“なまはげ”と絶景に出会える!男鹿の人気観光スポット14選
秋田県にある「男鹿(おが)市」は、国の重要無形民俗文化財”なまはげ”で有名な観光地だ。
豊かな自然に囲まれた男鹿には、絶景スポットやご当地グルメ、温泉など、見どころが盛りだくさん。
この記事では男鹿の魅力やお勧めの人気観光スポット、なまはげの文化について主に紹介していく。
初めて観光する人でも満喫できるように、必要な情報を網羅的にまとめたので、内容を参考に市内を巡ってほしい。
男鹿ってどんなところ?
秋田県西部に位置する「男鹿市」は、男鹿半島の大半を占める、人口25,000人ほどの街だ。
日本地図上だと秋田西部、ちょっと出っ張っている所である。
三方を日本海に囲まれた豊かな自然を有し、山と海が連続した風景美が自慢だ。
市内には絶景スポットが点在し、海岸線に広がる青い空と海を背景に楽しむドライブコースも人気を集める。
そんな「男鹿」と言えば、真っ先に思い浮かべるのは秋田の代表的な民俗行事「なまはげ」だろう。
日本では”なまはげ=男鹿”というほど定着し、市内の至る所にある「なまはげ」に関わる施設・お店を見ると、市民からどれほど愛されているかがわかる。
また、ハタハタ・鯛といった新鮮な海の幸をはじめ、焼きそば・若美メロンなど多種多様なグルメの存在も魅力のひとつ。
特に熱した石を使って瞬間的に魚介類を煮あげる「石焼料理」は、五感を通じて楽しめる「男鹿」ならではの逸品だ。
なまはげとは?
「なまはげ」とは、男鹿市を中心に伝わる伝統的な民俗行事だ。
毎年大晦日(12月31日)の夜になると、地域の若者たちが鬼のようなお面をかぶり、藁でできたミノ(雨具の一種)を身につけ、木製の包丁を片手に家々を巡り歩く。
「なまはげ」は、”泣く子はいねがぁ〜”・”怠け者はいねがぁ〜”と大声で叫びながら、戸をドンドンと叩き、包丁を振り回して家中を動き回る。
その凄まじい迫力に子供はもちろん、大人でも怯えてしまう人が多い。
家主がお酒・料理で振る舞うと、「なまはげ」は家族の健康・作物の出来などを質問する。
一通りの問答が終わると、翌年の無病息災や豊作を祈願し、次の家に向かうというのが簡単な行事の中身だ。
「なまはげ」は家族の一員として子供の成長を見守る存在でもあり、親が「なまはげ」と口にすればほとんどの子供は言うことを聞くそうだ。
なまはげの正体と歴史
説明だけ読むと恐ろしい形相に恐怖を与える「なまはげ」は、一体何者なのかと感じる方も多いだろう。
その正体は男鹿地方の山々に住むとされる「来訪神(1年に1度決まった場所に現れる神様)」だ。
行事が始まった200年以上前から現在まで崇められており、人々の暮らし・信仰と深く結びついている。
地域ごとに面・衣装・儀式の細部が異なる点も特徴のひとつ。
ちなみに「なまはげ」は、病人がいる場合や不幸に見舞われた家には入らないので、先立(さきだち)という役目の人が訪問の了承を先に取っている。
家中での行為は怠惰・不和などの悪事を諌め、災いを追い祓うためであり、人間にとっては有り難い存在なのだ。
2018年には、日本の伝統行事として国際的にも価値が認められ、ユネスコの無形文化遺産「来訪神:仮面・仮装の神々」に登録された。
男鹿のおすすめの観光シーズンは?
