沖縄で買い物を満喫するなら外せない人気ショッピングスポット15選

沖縄で買い物を満喫するなら外せない人気ショッピングスポット15選

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筆者 : GOOD LUCK TRIP

日本の最南端に位置する沖縄は、美しい海と空、亜熱帯植物が織りなす絶景や日本本島にはない独自の文化やグルメ、手付かずの大自然と魅力盛りだくさんの人気観光地だ。
沖縄を観光するにあたって、ショッピングも満喫したいという方は多いだろう。
沖縄でショッピングを楽しみたい方向けに、アウトレットやショッピングモールはもちろん、沖縄ならではの雰囲気を満喫できるショッピングエリアや沖縄の名産が手に入るショップなど、お勧めのショッピングスポットを紹介していこう。

沖縄で買い物を満喫するなら南部がお勧め

本島と多くの離島から成る沖縄だが、本島は以下3つのエリアに分かれている。

エリア名 主な市町村 概要
北部 名護市・恩納村 本島の半分を占め、亜熱帯のジャングルなど手付かずの大自然を満喫できるエリア。
中部 北谷市・沖縄市 個性的な文化や特徴を持つ市町村が集まるエリア。
南部 那覇市・浦添市 那覇空港があり、中心都市の那覇市のある沖縄の玄関口となるエリア。

その中でもショッピングスポットが多いのは、南部だ。
空港があるだけでなく、有名な観光スポットも多く、ショッピングスポットも比較的集中しているため、観光プランの中に買い物する時間も組み込みやすいだろう。
中部・北部にもショッピングスポットはあるものの、スポット同士の距離は離れている。
中部や北部でも中部に近い地域には、1箇所だけでも充実したショッピングを楽しめる大きな施設やスポットはある。
ただ、北に行けば行くほどショッピングスポットが少なくなるため、ショッピングを楽しみたいなら、南部を中心とするプランを組もう。

沖縄のメインストリート・那覇市国際通り商店街も南部エリアに位置する
沖縄のメインストリート・那覇市国際通り商店街も南部エリアに位置する

沖縄南部の人気ショッピングスポット10選

沖縄の玄関口となる那覇空港があり、沖縄のシンボル「首里城」をはじめ、人気観光スポットが集まる沖縄南部。
沖縄の中では交通手段も比較的充実しており、観光しやすいエリアだ。
そんな南部には、ショッピングスポットも多く、買い物をメインに楽しみたい方にお勧め。
沖縄で買い物を満喫したいなら、まずはこれから紹介するショッピングスポットを巡ってみよう。

1. 沖縄アウトレットモール あしびなー

豊崎海浜公園のビーチにほど近い場所に建つ、沖縄県初のアウトレットモール。施設名の「あしびなー」は沖縄の言葉で「遊び場」を意味し、さまざまな世代の人びとが集まる場所という思いが込められている。
日本初上陸のものを含む高級ブランドやカジュアル系など充実のファッションを中心に、スポーツやアウトドア、アクセサリーなど約100の人気ブランドが集結。

那覇空港から南へ車で約20分、約100の人気ブランドが集まる沖縄唯一のアウトレットモール
那覇空港から南へ車で約20分、約100の人気ブランドが集まる沖縄唯一のアウトレットモール

2. 瀬長島ウミカジテラス

那覇空港と海上道路でつながる周囲1.8kmの離島、瀬長島にある複合リゾート施設。沖縄そばやタコライスといった沖縄グルメのほか、東京の人気店や気軽に楽しめるテイクアウトグルメなど飲食店が充実。さらには指輪・真珠などのアクセサリーショップ、海を見ながらゆったりとくつろげるリラクゼーションサロンまで実に約45店舗が店を構える。

離島の高台に建つオーシャンビューのリゾート施設でリゾート気分を満喫
離島の高台に建つオーシャンビューのリゾート施設でリゾート気分を満喫

3. Tギャラリア 沖縄 by DFS

海外からはもちろん、国内線を使って沖縄を訪れる旅行客も免税でショッピングを楽しめる日本で唯一のショッピングモール。
1万㎡の店内にファッションやジュエリー、コスメ、時計など世界150以上のラグジュアリーブランドが一堂に集結。最新のコレクションや免税店限定商品がお値打ちな免税価格で購入できるほか、セール時は更にお得なプライスに。

