軽井沢を代表する人気観光スポット・白糸の滝観光ガイド
人気観光地・軽井沢を代表する観光スポットである「白糸の滝」。
周囲の自然景観と滝が調和した、四季折々の自然景観が魅力だ。
人工滝であるため、安定して美しい景観を見られるのも特徴のひとつ。
この記事では「白糸の滝」を満喫するために知っておきたい、「白糸の滝」の見どころからアクセス、お勧めの観光シーズンや周辺の観光スポットまで詳しく紹介していこう。
目次
白糸の滝ってどんなところ?
「白糸の滝」は、長野県軽井沢のドライブコース「白糸ハイランドウェイ」の中にある人気観光スポット。
水が滝壺に落ちる際に、白く細かい糸のように見える事から「白糸の滝」と名付けられた。
「白糸の滝」は落差3m、湾曲した壁面を幅70mにわたって水が流れている人工滝である。
浅間山の東麓にあり、源流は地下水。周囲の緑や岩肌の苔と清水の調和した美しい姿は、多くの人を魅了している。
「白糸の滝」は人工滝なので天候に左右されないため、いつでも白糸のような清水を見られるのも嬉しいポイントだ。
「白糸の滝」は長野県軽井沢のドライブコース「白糸ハイランドウェイ」の中にあり、24時間観光が可能。
拝観料はかからないが、「白糸ハイランドウェイ」の入場料で普通車の場合は500円がかかる。
軽井沢には数多くの観光地があるが「白糸の滝」は、軽井沢を代表する観光地の1つだ。
白糸の滝へのアクセス
軽井沢観光の移動拠点である「JR軽井沢駅」を起点に、「白糸の滝」へのアクセスを紹介しよう。
- 経路
- 「軽井沢駅北口バスのりば2番」より草軽交通バスに乗車し、「白糸の滝バス停」で下車。
- 所要時間
- 約25分
白糸の滝のお勧め観光シーズンは?
「白糸の滝」は春と夏には新緑と陽光、秋には紅葉、冬には雪景色を楽しめる。
その中でも視覚と体で涼しさを感じられる、絶好のクールスポットとしての魅力を満喫できる、夏が特にお勧めだ。
夏季にはライトアップイベントが開催され、昼間とは違った幻想的な「白糸の滝」も楽しめる。
白糸の滝の魅力を120%満喫できる3つの楽しみ方
軽井沢で有数のクールスポットとして知られる「白糸の滝」。
「白糸の滝」を120%満喫するために、知っておきたい楽しみ方を3つ紹介していこう。
紹介する楽しみ方を実践して、「白糸の滝」の魅力を堪能してほしい。
1. 信濃路自然歩道でトレッキングを楽しむ
「信濃路自然歩道」は「白糸ハイランドウェイ」に沿って出来ている、「三笠バス停」から「峰の茶屋」までの標高差410m・11kmにも及ぶトレッキングコースだ。
「白糸の滝」はもちろんのこと、「竜返しの滝」などの魅力的なスポットを巡りつつ、美しい小川と針葉樹に囲まれた森を、森林浴を楽しみながらトレッキングできる。
コース内にはいくつもバス停があるので、途中で徒歩かバスに乗り換えられるのも嬉しいポイントだ。
せっかく「白糸の滝」に訪れるなら、周囲の自然にも触れ合えるトレッキングコースを散策してみよう。
2. 日没後に照らされる幻想的な白糸の滝を眺める
「白糸の滝」では夏と冬に、ライトアップイベントが開催される。
夏のライトアップイベントは、例年7月の下旬から8月の下旬に。
冬は12月中旬から2月中旬に開催。
冬のライトアップは「クリスマスセッション」「ニューイヤーセッション」「バレンタインセッション」と、3つのセッションに分けて開催されている。
冬の滲み渡る星空の下、雪・氷・滝が美しくライトアップされた「白糸の滝」には目を奪われるだろう。
3. 売店でご当地グルメとお土産選びを楽しむ
「白糸の滝」の登り口には売店があり、軽井沢のご当地グルメを味わえるだけでなく、お土産選びも楽しめる。
売店で食べられるご当地グルメの中でも、一番人気は「岩魚の塩焼き」だ。
他にも、夏季限定のオリジナル「白糸湧水どうふ」や「信州りんごのソフトクリーム」、鹿肉を使った肉まん「鹿まん」など数多くの軽食を販売している。
また、軽井沢で有名な「お漬物」や「民芸品」をはじめ、信州ならではの林檎や巨峰を使用したお菓子など、お土産にピッタリな商品も並んでいる。
有名な「ポッキー(巨峰味)」や「ぷっちょ(林檎味)」などもあるため、ぜひ売店にも立ち寄ってほしい。