男鹿を訪れるならば、夏か冬をお勧めしたい。
7月~9月は平均気温が22℃前後と過ごしやすく、海岸線に広がる美しい景観を望むドライブや散策を思いっきり楽しめる。
また男鹿には磯遊び・海釣り・キャンプなど、アウトドアを楽しめる環境が多く、自然を満喫するのに夏はピッタリだ。
一方、冬の雪景色に覆われた男鹿は幻想的で、寒ブリ・ハタハタといった男鹿ならではの冬の味覚を味わえる。
また、男鹿市の代表的な伝統行事「なまはげ柴灯(せど)まつり」を体験できるのも魅力のひとつ。
男鹿の季節ごとの着衣例
- 春(3月 - 5月): 厚手のジャケットやコート
- 夏(6月 - 8月):Tシャツ、長袖のシャツ
- 秋(9月 - 11月): セーターやカーディガン
- 冬(12月 - 2月): コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット
男鹿への移動方法は?
男鹿を観光する際は、まず最寄り駅のJR「男鹿駅」を目指そう。
JR「男鹿駅」までは、JR「秋田駅」もしくは「秋田空港」経由でアクセスできる。
ここでは、東京と大阪からのルートを紹介する。
東京から男鹿へのアクセス
- 経路
-
1. JR「東京駅」からJR新幹線こまち・秋田行に乗車し、「秋田駅」で下車
2. 「秋田駅」からJR男鹿線・男鹿行に乗車し、「男鹿駅」で下車、到着 - 所要時間
- 約5時間10分
大阪から男鹿へのアクセス
- 経路
-
1. 「大阪国際空港(伊丹空港)」からJAL or ANA便に搭乗し、「秋田空港」で降機、バスターミナル1番のりばへ向かう
2. 「バス停・秋田空港」から秋田中央交通 リムジンバス・県庁,市役所前行に乗車し、「秋田駅前」で降車、JR秋田駅に向かう
3. 「秋田駅」からJR男鹿線・男鹿行に乗車し、「男鹿駅」で下車、到着
※飛行機は1日6便、秋田空港からは秋田エアポートライナー(乗合タクシー/要予約)で男鹿の観光スポットに直行も可能 - 所要時間
- 約3時間30分
男鹿観光の主要交通手段
男鹿市内の観光スポットを巡る時は、レンタカーを借りるのが最もお勧めだ。
公共交通機関は地域住民向けダイヤの路線バスのみ、男鹿半島は広範囲にわたり、自然や名所が点在するのでアクセスしづらい。
レンタカーは効率的かつ自由に周れるだけでなく、海岸線を走るドライブでは絶景が広がり、移動中も観光の一部になる。
駅から徒歩圏内にレンタカーサービスがあるので、最初に立ち寄ると良いだろう。
運転免許証を持っていない方や運転が不安な方は、主要観光地を定額でつなぐ観光タクシー、もしくは相乗りタクシーを利用してほしい。
男鹿の魅力を満喫できる人気観光スポット14選
男鹿を観光するなら訪れるべき、人気観光スポットをご紹介。
いずれも伝統文化のなまはげに関わる場所や、フォトジェニックな絶景が楽しめる景勝地で、男鹿を観光するなら外せない。
これらを中心に巡る観光プランを計画すれば、男鹿の魅力を満喫できるので、ぜひ参考にしてほしい。
1. 男鹿水族館GAO
男鹿半島の西海岸沿いにある水族館。男鹿の海に住む魚たちや海の人気者が出迎えてくれる。
入ってすぐの「男鹿の海大水槽」は、約40種2000匹の魚が泳ぐ男鹿の海を再現した大水槽。
トンネル状で魚たちを下から眺められ、まるで自分が海の底を歩いているかのような気分になる。一番人気は、やんちゃなしぐさがかわいいホッキョクグマの豪太とユキ親子。
2. 入道崎
秋田県の北西部に突き出た男鹿半島の最北端、北緯40度線上にある岬。
ゆるやかな芝生の大地の先に、高さ30mの絶壁と雄大な日本海の景色が広がる。
緑の大地と青い空、海のコントラストが美しい絶景ポイントで、登れる灯台や海底透視船など見どころも多い。
