北海道にきたらぜひ食べてほしい、北海道のご当地グルメ7選

羊肉を使った料理で、日本でもっとも知名度があると思われるのがこのジンギスカンです。中央が膨らんだドーム状の鍋を使って調理します。盛り上がった部分で肉を焼き、周辺の溝の部分に流れ落ちたタレで野菜を煮て食べるのが一般的です。焼く前にタレに漬け込む方法と、焼いてからタレに付ける2つのタイプがあり、お気に入りの味を見つけるのも楽しみ方のひとつです。

海の幸をごはんにたっぷりのせて味わう海鮮丼は、魚介類の宝庫でもある北海道を訪れたなら外せない逸品です。道内各地の市場や朝市では、それぞれのお店おススメの丼をはじめ、好きな海産物を自分で選んでオリジナルの丼を食べられるなど、北海道自慢の海の幸を存分に堪能できます。

石狩鍋は、北海道の中央西部、札幌市の北隣に位置する石狩市発祥の鍋料理です。昆布だしを入れた鍋にブツ切りにした新鮮な鮭とたくさんの野菜を入れ、味噌で味付けして煮込みます。秋は鮭の旬の季節。厳しい寒さを迎える時期に体も温まる熱々の鍋料理として、冬に訪れる観光客にも人気のメニューとなっています。

スープカレーは、スパイスの香りと刺激が効いたサラサラのスープに大ぶりの具が入っているのが特徴です。スープのベースとなるのは、チキンやコンソメ、エビ、和風だしなど、お店によってさまざま。そこに独自の配合のスパイスで風味を足していきます。さらに野菜を中心として、肉類、魚介類、玉子などの具材をプラスするので、味の組み合わせは無数にあります。

札幌味噌ラーメンは北海道のご当地ラーメンの中でも最も有名なもののひとつです。中太の縮れ麺が、豚骨や鶏ガラを使ったダシに味噌のコクと香りが加わった濃厚なスープによく絡みます。そこに炒めた野菜がトッピングされているのがスタンダードです。また、北海道の名産でもあるバターとコーンをトッピングとして加えた味噌バターコーンラーメンは観光客に人気のメニューです。

大きいものでは、足を広げた長さが1メートルを超えるタラバガニ。非常に冷たい海に生息するため日本では北海道でしか水揚げされず、非常に希少なものとなっています。その大きさと味のよさからカニの王様とも呼ばれています。太い足にしっかりと詰まったボリューム感のある身を味わうには、ボイルや焼きガニでいただくのがおすすめです。

鶏のから揚げのことを北海道ではザンギと呼び、道民に愛されている郷土料理のひとつです。揚げる前に酒と醤油にショウガやニンニクを加えたタレに漬け込んで、濃いめの下味を付けるのが特徴です。定食店や居酒屋での定番メニューとして提供されているので、旅の途中に一度は試していてはいかがでしょう。