日本で3本の指に入る景勝地!宮島の厳選観光スポット17選

日本で3本の指に入る景勝地!宮島の厳選観光スポット17選

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筆者 : GOOD LUCK TRIP

日本三景のひとつである景勝地「宮島」。
嚴島神社」と「弥山」が織りなす、神秘的で雄大な景色は格別の美しさだ。
もちろん、それ以外にも「宮島」には魅力的な観光スポットやグルメ、宿泊施設が溢れている。
この記事では「宮島」の観光スポットやグルメ、宿泊施設などを紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

目次

宮島ってどんなところ?

広島県廿日市市に位置する「宮島」。
瀬戸内海に浮かぶ周囲約30km、楕円形の美しい島だ。
正式名称は「厳島」だが「お宮(厳島神社)がある島」ということから、「宮島」と呼ばれるようになった。
広島から「宮島」への主な移動手段はフェリー で、1,400人余りの島民が暮らしている。
「厳島神社」や「弥山」と共に世界文化遺産に登録されている、広島を代表する観光地だ。
豊かな自然と多くの文化財が織りなす美観は、宮城県の松島・京都府の天橋立と並ぶ、日本三景の一つにも挙げられている。
牡蠣や穴子を活かした絶品海鮮グルメも、「宮島」が人気のひとつの理由だ。

宮島の絶景を満喫するためにこの記事をしっかり読み込もう
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宮島のおすすめの観光シーズンは?

「宮島」を訪れるなら秋がおすすめ。
島の約14パーセントが世界遺産文化区域として登録されている「宮島」には、紅葉狩りの名所が点在している。
見頃は11月中旬から下旬で、この時期ならではの景色を満喫できる。
「揚げもみじ饅頭」を片手に、秋の「宮島」をのんびり散策してみてはいかがだろうか。

宮島の季節ごとの着衣例

  • 春(3月 - 5月): 軽めのジャケットおよび薄手のセーター
  • 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
  • 秋(9月 - 11月): 軽めのジャケット、コート
  • 冬(12月 - 2月): コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット

宮島への移動方法は?

大都市である東京や大阪から「宮島」へのアクセスをご紹介。
基本的には広島駅を経由して、「宮島」にアクセスするため、
・大都市から広島駅までのアクセス
・広島駅から宮島までのアクセス
に分けて紹介しよう。

広島駅までのアクセス

東京
1. 「羽田空港」から「広島空港」まで約1時間25分
2. 「広島駅」までリムジンバスに乗車し45分で到着
大阪
「新大阪駅」から「広島駅」まで「JR山陽新幹線」に乗車して1時間25分

広島駅から宮島までのアクセス

経路
1. 「広島駅」から「JR山陽本線 岩国行き」に乗車し、「宮島口駅」で下車
2. 「宮島口駅」から徒歩で「宮島口桟橋」へ
3. 「宮島口桟橋」からフェリーに乗船し、約10分で到着
所要時間
約50分

宮島観光の主要交通手段

宮島は古くからの街並みを残しているため、道路が狭く路地が多いのが特徴。
車両通行禁止区域も多いため、基本的には徒歩とタクシー・レンタサイクルを組み合わせての移動になる。人力車を活用するのもお勧めだ。

宮島の自然と歴史文化を満喫できる観光スポット9選

瀬戸内海に浮かぶ美しい島「宮島」。
その歴史的建造物と自然が織りなす景観は、日本三景のひとつに数えられる。
そんな魅力たっぷりな「宮島」を満喫するために、必ず訪れてほしい観光スポットを紹介しよう。

1. 嚴島神社

神の島と呼ばれる厳島に建てられた嚴島神社。
推古天皇元年(593年)に、佐伯鞍職により創建されたのがはじまりと伝えられている。
「市杵島姫命」、「田心姫命」、「湍津姫命」の三女神が祀られている。
多くのご利益を授けてくれる事で有名であり、三女神は海の神、交通運輸の神、財福の神、技芸の神として信仰されている。

平成8年に世界遺産に登録された神社
平成8年に世界遺産に登録された神社

2. 宮島弥山 大本山 大聖院

広島県・宮島一の歴史を持つ寺院で、開祖は大同元年(806)。
弘法大師が唐から帰った後、宮島に渡り弥山で修行をして開祖したと伝わる。
霊峰・弥山には弘法大師の足跡を残す遺跡が各所に点在するが、「大聖院」がそれらを統括する大本山だ。

