雄大かつ美しい田園風景が魅力!富良野の人気観光スポット10選
北海道の「富良野」は田園風景が広がり、雄大な自然景観を満喫できる場所として人気がある。
花畑が多く、四季折々の花々を鑑賞できるが、特に有名なのは6月下旬から7月下旬に見頃を迎えるラベンダー畑。
辺り一面に広がる紫の絨毯を敷き詰めたような景色は圧巻の美しさだ。
この記事では「富良野」の魅力をはじめ、お勧めの観光シーズンや人気観光スポットなどを紹介していく。
ここで紹介する観光スポットを巡れば、雄大で美しい「富良野」の自然景観を満喫できるはずだ。
ぜひこの記事を参考にして、「富良野」を巡ってほしい。
目次
富良野ってどんなところ?
「富良野」は日本の最北、北海道の中心部に位置する。
周囲を山々に囲まれた「富良野」は盆地であるため、1日や年間での気温差が激しい。
その地形と気候を活かした農作物は全国的に人気であり、メロンや玉ねぎは特に有名だ。
醸造用ぶどうの栽培も有名で、「ふらのワイン」として全国でも高い人気を集めている。
他にもオムカレーやチーズなどの乳製品を使用したグルメも人気で、「富良野」は味覚でも楽しめる場所だ。
花畑が多い「富良野」で6月下旬から7月下旬に見頃を迎える、ラベンダー畑は必見。
紫のコントラストが辺り一面に広がる絶景は、「富良野」でしか見られない。
加えて、「富良野」で忘れてはいけないのはスキーの街でもあること。
冬には安定して良質な雪が降り、ウィンタースポーツも盛んだ。
全身で「富良野」の自然を感じられるので、スキーも楽しんでみてはいかがだろうか。
富良野のおすすめの観光シーズンは?
観光で「富良野」を訪れるなら、春から夏にかけてがお勧め。
気候的に過ごしやすい日が多く、美しい花々が咲き誇る時期だからだ。
特に6月下旬から7月下旬のラベンダー畑は、「富良野」を代表する絶景のひとつ。
想像以上のスケールで広がる紫の絨毯は美しく華やかで、共に見える山々からも「富良野」の雄大な自然を感じられるだろう。
富良野の季節ごとの着衣例
- 春(3月 - 5月):ダウンジャケット、コート、厚手のセーター、マフラー、手袋
- 夏(6月 - 8月): 半そで、長袖シャツ、薄手のセーター
- 秋(9月 - 11月):コート、ジャケット、セーター
- 冬(12月 - 2月): ダウンジャケット、コート、厚手のセーター、マフラー、手袋
富良野への移動方法は?
東京の「羽田空港」から飛行機で北海道の「旭川空港」に向かい、「旭川空港」からはバスで「富良野」へ行くのがお勧めのルート。
2時間30分から3時間ほどでアクセスできる。
大阪や名古屋といった大都市からも、飛行機で「旭川空港」へ向かうのがお勧めだ。
「旭川空港」には国際線もあるため、海外からのアクセスも便利。
富良野観光の主要交通手段
観光スポットによっては徒歩圏内で巡れる場所もあるが、バスなどを使った方が便利で余計な体力を使わずに済むだろう。
可能であれば、レンタカーを借りるのがお勧め。
小回りの利いた移動ができるので、より効率的に観光スポットを巡れるはずだ。
「富良野」や北海道の広大な大地をドライブするのは気持ちが良いので、お勧めしたい。
富良野の人気観光スポット7選
「富良野」には、四季折々で美しい花々が咲く花畑がたくさんある。
7月前後に見頃を迎えるラベンダー畑は特に有名で、紫の絨毯が敷き詰められたような景色が広がる。壮大かつ華やかな景観は「富良野」でしか見られない。
もちろん、「富良野」ではラベンダー畑以外にも、様々な絶景を見られる。
「富良野」を訪れるなら、これから紹介する人気の観光スポットを軸に観光してほしい。
1. ファーム富田
大スケールで広がる優美なラベンダー畑で有名な北海道中富良野町にある観光農園。
壮大なラベンダー畑のほか、紫のラベンダーに白のカスミソウに赤のポピーなど、鮮やかな花の帯がなだらかな斜面のキャンバスに描かれる「彩りの畑」が代表的存在。
2. 北星山ラベンダー園
冬にはスキー場として人気を集める中富良野町のシンボル、北星山。
その中腹には町営のラベンダー畑が作られ、夏になると美しい花々を楽しむことができる。4種類のラベンダーが栽培されており、見頃は7月中旬~8月上旬。
一般的な紫の品種はもちろん、山頂展望台付近では秋田県美郷町から贈られた白いラベンダー「美郷雪華」も花を付ける。
3. 日の出公園ラベンダー園
約4.2haの敷地に広がるラベンダー畑が人気の公園。