白糸の滝の周辺観光スポット5選
軽井沢は避暑地のため、別荘地としても有名だ。
そのため、お洒落なカフェやレストラン、観光スポットが多数ある。
「白糸の滝」の観光を終えたら、これから紹介する観光スポットも巡って、余す事なく軽井沢を満喫しよう。
1. ハルニレテラス
清流に寄り添うように自生していた100本を超えるハルニレの木立を活かし、9棟の建物を広いウッドデッキでつないだ「小さな街」。
「軽井沢の日常」をコンセプトに、16の個性的なショップやレストラン、カフェなどが集結し、旧軽井沢エリアにある人気のそば屋やベーカリーショップの支店、上質な北欧雑貨を買える店など、こだわりのお店が並ぶ。
2. 雲場池
日本有数の高原リゾート・軽井沢にあり、観光コースの定番にもなっている穏やかな池。
かつて周辺が外国人の別荘地となっていた頃、冬になると白鳥がやって来たことから「スワンレイク」とも呼ばれている。御膳水からの清冽な水を源とする池は非常に澄んでおり、水鏡にカラマツやモミジの木を映す様子は息をのむ美しさだ。
3. 旧軽井沢銀座
年間数百万人が訪れる、軽井沢観光では外せない人気のショッピングストリート。
通り沿いにはずらりと店舗が並び、地元の名産品を扱うおみやげ物屋から食べ歩きグルメやスイーツなど、フードを扱う店も充実している。
メインストリートだけでなく一歩脇に入った細い路地にも気になる店がたくさんあるので、じっくりと散策しよう。
4. 星野温泉 トンボの湯
星野リゾートが手がける複合施設「ハルニレテラス」から、徒歩5分程の場所にある日帰り温泉施設。
星野温泉の開湯は1915年で、避暑地・軽井沢の名湯として多くの人びとに愛され続けている。
5. 鬼押出し園
上信越高原国立公園・浅間山北麓ジオパーク内にある、大自然が作り上げた奇勝。
天明3年(1783)に起こった浅間山の噴火活動によって溶岩が流出。冷えて固まった塊状の溶岩が辺り一面に広がり、独特の景観を生み出している
白糸の滝周辺の人気飲食店3選
「白糸の滝」の周辺には魅力的な観光スポットだけでなく、魅力的な飲食店も多い。
ランチやディナーにピッタリな人気飲食店と、散策途中に休憩するのにピッタリな人気のカフェを紹介しよう。
1. 村民食堂
星野リゾートが手がけるレストラン『村民食堂』は、「この美しい村・軽井沢を訪れる人々をおいしくもてなすカジュアルダイニング」というコンセプトを有している。
信州の旬の素材をふんだんに使った料理を、気取りなく味わえるのが魅力。
昼は定食メニューが中心、夜はアラカルト料理を信州のお酒とともに味わうのもおすすめだ。
2. せきれい橋川上庵
軽井沢の人気スポット「ハルニレテラス」にあるそば処。
川上庵は旧軽井沢のほか、麻布や青山にも店を構える人気店。その日に必要な分だけを特注の石臼で自家製粉したそばを味わえる。
粗挽きの二八そばは、国産大豆100%の醤油で造った辛めのつゆにも負けない豊かな風味と喉ごしが特徴。
3. 丸山珈琲 ハルニレテラス店
星野リゾートが運営する軽井沢星野エリアの“小さな街”ハルニレテラスの中にオープンした丸山珈琲の4号店。
バイヤー丸山自ら海外の生産地に赴き、試飲で味を確認、高品質の珈琲豆をオークションや優良農園から買付けたこだわりのコーヒーが常時20種類ほど楽しめる。
春楡の大樹をイメージした、店舗限定の「ハルニテラスブレンド(中深煎り)」は、オレンジやナッツの風味が味わいの特徴。
白糸の滝に関するよくある質問
Q
白糸の滝の入場料はいくら?
入場料はかかりません、無料です。
Q
白糸の滝のライトアップはいつ開催されているの?
夏と冬、それぞれ7月の下旬から8月の下旬。12月中旬から2月中旬にかけて行われます。
まとめ
国内だけではなく、海外からの観光客も多く訪れる人気スポット「白糸の滝」。
四季折々の自然景観はもちろん、ライトアップされた幻想的な景色や周囲の自然を満喫できるトレッキングも楽しめる。
この記事を参考に「白糸の滝」の魅力を、ぜひ満喫してほしい。
軽井沢をもっと満喫したい方は、軽井沢の観光スポットを詳しく紹介している、こちらの記事も参考にしよう。