弘法大師が開創した、宮島で最も古い歴史を持つ名刹
弘法大師が開創した、宮島で最も古い歴史を持つ名刹

3. 宮島水族館『みやじマリン』

世界遺産・嚴島神社の島として知られる宮島の水族館。
嚴島神社出口から徒歩約5分の距離にあり、観光ルートにも組み込みやすい。歴史ある宮島の景観に配慮した、瓦屋根の和風建築が印象的だ。
館内では380種・15,000点以上の魚や哺乳類などの海生生物を展示。瀬戸内海に生息するスナメリの水槽をはじめ、宮島の干潟や広島の里山風景を再現したゾーンなど地元関連の展示が充実。

世界遺産の島・宮島で水の生き物たちとふれあえる水族館
世界遺産の島・宮島で水の生き物たちとふれあえる水族館

4. 紅葉谷公園

宮島を代表する一大紅葉スポット。
例年11月中旬~下旬にかけての紅葉シーズンになると、園内にある約700本もの紅葉が艶やかに色づく。
樹木の品種としては、真っ赤に色づくイロハカエデが約560本と最も多く、次いで大きな葉が特徴のオオモミジが約100本、その他ウリハダカエデやヤマモミジが約40本と続く。

世界遺産・宮島にある紅葉の名所
世界遺産・宮島にある紅葉の名所

5. 宮島表参道商店街

宮島名物の店が立ち並ぶ、島で一番賑やかな通りが「宮島表参道商店街」。
「嚴島神社」の大鳥居へと続く約350mのアーケード商店街に土産物店や民芸品の店、宮島グルメが味わえる食事処などが軒を連ねる。
宮島らしいお土産やグルメの店がぎゅっと集まっているので、宮島を訪れたらまずこの商店街を歩いてみるのがおすすめ。

宮島を訪れたらまず歩きたい、賑やかなメインストリート
宮島を訪れたらまず歩きたい、賑やかなメインストリート

6. 亀居山放光院大願寺

宮島の嚴島神社に隣接する真言宗の古刹。
開基は不明だが、建仁年間(1201-1204)の僧である了海が再興したと伝えられる。
御本尊は、日本三大弁財天の一つに数えられている「嚴島弁財天」。
金運や商売繁盛はもちろん、交通安全や恋愛成就、技芸上達など幅広い御利益があるとされる福徳の仏だ。

文化財を多数有する宮島のパワースポット
文化財を多数有する宮島のパワースポット

7. 宮島ロープウエー

標高535mと島内最高峰の弥山は、古来より島全体が信仰の対象となってきた宮島の中でも特に聖域として崇められてきた場所。
宮島ロープウエーを利用すれば、合計乗車時間約15分で標高433mに位置する獅子岩駅まで行くことができる。
獅子岩駅から山頂までの道のりは、瀬戸内の風景を一望できる山頂の展望台をはじめ、古刹や奇岩など見どころ満載。

世界遺産・宮島の聖域である弥山登山を快適に楽しめるロープウエー
世界遺産・宮島の聖域である弥山登山を快適に楽しめるロープウエー

8. 弥山

古くから「神の島」として深い信仰を受けてきた広島県の離島・宮島のほぼ中央部に位置する弥山。
弘法大師が806年に開創して以来山岳信仰の霊峰として崇められ、今なお手つかずの自然が残る弥山原始林は「嚴島神社」とともに世界遺産に登録されている。

古くから信仰を受ける霊峰の山頂から、瀬戸内の絶景を眺める
古くから信仰を受ける霊峰の山頂から、瀬戸内の絶景を眺める

9. 宮島伝統産業会館

宮島の伝統と歴史を体感できる体験型観光施設。
宮島の伝統工芸品である杓子やロクロ細工、宮島彫りのお盆や宮島土鈴などの宮島細工が展示・販売されており、気軽に立ち寄ることができる。

宮島の伝統工芸品を見て作って五感で体感
宮島の伝統工芸品を見て作って五感で体感

ご当地グルメを味わえる!宮島で人気の飲食店5選

宮島といえば牡蠣とあなごのグルメは外せない。
その他にも宮島ならではのグルメも多く、観光の合間の食事もしっかり楽しんでほしい。
今回は訪れるべき人気の飲食店を紹介しよう。

1. 牡蠣屋

嚴島神社へと続く宮島表参道商店街の中心地にある牡蠣料理専門店「牡蠣屋」。
広島名物である牡蠣の中でも最高クラスの品質を誇る「地御前産かき」を使用。
牡蠣の味に自信があるため、シンプルな味付けで提供している。