6月下旬から7月下旬にかけて丘陵地全体がラベンダーで埋め尽くされ、風に揺れる鮮やかな紫色の花と爽やかな香りを楽しめる。
遅咲きのオカムラサキという品種が中心に植えられており、シーズン終盤に訪れても観賞できるのもポイントだ。
4. ジェットコースターの路
北海道・富良野のほとんど民家がない無番地の土地に、約4㎞にわたって緩やかな道から一気に急降下、そして急上昇するジェットコースターのような道がある。
十勝岳連峰を遠くに望み、周囲には田園風景が広がる。
北海道に来て一番ここが良かったという人も多いほどの、人気の観光スポットになっている。
5. 深山峠アートパーク
上富良野と美瑛の町境に位置する深山峠の国道沿いにある「深山峠アートパーク」は遊び心が詰まった複合施設。
施設の中心となるのは平面なのに飛び出して見える作品や角度によって見え方が変わる作品など不思議なトリックアートを集めた「トリックアート美術館」。ただ見るだけでなく、触れたり作品と一緒に写真に写ったりと楽しみ方自由な体験型ミュージアムだ。
6. かんのファーム
旭川市から美瑛町や富良野市を通り占冠村まで続く国道237号は、広大な地形を生かした多くの花畑が点在することから「花人街道」の愛称で親しまれる人気のスポット。
こちらの「かんのファーム」も国道237号沿いにあり、季節の花を楽しめる入園無料の観光農園だ。
サルビアやクレメオ、コキアなど、開園期間中である6月中旬から10月中旬にかけて30種類以上が咲く花の中でも特に人気なのが早咲きから遅咲きまで数種類が植えられたラベンダー。
7. パッチワークの路
美瑛の市街地を挟んで北西側に広がる広大な丘陵地帯は「パッチワークの路」と呼ばれ、北海道の観光パンフレットやCMなどでおなじみのビュースポット。
さまざまな農作物が区画ごとに植えられている様子がまるでパッチワークのように見えることからこの名が付けられた。
富良野の定番ショッピングスポット3選
「富良野」には、北海道ならではの雑貨やグルメを購入できるスポットがたくさんある。
特に「六花亭」のバターサンドは全国のお店や物産店などで販売されるほど、有名かつ人気の商品。
「富良野」を観光するなら、ぜひこれから紹介するショッピングスポットへ訪れてほしい。
1. ニングルテラス
北海道・富良野市にある「新富良野プリンスホテル」から歩いて2分の位置にあるショッピングエリア。
「ニングル」とは、脚本家倉本聰氏の舞台『ニングル』に登場する、北海道の森に住む身長15cmくらいの「森の知恵者」のこと。
童話に出てきそうな美しい森の中には、15棟のログハウスが立ち並び、それぞれ自然をモチーフにしたクラフト作品を販売している。
2. カンパーナ六花亭
大雪山連峰を望む2万4,000坪の丘陵地に広がるぶどう畑。
その中に佇む「カンパーナ六花亭」は「マルセイバターサンド」や「チョコマロン」などで知られるお菓子メーカー・六花亭の店舗兼カフェ。
喫茶室を兼ねる店内は開放的なガラス張りの造りが印象的。十勝岳を一望できる抜群のロケーションの中でショッピングやお茶の時間を満喫できる。
3. フラノマルシェ2
富良野はラベンダー畑やドラマのロケ地としても有名だが、農作物の栽培や畜産業も盛ん。
そんな“食材の宝庫”富良野の野菜や果物を使ったローカルグルメを食べられる場所「フラノマルシェ」が拡大しできたのが、「フラノマルシェ2」だ。
富良野観光に関するよくある質問
Q
富良野の名物グルメは?
オムカレーやチーズを使用した乳製品、メロンなどが名物です。
Q
富良野から美瑛までどれくらいかかる?
JR富良野線を使って40分ほどかかります。
Q
富良野のラベンダーの見頃は?
スポットにより多少異なりますが、6月下旬から7月下旬です。
まとめ
この記事では、「富良野」で人気の観光スポットやお勧めの観光シーズンなどを紹介してきた。
盆地の気候を活かした美味しい農作物と、ラベンダー畑を筆頭とする美しい自然景観が「富良野」の魅力だ。
この記事で紹介したスポットを巡ってもらえれば、北の大地と称される北海道や「富良野」が持つ雄大な自然を存分に満喫できるはず。
また、オムカレーやワインなど「富良野」の名物をグルメからも楽しめるだろう。
北海道を訪れるなら、知っておきたい観光スポットは以下の記事でも紹介している。
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