3. 男鹿真山伝承館・なまはげ館
「男鹿のナマハゲ」は、国重要無形民俗文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産にも登録された男鹿半島に伝わる伝統行事。
男鹿半島の典型的な曲家民家を利用した男鹿真山伝承館では、古いしきたりに即した迫力満点のなまはげを目前で体験することができる。一連の流れを見てみれば、なまはげがただ暴れまわるのではなく、家長との問答や駆け引きなどに洗練された作法があることがわかるはずだ。
4. 寒風山回転展望台
男鹿半島の付け根に位置する寒風山は、標高355mの山。
頂上には寒風山回転展望台があり、標高は低いが視界をさえぎるものが一切なく、まさに絶景を楽しめるスポット。
内部にはレストランやみやげ店ほか、各階に展示ホールがあり、寒風山の南にある脇本城の歴史やこの一帯を含む「男鹿半島・大潟ジオパーク」に関する展示、寒風山の植物に関する展示などがある。
5. 雲昌寺
秋田県の最西端、男鹿半島にある曹洞宗の寺院。
1624年に開創されたといわれ、本堂は江戸時代に建立された歴史ある建物だ。本尊は大阪の仏師作と言われる釈迦牟尼像が祀られている。
寺院の目玉として注目されるのが、境内を彩るアジサイの群生。発端は、古仲宗雲副住職による1株からのアジサイの植栽だ。
6. 真山神社
古くから山岳信仰の霊場として栄えてきた、男鹿北部に位置する真山。
その繁栄ぶりをいまに伝えるのが、真山山腹にある真山神社だ。
秋田杉に囲まれた境内は荘厳な雰囲気で、創建は景行天皇の時代(71~130年)と伝わる。
平安時代以降は時の支配者の庇護を受けながら、修験道の霊場として一山繁栄を誇った。
7. ゴジラ岩
男鹿半島の南西端、潮瀬崎沿岸の岩場にある巨岩を「ゴジラ岩」と呼ぶ。
シルエットがゴジラの横顔に似ていたことから、1995年に名付けられた。
長年にわたる海の浸食によって形成された自然の造形物で、海に向かってと吠えているような迫力満点な姿が魅力。
約3,000万年前の火山の噴火による火山礫凝灰岩が生み出したユニークな形状は、日本の奇岩百景のひとつに名を連ねる。
最大の見どころは、夕陽と夕焼け雲を重ねた「火を吹くゴジラ」だ。
日没時、赤く染まった空を背景にした「ゴジラ岩」は幻想的な光景を作り出し、この瞬間をカメラに収めようと、多くの観光客やカメラマンが訪れる。
近隣にも「ゴジラの尻尾岩」・「ガメラ岩」をはじめ、たくさんの奇岩が見られる
8. 鵜ノ崎海岸
男鹿半島南部に位置する「鵜ノ崎(うのさき)海岸」は、1.5kmにわたって続く美しい海岸線。
遠浅で広がる砂浜や磯の地形に波紋模様が浮かび上がる風景は、まさしく男鹿の象徴だ。
特に天気の良い日に見られる、まるで空と海が融合したかのような水面に反射した光景は一段と綺麗で、「日本の渚百選」にも選ばれた。
近年は”秋田のウユニ塩湖”の二つ名を冠するSNS映えスポットとして若者の人気を集める。
また干潮時は広大な干潟が現れて、200mほど先の沖合まで歩いて行ける。
海岸には珍しい形状の奇岩のほか、カニや貝などの小さな生物が多く生息しており、磯遊びをしながら自然とのふれあいを満喫できるのも魅力。
9. 八望台
「八望台」は男鹿半島のほぼ中央、標高約180mの高台にある展望台。
その名は高松宮宣仁親王(たかまつのみや のぶひとしんのう)によって命名された。
戸賀湾・一ノ目潟をはじめ、奥羽山脈や青森県境までも眼下に眺望できる景勝地として人気だ。
なかでも、夕暮れ時に海の向こうにゆっくりと沈んでいく夕陽が、一帯を黄金色に染め上げる様子はロマンティックで感動する。
地元民もお勧めの男鹿屈指の絶景スポットは、ぜひ観光ルートに入れてほしい。