お洒落な空間で、上質な牡蠣とワインを堪能できる牡蠣料理専門店
お洒落な空間で、上質な牡蠣とワインを堪能できる牡蠣料理専門店

2. あなごめし うえの 宮島口本店

宮島口にある「あなごめし うえの」は創業明治34年(1901)の老舗。
創業者の上野他人吉氏が考案し、駅弁として発売した「あなごめし」が名物の人気店だ。
肉厚の穴子をじっくりと焼き上げ、創業以来継ぎ足す秘伝のタレで仕上げた「あなごめし」は絶品。

宮島口で行列のできる老舗の名物は、弁当もお店の味も絶品の「あなごめし」
宮島口で行列のできる老舗の名物は、弁当もお店の味も絶品の「あなごめし」

3. 伊都岐珈琲 宮島

広島県・宮島にある唯一のスペシャルティコーヒー専門店。
高品質で貴重なスペシャルティコーヒーのみを調達し、自家焙煎して提供する。
コーヒーの味を大きく左右する豆の鮮度にとくにこだわっており、新鮮な豆をオーナー自ら毎朝自家焙煎している。

宮島で唯一スペシャルティコーヒーを自家焙煎するコーヒースタンド
宮島で唯一スペシャルティコーヒーを自家焙煎するコーヒースタンド

4. 焼がきのはやし

宮島のフェリー乗り場から嚴島神社までの道の途中にある宮島表参道商店街。
その中ほどに店を構える「焼がきのはやし」は創業から75年以上に渡って続く焼きがき発祥の店。

厳選された素材と熟練の技が生み出す絶品かき料理を味わえる「焼がき」発祥の店
厳選された素材と熟練の技が生み出す絶品かき料理を味わえる「焼がき」発祥の店

5. 紅葉堂 本店

宮島の玄関口、宮島桟橋から世界遺産・嚴島神社へと通じる表参道商店街に位置する老舗和菓子店。
明治45年(1912)の創業から100年以上、宮島のみならず広島を代表する銘菓、もみじ饅頭などを販売する名店だ。

宮島散策のお供に人気の『揚げもみじ®』で知られる老舗和菓子店
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絶景を眺めながら優雅な時間を過ごせる!宮島でお勧めの宿泊施設3選

せっかく宮島に泊まるなら、世界遺産や豊かな自然を満喫できるホテルに泊まろう。
これから紹介する3つのホテルなら、宮島の絶景や天然温泉を存分に満喫できる。

1. ホテル宮島別荘

2017年、宮島桟橋から徒歩1分の好立地に誕生した和モダンなホテル。
島で120年以上の歴史を誇る旅館「錦水館」がプロデュースしており、自分の別荘のようにくつろげる「大人のための宮島の我が家」がコンセプト。
オーシャンビューやロフト付き、ビューバスルームなど部屋ごとに特徴が異なり、何度訪れても新鮮な気分で滞在を楽しめる。

宮島でリゾートステイを! 別荘感覚でくつろげる大人の和モダンなホテル
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2. 宮島潮湯温泉 錦水館

嚴島神社まで徒歩約3分の好立地にたたずむ、明治35年(1902)創業の老舗旅館。
宮島では珍しい天然温泉が敷地内に湧出している。
宮島ならではの伝統や歴史を重んじつつ、2023年2月には1日1室限定の半露天温泉付き客室や、宮島唯一のルーフトップラウンジを新設するなど、常に進化を続けている。

世界遺産の島で、天然温泉にくつろぐ優雅なステイ
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3. 厳島いろは

宮島桟橋から歩いて5分、表参道商店街のすぐ目の前にある「厳島いろは」は、旅館やホテルといった既存の宿泊施設が持つイメージを覆す新たな宿。
木材や石、和紙など天然素材が使われ、個性豊かなデザイナーズチェアが並ぶ館内は洗練された上質な空間。
注目は2022年のリニューアル時に新設された、趣の異なる2つのスイートルーム。

洗練されたモダンジャパニーズの非日常空間で過ごせるくつろぎの宿
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宮島に関するよくある質問

Q

宮島と厳島は同じ島?

A

同じ島です。厳島が正式名称で、通称が宮島です。

Q

宮島はどこにあるの?

A

広島にあります。廿日市市にある宮島口桟橋からフェリーに乗ってアクセスできます。

まとめ

日本ならではの美しい景色を見たいなら、1度は訪れてほしい景勝地「宮島」。
瀬戸内海の自然や世界文化遺産を満喫できるだけでなく、古くからの街並みや文化も楽しもう。
「宮島」以外にも広島には、思わず写真を撮りたくなるような絶景スポットや秘境など、様々な観光スポットがある。
広島観光の予定がある方は、広島の定番観光スポットやグルメなどを紹介している、こちらの記事も参考にしてほしい。