国内旅行でも免税で買い物ができる日本で唯一のストア
国内旅行でも免税で買い物ができる日本で唯一のストア

4. パレットくもじ

百貨店を中心に、劇場や映画館、博物館、市民ギャラリーが集結する「パレットくもじ」。国際通り南側の入口に位置し、街歩きの起点となる大型複合施設だ。
地上9階、地下2階のビル内でメインとなるのは百貨店「デパートリウボウ」。
ファッションや雑貨は県内ではここにしかないブランドも多く、ファッション好きな地元民には見逃せないスポットとして人気。

デパートや劇場、博物館などが集まる国際通りの複合施設
デパートや劇場、博物館などが集まる国際通りの複合施設

5. 那覇市第一牧志公設市場

色鮮やかな魚や大地のエネルギーを感じる島野菜、さまざまな部位の豚肉など、沖縄ならではの食材が並ぶウチナーンチュ(沖縄の人)の台所。
戦後の闇市をルーツに長い歴史を重ねた市場は建物の老朽化によるリニューアル工事中で、現在は仮設の施設で営業が続けられている。
市場で買った魚や肉を2階の食堂で調理してもらって食べられる、「持ち上げ」のシステムも健在だ。

個性豊かな沖縄食材が所狭しと並ぶ、ウチナーンチュの台所
個性豊かな沖縄食材が所狭しと並ぶ、ウチナーンチュの台所

6. 那覇市国際通り商店街

那覇市の中心街にあり、沖縄を代表するメインストリート「那覇市国際通り商店街」。
那覇市最大の繁華街で、商業とエンタテインメントの中心地としても有名だ。
約1.6kmの通りには、飲食店や土産物店をはじめ、デパートやカフェ、雑貨店、ホテルなど約600もの店舗が軒を連ね、国内外から訪れる多くの観光客で賑わっている。

約600の店舗などが軒を連ねる那覇市のメインストリート
約600の店舗などが軒を連ねる那覇市のメインストリート

7. 沖縄平和通り商店街

「沖縄平和通り商店街」は、沖縄のメインストリート「那覇市国際通り商店街」から1本入った場所に広がるアーケード街。
平和を願う人々の想いと入口近くにあった映画館「平和館」が、名前の由来となっている。
ノスタルジックな雰囲気漂う通りには、衣料品店や土産物店、飲食店が立ち並び、地元住民や観光客で賑わっている。
老舗食堂で沖縄料理を味わったり、昔ながらの雑貨店を巡ったりと、地元の人々の暮らしを体感できるのも魅力。
那覇市国際通り商店街とは一味違う、沖縄のローカルな魅力を楽しめるスポットだ。

那覇市国際通り商店街と併せて楽しみたい沖縄平和通り商店街
那覇市国際通り商店街と併せて楽しみたい沖縄平和通り商店街

8. 那覇メインプレイス

那覇市の新都心・おもろまちにある那覇メインプレイスは、沖縄最大手のスーパー「サンエー」が運営する市内最大規模のショッピングモール。
生鮮食品を扱う「食品館」に加え、家電の「エディオン」や大型雑貨店の「東急ハンズ」、9スクリーンのシネマコンプレックス「シネマQ」、更にファッションやグルメなど約120の専門店が集い、常に賑わいを見せている。
国内非居住者、海外在住の日本人を対象にした免税店としても有名。

免税店としても人気を集める那覇最大のショッピングモール
免税店としても人気を集める那覇最大のショッピングモール

9. 壺屋やちむん通り

琉球王朝時代から300年以上の歴史をもつ沖縄独自の焼き物、やちむん。その名産地である壺屋の歩みは、1682年に琉球王府が各地に点在していた窯元をこの地に集約したことに始まる。
琉球石灰岩の石畳が敷き詰められた約400mの通りには、やちむんの工房やショップ、ギャラリーなどが点在。昔ながらの街並みを散策しながら、沖縄工芸の文化に触れられる。

石畳の道を散策し、沖縄独自の焼物「やちむん」の歴史と魅力に触れる
石畳の道を散策し、沖縄独自の焼物「やちむん」の歴史と魅力に触れる

10. 喜屋武商店

沖縄がまだアメリカの統治下だった昭和30年(1955)に開業した、沖縄初の泡盛卸売店。
泡盛の歴史は深く、その種類は1000を越えるとされている。
そんな種類豊富な泡盛の全銘柄を取り揃えたいと考えた店主が泡盛のミニチュアボトルを開発。
その手軽さからお土産としても人気を集め、泡盛を沖縄の文化のひとつとして県内外に広めるきっかけとなった。