また、晴れた日には一直線に広がる海岸線、白神山地などを望め、春から秋にかけては、新緑や紅葉が山々を彩る四季折々の自然との共演を楽しめる。
10. 寒風山
男鹿半島の付け根にある標高355mの「寒風山(かんぷうざん)」は、”世界三景”と称されるほどの素晴らしい眺望を誇る観光名所。
山の大部分が芝生に覆われた緑の美しい姿が印象的で、風が心地よく吹き抜ける頂上からの360度のパノラマビューが最大の見どころ。
目の前には男鹿の起伏に富んだ地形をはじめ、入道崎の海岸線や大潟村の田園風景を中心に、市民が愛してやまない絶景が広がる。
一面をオレンジに染め上げるダイナミックな夕陽、満天の星空が綺麗な夜景など、季節・時間帯によって異なる表情を楽しめるのも魅力だ。
車で山頂付近まで簡単に登れる手軽さもありつつ、ハイキングコースも整備されている。
自然を満喫しながらのトレッキングに挑戦するのもお勧め。
11. 赤神神社 五社堂
「赤神神社 五社堂」は860年に僧侶・慈覚大師(じかくだいし)が創建したとされる、国の重要文化財。
同神社には「なまはげ伝説」を筆頭に数々の伝説が伝わり、今に残る神話の足跡を肌で感じられる。
最も有名な境内に続く石段「999段」は、およそ2,000年前に鬼が一晩で積んだと言い伝えられ、なまはげの始まりだと受け継がれている。
真相は定かではないが、急造らしく石段は不揃いかつデコボコしており、鬼が荒らした千年杉の大木は社務所にあるそうだ。
興味を持った方は詳細を調べ、情景を思い浮かべながら歩くのがお勧め。
登りきった先では達成感に包まれるとともに、急な斜面に鎮座する壮麗な五つの社殿が姿を現す。
周囲の自然と調和しつつも神秘的な雰囲気が漂い、心を洗われるような気分になる。
12. 入道崎
男鹿半島の西北端に突き出た「入道崎(にゅうどうざき)」は、北緯40度線上に位置する岬。
見るものの心を掴む青い空と緑の大地の絶妙なコントラストが美しく、男鹿で1、2を争う景勝地として名高い。
ここでは一面を覆いつくす芝生の上で絶景を堪能しながら、穏やかなひとときを過ごすのがお決まりの楽しみ方。
白黒の縞模様が印象的な、日本の灯台50選のひとつ「入道崎灯台」にも立ち寄ってほしい。
日本でたった16か所しかない登れる同灯台から眺める日本海は格別で、旅行の思い出に深く残るだろう。
周辺には地元グルメを味わえる飲食店やお土産店が多いので、ぜひとも抑えたいスポットだ。
13. カンカネ洞
「カンカネ洞」は男鹿半島最大級の自然が生み出した神秘的な洞窟。
日本海の荒波による浸食で作られた、独特の地形を持つ冒険心をくすぐるスポットである。
かつて洞窟の外壁にカギをかけて通っていたことから、カギカケが転じてカンカネという名が付いたようだ。
なぜか外海に向かって2つ、天井に1つの大きな穴が開いており、太陽の光が差し込むと水面がキラキラと輝く不思議な空間を作り出す。
また、洞窟内に入り込むさざ波音が静かに反響して自然のBGMを流し、非日常的な気持ちにさせてくれる。
加茂青砂部落から歩いて行けるが、足元が不安定かつ落石も考えられるので洞窟内に入るのは絶対に辞めよう。
14. 男鹿温泉郷
三方が海に開けた男鹿半島の北側に位置する温泉郷。
征夷大将軍の坂上田村麿呂が東征の際、温泉を発見したという言い伝えもあり、江戸時代には秋田藩主も訪れていた由緒ある温泉地だ。
温泉の泉質はおもにナトリウム塩化物泉で、海水の成分と似ていて塩分を多く含んでいる。入浴すると肌に付いた塩分が汗の蒸発を防ぎ、保温効果が高まり湯冷めしにくいという。「熱の湯」ともいわれ、美肌の湯としても知られている。
海鮮料理とご当地グルメを堪能!男鹿の人気飲食店3選
男鹿にある人気の飲食店を紹介しよう。
