目黒川沿いを中心に観光・買い物・グルメを満喫!目黒の人気スポット19選
桜の名所として知られる目黒川を中心に、洗練されたショップと飲食店が集まる街「目黒」。
新宿や渋谷といった繁華街とは違い、落ち着いた雰囲気の中で観光を楽しめる。
美術館や神社仏閣も多く、東京の歴史文化、芸術も満喫できるだろう。
この記事では、目黒の人気観光スポット・ショップ・飲食店を中心に、目黒の魅力を紹介する。
渋谷から5分以内でアクセスできるので、記事を参考に目黒にも足を伸ばしてみてはいかがだろう。
目次
目黒ってどんなところ?
東京の南西部、北は渋谷・東は品川に接する目黒区。
人気の高い飲食店や最先端のショップ、個性的なショップが集まる、洗練された上品な雰囲気が漂う街だ。
人気お花見スポットでもある「目黒川」の流れる地域としても知られている。
美術館や民藝館などの文化施設のほか、神社仏閣もあり、歴史と文化を感じられるスポットも多い。
様々な文化が混ざり合い、最先端の流行を感じられる地域でありながら、目黒川沿いでは自然を感じられるため、目黒川沿いをゆっくり散策しながら、色んな飲食店やショップ、観光スポットを巡るのがお勧めだ。
また、目黒川沿いから少し離れた地域の「自由が丘」も同じ目黒区内であり、地元に根付いた商店街やショップ、人気の飲食店が集まっているので、併せて足を運んでみよう。
目黒は渋谷方面や横浜方面からアクセスしやすく、東京の観光プランにも組み込みやすいだろう。
目黒のおすすめの観光シーズンは?
目黒を観光するなら、桜が見頃を迎える春に訪れてほしい。
東京屈指の桜の名所である、目黒川沿いには約4kmに渡って800本ほどの桜が咲き誇る。
夜間には桜のライトアップが行われ、川沿いに多くの屋台が立ち並ぶ。目黒観光と併せて花見を楽しもう。
目黒の季節ごとの着衣例
- 春(3月 - 5月): 軽めのジャケットおよび薄手のセーター
- 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
- 秋(9月 - 11月): 軽めのジャケット、コート
- 冬(12月 - 2月): コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット
目黒への移動方法は?
東京都内の各主要駅から「中目黒駅」までの移動方法と所要時間を、以下の表にまとめた。
目黒には様々な駅があるものの、目黒川を中心に観光するなら「中目黒駅」がお勧めだ。
横浜駅からも約35分と、横浜方面からのアクセスも良好。
- 東京駅から
- 東京メトロ丸の内線と日比谷線を乗り継ぎ約30分
- 新宿駅から
- JR埼京線と東急東横線を乗り継ぎ約20分
- 上野駅から
- 東京メトロ銀座線で約40分
- 品川駅から
- JR山手線と東京メトロ日比谷線を乗り継ぎ約20分
- 渋谷駅から
- 東急東横線で約5分
目黒観光の主要交通手段
目黒を観光する場合の主な交通手段は、電車と徒歩となる。
多くの飲食店やショップが集まる中目黒・自由が丘のエリア内は徒歩で観光、エリア間を移動する場合は電車を利用するのが一般的だ。
東京の歴史・文化・芸術を感じる旅へ!目黒の人気観光スポット8選
日本人にとってはおしゃれな街、上品で洗練されたイメージの街だが、実は歴史ある神社仏閣も多い。
また、ユニークな文化施設や美術館もあり、東京の歴史と文化、芸術を満喫できる。
目黒川沿いを中心に、ぜひこれから紹介する観光スポットも巡ってほしい。
1. 目黒川
目黒川は、東京都の世田谷区、目黒区、品川区を通り東京湾へと注ぐ河川。
東急田園都市線の池尻大橋駅付近から下目黒付近までの川沿い約4㎞に渡り約800本のソメイヨシノを中心とする桜並木が続く。
川沿いには個性的なカフェやレストランが立ち並ぶ、東京随一のおしゃれスポットだ。
2. 目黒寄生虫館
寄生虫を専門に扱う、世界的にも類を見ない研究博物館。
医学博士の亀谷了氏によって、寄生虫の研究と寄生虫病予防の教育・啓発のために創設された。
建物の1-2階が展示室になっており、約300点の液浸標本や関連資料を展示。
また、常設展示だけでなく様々な特別展示やイベントも随時行い、寄生虫の不思議さ、おもしろさを紹介している。
3. 大鳥神社
約1,200年の歴史を誇る東京・目黒区最古の神社で、創建は平安時代。
室町時代に描かれた最古の江戸の地図・長禄江戸図にも記されていて、この江戸図に記載があるのは9社のみであることから「江戸九社」に数えられている。