泡盛を通して、島の魅力と文化を発信する
泡盛を通して、島の魅力と文化を発信する

沖縄中部・北部の人気ショッピングスポット5選

南部ほどではないが、中部と北部にもショッピングスポットはある。
大型商業施設はもちろん、沖縄ならではの雰囲気やアイテムを楽しめるスポットも少なくない。
中部・北部へ観光する際は、これから紹介するショッピングスポットにも足を運んでみよう。

1. イオンモール沖縄ライカム

県内最大規模の敷地に、200以上ものショップが集まる「イオンモール沖縄ライカム」。
1階から5階のフロアでは、ファッションを中心に雑貨や電化製品、日用品など、様々なジャンルの買い物を楽しめる。飲食店も多く、沖縄料理以外にも様々なグルメを味わえる。
1階の数百種類ものサンゴと様々な色の熱帯魚を見られる大型水槽は、沖縄のショッピングモールならではの特徴。
手荷物の一時預かりサービスや空港・ホテルへの配送サービス、レンタカーサービスなど、観光客に嬉しいサービスを提供する「Rycom Welcome Station」も活用して買い物を楽しもう。

県内最大級の敷地を持つイオンモール沖縄ライカム
県内最大級の敷地を持つイオンモール沖縄ライカム

2. 御菓子御殿 恩納店

恩納村の海岸線に聳え立つ朱色の門が目印の沖縄を代表するお菓子店。首里城を思わせる重厚な門をくぐると、そこには沖縄の伝統とモダンが融合した空間が広がり、ショッピングの楽しみが倍増。
店内には、鮮やかな朱色のディスプレイに色とりどりの沖縄のお菓子がずらり。
元祖紅いもタルトほか、紅いもや黒糖など沖縄の素材を使ったお菓子はもちろん、シーサーや琉球ガラス、泡盛など、沖縄ならではのお土産も豊富に取り揃えられている。

作って、見て、食べて! 紅いもタルトを大満喫
作って、見て、食べて! 紅いもタルトを大満喫

3. おんなの駅なかゆくい市場

沖縄本島の中部に位置する恩納村(おんなそん)にある産直市場。
地元産の新鮮な島野菜や旬のフルーツはもちろん、恩納村や沖縄の土産物をはじめ、ここでしか買えないオリジナル商品も充実。
さらに、沖縄ならではのローカルフードやB級グルメが楽しめるフードコートも併設されている。

地元産野菜や果物のほかグルメや土産物も充実
地元産野菜や果物のほかグルメや土産物も充実

4. 美浜タウンリゾートアメリカンビレッジ

沖縄・那覇空港から車で40分ほどのエリアにあるリゾートタウン。ショップやレストラン、天然温泉、アミューズメント施設、さらにビーチも隣接しており、家族連れやカップル、観光客でいつも賑わっている。
ビレッジはかつて米軍基地の飛行場があった場所に作られており、通りにはアメリカの街並みをイメージした店舗が並ぶ。

アメリカと沖縄の街並みが融合したリゾート施設
アメリカと沖縄の街並みが融合したリゾート施設

5. プラザハウスショッピングセンター

コザゲート通りから車で約6分の場所にある日本初のショッピングセンター。
沖縄が本土復帰以前の1954年、駐留米兵やその家族の需要を満たすために誕生した。
ミッドセンチュリー建築を彷彿とさせる平屋の回廊に連なる吹き抜けの3階建ては、異国情緒あふれる雰囲気が今も漂うほか、緑豊かで散策も楽しい。

日本初のショッピングセンター
日本初のショッピングセンター

沖縄のショッピングスポットに関するよくある質問

Q

沖縄にアウトレットはあるの?

A

ファッションを中心に、スポーツやアウトドア、アクセサリーなど100以上の人気ブランドが集結する「沖縄アウトレットモール あしびなー」があります。

Q

沖縄にショッピングモールはあるの?

A

県内最大級の「イオンモール沖縄ライカム」など、ショッピングモールも少なくありません。

まとめ

沖縄にはショッピングを楽しめるというイメージがないかもしれないが、ここまで紹介してきた通り、アウトレットやショッピングモール、数多くのショップが並ぶ商店街やエリアもあり、沖縄でも買い物を満喫できる。
紹介してきたショッピングスポットを観光プランに組み込み、沖縄の文化や名産品を感じるアイテムを手に入れよう。
沖縄の人気観光スポットを知りたい方は、こちらの記事も参考にしてほしい。