いずれも男鹿半島地方で取れた海鮮料理を味わえるお勧めのお店だ。
地元の食材も多く取り扱っているため、旅行にふさわしい充実した時間を過ごせるだろう。
1. 入道崎 なまはげ御殿(ニュー畠兼)
入道崎にある食堂。1956年から創業しており、風光明美な景勝地で新鮮な海鮮料理が味わえる。
店頭看板には大きく「海鮮丼発祥の店」と明記されており、当然オススメするのは海鮮丼。男鹿で獲れた新鮮な海の幸を盛り込んだ海鮮丼は、バリエーションも多彩だ。
2. 美野幸
入道崎にある「美野幸(みのこう)」は、郷土料理や海の幸をふんだんに使った料理を楽しめる食事処。
店内はアットホームな雰囲気で、男鹿の風土を感じさせる素朴で温かいもてなしでお客さんを受け入れる。
看板メニューは、天然の真鯛を使った男鹿名物の「石焼定食」だ。
鍋に新鮮な真鯛と海藻を入れ、800~1,000度まで熱した石を投入して一気に加熱し、旨味・風味を閉じ込める。
調理のインパクトはもちろん、仕上げにかける山椒が同店ならではのオリジナルな味わいを生み出す。
プリッと弾力が感じられる鯛は抜群に美味しいと皆が口を揃える。
3. お食事処 海鮮屋
男鹿海鮮市場の一角にある「海鮮屋」は、漁港で水揚げされた旬の魚介類を贅沢に使った人気レストラン。
お刺身から揚げ物までラインアップも多彩で、比較的リーズナブルに色々な地元の味を堪能できるのが魅力だ。
なかでも、数量限定の「海鮮定食」は売り切れ必至の人気メニュー。
お皿の上には1匹まるまる使ったヒラメが4列に並ぶほか、甘エビ・マグロなども彩り豊かで、大きな器に入ったあら汁、切り干し大根も付いてくる豪華な一品だ。
地元の米を使ったふっくらのご飯が絶妙にマッチし、食後は満足感に包まれる。
また、ご当地グルメの「しょっつる焼きそば」も非常に好評。
磯の香りと旨味を凝縮した海鮮の出汁が利いており、初めてながらハマったという人が多い。
男鹿観光するなら参加すべきイベント「なまはげ柴灯まつり」
「なまはげ柴灯まつり」は毎年2月、第2週の金土日の18時〜20時30分に真山神社を中心に開催される冬の伝統行事。
男鹿地方に古くより伝わるなまはげの風習と神社の神事・柴灯祭(さいとうたい)を組み合わせ融合したイベントである。
神秘的な雪景色と松明の炎が揺らめく夜の光景が相まった雰囲気は感動もので、なまはげたちの力強い登場から最後の乱入まで見どころが尽きない。
「なまはげ行事再現」では、観客を驚かせながら家々を訪れ、怠け者を戒めるなまはげを体感できる。
境内を練り歩く鬼気迫るなまはげの姿、クライマックスを迎える儀式の「献餅(けんぺい)」にも注目してほしい。
最後は「なまはげ」との交流や写真撮影が行えるため、忘れられない思い出となるはずだ。
大人1人1,000円の事前入場申込制となっており、例年定員に達するので早めに予約し足を運ぼう。
男鹿観光に関するよくある質問
Q
男鹿半島を1周するのにかかる時間は?
レンタカーを借りれば、主要スポットの観光も含めて7時間~8時間で1周できます。
Q
「なまはげ」にはどこで会えるの?
およそ150面の多種多様ななまはげを展示する「なまはげ館」、実際になまはげ体験ができる「男鹿真山伝承館」などで見られます。
まとめ
伝統文化”なまはげ”で有名な「男鹿」の見どころや人気観光スポットを中心に、その魅力を紹介してきた。
自然・文化・グルメ・歴史が揃った「男鹿」は四季折々の楽しみがあり、都会とはひと味違った雰囲気を感じられる観光地だ。
ここでしかできない体験も多く、旅行にふさわしい場所なのでぜひ足を運んでほしい。
秋田定番の観光地名所・ショッピングスポットなどをわかりやすくまとめた、こちらの記事も併せて読んで秋田旅行を堪能しよう。