11月の酉の日に商売繁盛と開運招福を祈願して行われる「酉の市」でも有名で、浅草の酉の市と同様に起源は江戸時代までさかのぼる。
4. 東京都庭園美術館
昭和8年(1933)に建てられたアール・デコ様式の朝香宮邸を、1983年に美術館として開館。
2015年には本館、正門、茶室等が国の重要文化財に指定された。
フランスのガラス工芸家ルネ・ラリックによるガラスレリーフ扉のある正面玄関や、落ち着いた重厚感のある作りが目を惹く大広間など、館内は見ごたえのある空間となっている。
5. 泰叡山護國院 瀧泉寺(目黒不動尊)
大同3年(808)の創建と伝わる瀧泉寺は「目黒不動尊」として知られ、1200年あまりの歴史を持つ寺。
慈覚大師がお堂を建てる場所を決める際に法具を投じたといわれる場所から湧き出した水は「独鈷の滝」として、今も境内で見ることができる。
目黒不動尊の仁王門の手前に滝見茶屋があり、テーブル席・テラス席の他に畳の小上りもあり、くつろぎながらお抹茶やプリン、焼き芋などを食べられる。
6. 五百羅漢寺
「目黒のらかんさん」として多くの人に親しまれてきた五百羅漢寺。元禄8年(1695)に現在の江東区に建立され、明治20年(1887)に墨田区へ、明治41年(1908)に現在地へ移転した。
当初500体以上あったと伝わる羅漢像は、仏師でもあった松雲元慶禅師が江戸の町を托鉢して集めた浄財をもとに十数年の歳月をかけて彫りあげたもの。
305体が現存しており、木造釈迦三尊とともに東京都の有形文化財に指定されている。
7. 東京都写真美術館
日本初の写真と映像に関する美術館として1995年に総合開館。複合施設「恵比寿ガーデンプレイス」の一角に位置する。
展覧会は収蔵展、企画展が中心で、3つの展示室とホールで国内外のさまざまな写真・映像作品を紹介している。
所蔵する作品は36,000点以上(2022年3月時点)で、写真・映像の黎明期を伝えるものから現代作家による最新の作品まで体系的に網羅。
8. 熊野神社
ファッショナブルな街・自由が丘で氏神として古くから篤い信仰を受ける神社。
鎌倉時代に和歌山の熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)に参詣する「熊野詣」が庶民の間でも盛んになり、目黒地域からも熊野参詣の記録が発見されていることより、三山の分霊を拝受して祀ったのが創建の由来と言われている。
味だけでなく雰囲気も抜群!目黒の人気飲食店5選
ユニークかつお洒落な飲食店の多い目黒で、特に人気が高いお店を紹介しよう。
こだわりの食材を使用した絶品料理を味わえるのはもちろん、非日常的な空間で食事を楽しめるお店ばかりだ。
目黒を散策中、ふらっと立ち寄ってゆっくり休憩できるカフェもご紹介。
目黒観光の際、紹介したお店へぜひ立ち寄ってほしい。
1. 中目黒焼肉 登牛門
中目黒駅から徒歩2分にある、2023年11月オープンのスタイリッシュな焼肉店。
和牛本来の美味しさを最大限に届けるため、徹底的に考え抜かれたコースのみ提供している。
注目のコース内容は、上タン塩や、黒毛和牛の厚切りヒレステーキ、リブロースなど、選び抜かれた贅沢な美味しさを堪能できる全11品。
2. 鳥しき
「鳥しきICHIMON」の職人代表である池川義輝氏が、2007年に開いた焼鳥屋「鳥しき」。数々のメディアに取り上げられるほどの有名店であり、ミシュラン一つ星を10年以上獲得。「日本一予約の取れない焼鳥屋」とも言われている。
まず目を引くのは店の外観。一見すると焼鳥屋とは思えないような、風情のある雰囲気でゲストを迎え入れる。
3. ristorante scintilla(リストランテ シンティッラ)
センスが光るフラワーショップや、ユニークなテーマの本屋など、様々なジャンルの個性的な店が入る複合施設「the GARDEN」の地下一階に入る、隠れ家のようなファインダイニング。
料理に五感を集中してもらおうと、視覚情報を限りなく配したというブルーグレーのソリッドでシックな空間では、シェフ武笠裕一氏による洗練されたモダンで華やかな料理がいただける。
4. ONIBUS COFFEE 自由が丘
奥沢や八雲、中目黒にも店舗を構えるスペシャルティコーヒー専門店。
コロンビアやエチオピアなど生産地域の農家から直接買い付け自家焙煎した豆を使い、バリスタが淹れるコーヒーのおいしさで人気を集めている。
自由が丘グリーンロード沿いに2022年4月にオープンしたこちらは、木の温もりあふれるナチュラルなテイストと自由が丘らしい落ち着いた雰囲気が印象的だ。
