーマの本が豊富に揃う。
選書は専門のコンシェルジュによるもので、本好きの読書欲を満たしてくれること間違いなしだ。
また、本だけでなく映画や音楽のおすすめコーナーもあり、あらゆるエンターテインメントを楽しめる。
個性とセンスが光る目黒川周辺のグルメスポット3選
目黒川周辺には、個性的でおしゃれなカフェやレストランが点在している。
目黒川周辺の散策でお腹が空いたり、疲れたりした時に立ち寄ってほしいグルメスポットを紹介しよう。
1. ristorante scintilla(リストランテ シンティッラ)
センスが光るフラワーショップや、ユニークなテーマの本屋など、様々なジャンルの個性的な店が入る複合施設「the GARDEN」の地下一階に入る、隠れ家のようなファインダイニング。
料理に五感を集中してもらおうと、視覚情報を限りなく配したというブルーグレーのソリッドでシックな空間では、シェフ武笠裕一氏による洗練されたモダンで華やかな料理がいただける。
2. Queen's Collection Chocolate Cafe DAIKANYAMA
チョコレートをメインとした商品がずらりと並ぶカフェ。チョコレートドリンクだけでも沢山の種類がある。
看板メニューは、自分でつくる「Queen’s Hot Chocolate」。
好みのチョコレートを好きな分だけキャンドルの熱で溶かして作ることができる。
チョコレートの幸せな香りが癒される。
3. 寺カフェ 代官山
店内はブッダの絵を掲げて本物の仏像が置かれた、開放的な雰囲気。
なんと、お坊さんと会話をしながら食事ができるという珍しいカフェだ。
季節の食材を使用した身体に優しい精進料理(お坊さんの食事)や健康的な和食を体験できる。
目黒川へのアクセス
「目黒川」は都心部を流れているため、アクセス良好な観光スポットだ。
東京観光の移動拠点でもある「東京駅」から、「目黒駅」と「中目黒駅」までのアクセスを紹介しよう。
ゆっくり散策を楽しみながら、「目黒川」に向かうなら「目黒駅」を利用しよう。
「東京駅」から「JR山手線」に乗り、「目黒駅」で下車し徒歩で約10分。所要時間を合計すると約30分だ。
「目黒川」に最も近い駅を利用したいなら、「中目黒駅」がお勧め。
「東京駅」から「東京メトロ丸ノ内線」に乗車、「霞ヶ関駅」で「東京メトロ日比谷線」に乗り換え、「中目黒駅」で下車。徒歩1分で到着する。
合計所要時間は約20分だ。
「目黒川」にアクセスできる駅は多いが、この記事で紹介するスポットを巡るなら、「目黒駅」か「中目黒駅」がお勧めだ。
目黒川に関するよくある質問
Q
目黒川の桜の見頃は?
3月下旬から4月上旬です
Q
目黒川の桜祭りはいつ?
毎年桜の見頃の期間に開催されます。
まとめ
「目黒川」の魅力から周辺観光スポットまで紹介してきたが、いかがだったろうか。
この記事を読めば「目黒川」のどこにどんな魅力があり、周辺にはどんなスポットがあるのか把握できたはずだ。
この記事を参考に目黒川の桜やイルミネーション、おしゃれなスポット巡りを楽しんでほしい。
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