桜咲く自然豊かな風景を堪能!名古屋の人気お花見スポット8選
「名古屋城」や「名古屋港水族館」、「レゴランド・ジャパン」などバラエティに富んだ観光スポットや名古屋グルメが魅力の「名古屋」。
公園や日本庭園などで見られる自然景観も魅力のひとつで、都市部ながら自然豊かな景色の中で咲き誇る桜を楽しめる。
この記事では、そんな「名古屋」で人気の花見スポットと桜の見頃を紹介する。
「名古屋」で花見を満喫するために、ぜひこの記事を参考にしてほしい。
目次
名古屋の桜開花予想
名古屋の桜の見頃は、以下の表を参考にしてほしい。
過去の開花日と満開日の平均であるため、ある程度前後すると考えておこう。
名古屋市内なら花見スポットによって見頃が大きく変わらないため、満開の時期に桜の名所を巡れば、どのスポットでも最も美しい時期に桜を見られるのも嬉しい。
- 開花日
- 3月17日
- 満開日
- 3月27日
参考:気象庁 さくらの開花状況
参考:気象庁 さくらの満開状況
【2024年】名古屋の桜開花予想
2024年4月4日に気象情報会社が「ウェザーマップ」で発表した、2024年の開花・満開予想日は以下の通り。
名古屋の桜の見頃は4月2日〜4月9日ごろ。
- 開花日
- 3月28日
- 満開日
- 4月9日
- 見頃
- 4月2日〜4月9日
歴史と自然豊かな景観を桜が彩る!名古屋の花見・桜の名所8選
「名古屋」で人気の花見スポットを例年の見頃も交えて紹介しよう。
春に「名古屋」を観光するなら、ぜひこれから紹介する花見スポットへ足を運んでほしい。
1. 桜で彩られる名古屋のシンボル「名古屋城」
江戸幕府を開いた徳川家康の命により、江戸時代初期に築かれた日本最大級の城郭。5重の屋根がある天守閣の頂には雌雄2体の金鯱が輝いており、名古屋のシンボルとなっている。
内部は室町時代から江戸時代に活躍した絵師の集団、「狩野派」による障壁画に彩られ美しい。
そんな名古屋城内には、ソメイヨシノなど10種類の桜が約1,000本植えられている。
cを一緒に鑑賞することで、日本ならではの風情を存分に感じられるはずだ。
迫力のある名古屋城と繊細な桜の美しさが対照的で趣深く、日本でしか見られない景色のひとつと言える。
また、「名古屋城桜まつり」の期間中にはライトアップも行われ、桜と名古屋城が幻想的な雰囲気に包まれる。
- 桜の見頃(例年)
- 3月下旬〜4月下旬
2. 多種多様な花々と桜を1箇所で楽しめる「名城公園」
約80haの広大な敷地に広がる総合公園。季節の花々が咲く花壇や芝生広場、名古屋城が一望できるおふけ池、野球場などのスポーツ施設などがあり、名古屋市民憩いの場となっている。
名城公園フラワープラザには、自然光を採り込んだ明るい雰囲気のアトリウムやサニールームがあり、花や緑に関係したさまざまな展示会を開催している。
また、花に囲まれながらティータイムを過ごせるカフェも併設。
「名城公園」内には2,800本ほどの桜が植えられており、季節ごとの多種多様な花々が見られる。
桜と同じ時期に見頃を迎えるチューリップはぜひ楽しんでもらいたい。
広い敷地の中で自然豊かな景観と共に見る桜は風流があり、癒しの時間になるはずだ。
園内の桜越しに見る名古屋城も壮大なのでお勧め。
- 桜の見頃(例年)
- 3月下旬〜4月上旬
3. さくらの名所100選にも選ばれた「鶴舞公園」
名古屋市が設置した最初の公園として1909年に開園し、2019年には開園110周年を迎えた名古屋を代表する総合公園。
ローマ様式の大理石柱に岩組みという和洋折衷式の噴水塔やイタリアルネサンス風の奏楽堂など、歴史を感じさせるモニュメントやランドマークが園内の随所に見られる。
「さくらの名所100選」にも選定されており、春は大勢の花見客でにぎわいを見せる。
夜はライトアップも実施されとても美しい。竜ヶ池の水面に浮見堂と桜が映る様子も趣がありお勧めだ。
- 桜の見頃(例年)
- 3月下旬〜4月上旬
4. 多種多様な桜を長い期間楽しめる「名古屋市東山動植物園」
約60万㎡の敷地内に動物園や植物園、遊園地などがある、一日では回りきれないほどスケールの大きい動植物園。
特に約450種の動物を展示する動物園には園のシンボル的存在のコアラをはじめ、人気者がたくさん。
展示方法にも趣向を凝らしており、楽しく見学できる。
そんな「名古屋市東山動植物園」の植物園にある「桜の回廊」では、約100種類の桜が1,000本ほど集められている。
早咲きや遅咲きなど幅広い種類の桜を集めているため、他の桜の名所と比べて長い期間、桜を楽しめる。
頭上を覆うように咲き誇る桜は圧巻で、ぜひお気に入りの品種を探してみてほしい。