5. パンとエスプレッソと自由形
表参道で人気のカフェ&ベーカリー「パンとエスプレッソと」の姉妹店。雲をイメージした流線型の壁が印象的な店内は、温かみのある木製のテーブル席や開放的なテラス席でくつろげる居心地のよい空間。
こちらで人気なのが、看板商品のキューブ型食パン「ムー」を使ったスイーツの数々。「ムー」の特徴であるバターをふんだんに使用したリッチな味わいを、ふわふわ食感のフレンチトーストや耳の部分で作るティラミスなどで楽しめる。
上質なアイテムに出会える目黒の人気ショッピングスポット4選
目黒の中でも多くのショップが集まる、中目黒駅と自由が丘駅周辺の人気ショップをそれぞれ紹介しよう。
中目黒には洗練された雰囲気のショップが多く、自由が丘はおしゃれでありつつも落ち着いた雰囲気のショップが多い。
中目黒駅と自由が丘駅は10分以内で移動できるため、両方のエリアでショッピングを楽しむのもお勧めだ。
1. トラベラーズファクトリー中目黒
旅に出る時に手に持って出かけたくなる「トラベラーズノート」を手掛ける「トラベラーズカンパニー」。
東京・中目黒の路地裏に佇む「トラベラーズファクトリー」は、かつての紙加工工場だった建物を同社がリノベーションし、トラベラーズノートのフラッグシップ店として2011年に誕生した。
2. 中目黒 蔦屋書店
平成28年(2016)にオープンした商業施設「中目黒高架下」にある書店。店内は、個性ある4つのゾーンで構成されている。
駅から一番近くにある「Meetゾーン」は、雑誌やコスメ、雑貨、ギフトなどが豊富。待ち合わせにも利用しやすいカウンター席にはUSB充電ポートが完備。
3. JIYUGAOKA de aone
2023年10月、自由が丘の学園通り沿いにオープンしたショッピングモール。イオンモールがこれまでに手掛けてきた従来の郊外型モールとは異なる、新たなコンセプトの都市型モールだ。
地下2階・地上4階建てのモール内にはレストランやカフェなどの飲食店をはじめ、食品物販、雑貨、インテリアなどライフスタイルを豊かにさせる27店舗が入居。
4. TODAY'S SPECIAL Jiyugaoka
自由が丘駅から北へと延びる学園通り沿いにある「食とくらしのDIY」をテーマにしたインテリアと雑貨の店。渋谷や新宿、二子玉川など都内を中心に、京都や神戸にも店舗を構える人気店だ。
1・2階の2フロアに渡り、食器やキッチン用品、食品、衣料品、文具など、こだわりの目線でセレクトされた上質なアイテムを揃える。
目黒に泊まるならココ!お勧めの宿泊施設2選
東京の繁華街へ近い地域でありながら、落ち着いた雰囲気の目黒。
繁華街の喧騒が苦手な方は、目黒を東京観光の拠点とするのもお勧めだ。
目黒を拠点とすることを検討している方は、ぜひこれから紹介する宿泊施設を利用してほしい。
1. ホテル雅叙園東京
2017年に目黒雅叙園をリブランドして誕生したホテル雅叙園東京。
館内に足を踏み入れると、豪華な日本画や工芸品がいたるところに配置され、文化と歴史の華やかさに目を奪われる。
60室ある客室は、すべて80㎡以上の広さをもつスイートルーム。わびとさびの趣を取り入れた静かで上質な空間に加えスチームサウナとジェットバスも完備。豊かで落ち着いた空間に身も心も満たされる。
2. ホテルミッドイン目黒駅前
目黒駅から権之助坂沿いに徒歩3分という好立地で、都内観光に便利なホテル。目黒駅からは、六本木や渋谷、原宿などの人気スポットに電車で10分以内にアクセス可能だ。
ホテルのある目黒区には神社仏閣が多く「目黒七福神巡り」のコースや「カトリック碑文谷教会(サレジオ教会)」、「目黒天空庭園」、春には都内でも有数の花見の名所となる目黒川など、ホテル近隣にも見どころは多数。
目黒観光に関するよくある質問
Q
短い時間で目黒を満喫するためには、どこに行けば良い?
洗練されたショップや人気飲食店の集まる目黒川沿いです。
Q
中目黒駅から自由が丘駅へのアクセスはどれくらい時間がかかる?
電車で10分以内です。
Q
中目黒から代官山へのアクセスはどれくらい時間がかかる?
電車で2分ほどです。
まとめ
この記事では、目黒の人気観光スポット・飲食店・ショップを中心に、目黒の魅力や観光する上で知っておきたい情報を伝えてきた。
洗練された落ち着いた雰囲気の漂う街を散策しながら、ショッピングとグルメを楽しみ、東京の歴史文化を満喫する旅へ出かけてみてはいかがだろうか。
東京観光するなら知っておくべき情報をまとめた、こちらの記事もぜひ参考にしてほしい。