「宵の八重桜桜さんぽ」ではヤエザクラを中心にライトアップが行われ、神秘的な桜の世界を楽しめる。
- 桜の見頃(例年)
- 4月上旬
5. 日本情緒漂う桜の名所「白鳥庭園」
中部地方の地形をモチーフにして作庭された、池泉回遊式日本庭園。
敷地面積は3.7haと東海地方最大級の規模を誇る。築山を御嶽山に見立て、そこを源流とする木曽川が寝覚の床の渓谷へと下る様子など、中部地方の自然美が描写されている。木曽川の流れが穏やかになり揖斐川・長良川と分流する風景はスケールが大きく、イマジネーションを膨らませながら庭園を散策すると楽しい。
庭園内ではシダレザクラやヤマザクラなど、30本ほどの桜が見られる。
日本ならではの美を感じられる庭園の風景に、鮮やかな桜が見事に調和している。
白やピンクなど桜の色彩も様々で、華やかで洗練された庭園の様子を楽しめるのが魅力だ。
日本らしい景観を見たいなら、ぜひ訪れてみてほしい。
- 桜の見頃(例年)
- 3月下旬〜4月上旬
6. 川沿いに咲き誇る美しい桜が魅力の「山崎川」
「山崎川」は千種(ちくさ)区に位置する「猫ヶ洞池(ねこがほらいけ)」を源とし、「名古屋港」へ流れる河川。
現在は「石川橋」から「落合橋」までの2.5kmで、600本ほどのソメイヨシノが見られる。
流れる水と緑の草木、ピンクや白に色づく桜の景観は風情があって美しく、癒しの時間になるはずだ。
山崎川の桜は「日本さくら名所100選」にも選ばれており、期間限定でライトアップも行われる。
暗闇の中に浮かぶ桜は幻想的で美しく、日本ならではの景色のひとつだ。
フォトスポットもたくさんあるので、ぜひ散歩しながら見つけてみてほしい。
- 紅葉の見頃(例年)
- 3月下旬〜4月上旬
7. 桜まつりも開催される桜の名所「荒子川公園」
「荒子川公園」は名古屋市港区にあり、「荒子川」の両岸に広がる総合公園。
1,000本ほどの桜によるトンネルが見どころで、桜に包まれるような感覚を味わえる。
天気が良ければ桜が水面に反射する様子も見られるので、絶好のフォトスポットになるはずだ。
見頃の時期には「荒子川公園 さくらまつり」が開催され、コンサートやキッチンカーによる出店で大きな賑わいを見せる。
期間中はライトアップも見られ、昼間とは違う落ち着いた印象の桜が楽しめる。
- 紅葉の見頃(例年)
- 3月下旬〜4月上旬
8. 圧巻の美しさを誇る桜並木が魅力「東谷山フルーツパーク」
「東谷山フルーツパーク」は名古屋市守山区に位置する、「東谷山」の麓にある。
多目的な農業公園で、1,000本ほどの果樹が栽培されている果樹園や熱帯地方の珍しい果樹を観察できる温室、果物に関する展示が魅力の「くだもの館」などがある。
園内には1,000ほどの桜が植えられており、特にシダレザクラの名所として人気がある。
シダレザクラの並木道は圧巻の美しさで、他の桜よりも近い距離感にあるのが魅力。
他のスポットでは見られない、風情と儚さを感じるような特別感のある光景が見どころだ。
- 紅葉の見頃(例年)
- 4月上旬~4月中旬
名城かつ桜の名所である「犬山城」にも足を伸ばしてみよう
愛知県犬山市にある名城「犬山城」は、桜の名所としても有名。
全国で5つのみの国宝に指定されている天守は、現存最古といわれ前期望楼型天守の特徴を備えている。
室町時代の1537年、織田信長の叔父、織田信康によって建てられたといわれる。後方を木曽川に守られた小高い山の上に建つ「後堅固の城」。
城下町と一体となり、交易や政治、経済の要衝として重要な拠点となった。
「犬山城」には30本ほどの桜があり、すぐ近くの「木曽川」沿いを含めると400本に及ぶ。
白を基調に彩られた桜越しに見る犬山城はとても風情があり、日本らしい景観を存分に楽しめる。
「名古屋」のみならず、愛知県を代表する桜の名所と言える。
名古屋駅から約30分でアクセスできるため、「名古屋」市内で桜の名所巡りするなら、ぜひ犬山城にも訪れてほしい。
名古屋の桜の名所に関するよくある質問
Q
名古屋の桜の見頃は?
桜の種類などによって異なりますが、3月下旬から4月上旬がほとんどです。
Q
名古屋で桜まつりが行われるスポットは?
名古屋城や鶴舞公園、荒子川公園などで行われます。
まとめ
この記事では「名古屋」で人気の花見スポットと桜の見頃を紹介してきた。
庭園や川などの自然景観と美しい桜の調和が、「名古屋」の花見スポットの魅力だ。
桜まつりなどの花見イベントも豊富で、「名古屋」の名物グルメと桜を同時に楽しめる。
春に「名古屋」へ訪れるなら、ぜひ桜の名所を巡ってほしい。
「名古屋」を観光するなら、観光スポットを厳選して紹介している以下の記事も参考にしよう。