【東武動物公園の楽しみ方完全ガイド】見どころや楽しみ方を徹底解説!
東京のランドマークタワーである「東京スカイツリー®︎」から特急電車で35分にある「東武動物公園」。
国内外の観光客で賑わう東武動物公園は、動物園、遊園地、植物エリアが融合したハイブリッドレジャーランドだ。
この記事では、東武動物公園の見どころや楽しみ方を徹底解説。
次の休日のお出かけ先に迷っている方や、東武動物公園をもっと楽しみたい方はぜひ参考にしてほしい。
東武動物公園とは?
東武動物公園は、動物園、遊園地、植物エリアが融合したハイブリッドレジャーランド。
動物園エリアでは、ホワイトタイガーをはじめ、愛らしいカピバラやアルパカ、迫力満点のライオンやヒグマなど約120種類・1200頭の動物たちが迎えてくれる。
遊園地エリアでは、木製ジェットコースターや水上メリーゴーランドなど、ここでしか体験できない30種類以上のアトラクションが勢ぞろい。
また、四季折々の花々が咲き誇る植物エリアでは、心地よいそよ風の中でピクニックを楽しむこともできる。
大人も子どもも一日中楽しめる、まさに夢のようなスポットである。
東武動物公園のアクセス
東武動物公園の最寄り駅は、東武スカイツリーライン・伊勢崎線「東武動物公園駅」。
東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」から特急電車で約35分、半蔵門線「渋谷駅」から直通電車で約80分と乗換なしで行くことができ、各観光地からのアクセスも良好だ。
1. 電車の場合:「東武動物公園駅」からは徒歩12分、西口から出ているシャトルバス(有料)に乗れば約5分で東武動物公園に到着。
のんびり散歩しながら向かうもよし、バスでラクラク快適に向かうもよし。
2. 車の場合:東武動物公園から約20分の東北自動車道「久喜I.C」や圏央道「幸手I.C」が便利だ。
東武動物公園の見どころ4選
東武動物公園の最大の魅力は、約120種類の多種多様な動物たちを間近で観察できること。
一部の動物は餌やり体験が可能で、餌やり体験でしか入れないエリアで、さらに近づくことができる動物もいる。
毎週日曜日には、動物たちが園内を練り歩く「ふれあい動物パレード」も開催されており、来園者に大人気だ。
ここでは、そんな動物園エリアの見どころを詳しく紹介しよう。
1. 迫力満点の「キャットワールド」
ホワイトタイガーやアムールヒョウが暮らす「キャットワールド」では、野生の魅力を間近で感じられる。
なかでも、2024年11月に誕生したばかりのホワイトタイガーの赤ちゃんたちは必見。
お母さんの後をついてよちよちと歩いたり、うまく歩けなくてコロンと転がってしまったりと、一挙手一投足が愛くるしいその姿にメロメロになってしまうこと間違いなし。
そんなホワイトタイガーの親子を間近で見られるのも、東武動物公園ならではの体験だ。
2. 自然体なサルに出会える「あかげ365」
大小2つの山からなるサル山「あかげ365」では、自然体で過ごすアカゲザルたちの姿が楽しめる。
綱渡りをして遊んだり、サル同士で毛づくろいをしたり、ただ身を寄せ合ったり。
赤ちゃんザルが無邪気に駆け回る姿も見逃せない。
3. 愛媛からやってきた!カバのまんぷく君
カバのまんぷく君は愛媛県の「とべ動物園」出身。
ツヤツヤボディとゆる〜い雰囲気が人気を集め、まんぷく君に会うために愛媛から訪れるファンもいるんだとか。
“まんぷく”という名前は「たくさん食べて元気に育ってほしい」という想いから付けられたそう。
そんなまんぷく君は現在3歳(2025年1月時点)。
名前の通りたくさんご飯を食べて、すくすくと育ってほしいものだ。
4. 毎日開催の「アニマルパフォーマンス」
オットセイプールでは、毎日11:00、14:30に「アニマルパフォーマンス~海と空のなかまたち~」を開催。
アザラシ、オットセイ、そして鳥たちがトレーナーと息ぴったりのパフォーマンスを見せてくれる。
トレーナーと動物のユニークな掛け合いも見どころのひとつ。
絆の秘密は「トレーナー自身も思いっきり楽しむこと」だそうで、動物と同じ目線で楽しんでいる様子が伝わってくるショーだ。
東武動物公園のオススメ体験3選
動物との距離が近く、ふれあう機会が多いのも東武動物公園の特長。
動物と直接ふれあえる「ふれあい動物の森」では、ヒツジやアルパカ、ポニーなど20種類の動物とのふれあいや餌やり体験を楽しめる。
1. 檻の中に入ってワオキツネザルと遊ぼう
「ワオワオガーデン」ではワオキツネザルが走り回る檻の中へと入って、普段なかなか見られないワオキツネザルの生態を間近で観察できる。
ちなみにワオキツネザルの"ワオ”は、"輪尾”から来ているのだとか。
そんな豆知識を得られるのも東武動物公園の楽しみのひとつだ。
2. もこもこヒツジに餌やり体験
ふれあい動物の森の中央に位置する「シープデッキ」では、餌やり体験が可能。
餌を購入してシープデッキに近づくと、のんびり寝ていたヒツジがゆっくりと立ち上がり、トコトコとこちらにやってくる。
ヒツジのほかにもヤギとポニーは餌やり体験可能。
ほかの動物も時間限定で餌やり体験やふれあい体験を実施しているので、お気に入りの動物がいる場合は公式サイトでイベントのタイムテーブル※を要チェックだ。
※タイムテーブルは季節によって変動。11月中旬〜3月上旬まではヒツジ:10:00~14:50、ヤギ:10:00~15:20、ポニー:無くなり次第終了
3. ドキドキ&ワクワクの乗馬体験
餌やり体験を楽しんだあとは「ポニーライド」で乗馬体験。
長さが異なるふたつのコースが用意されており、親子で一緒に乗馬することも可能だ。
ドキドキワクワクの乗馬体験は、子どもだけでなく大人にも大人気。
ポニーの背中から見る景色は普段とはまったく違い、ゆったりとした揺れに身を任せると、自然との一体感を味わえる。
東武動物公園のおすすめアトラクション4選
動物園でありながら、本格的なアトラクションが楽しめる東武動物公園。
遊園地エリアはリバティーランド、プレジャーランド、ハートフルランドの3つに分かれており、それぞれのエリアに個性あふれる魅力的な乗り物や体験型アクティビティが揃っている。
ここでは特に人気な4つのアトラクションを紹介しよう。
1. スリル満点の「水上木製コースターレジーナⅡ」
「水上木製コースター レジーナⅡ」は、走路のレール以外が木製で、その独特のきしみやガタガタと揺れる感覚がスリル満点だ。
2023年に車両がリニューアルされ、スリルはそのままに、よりなめらかで快適な乗り心地に進化。
木製コースターならではのレトロな魅力や乗り心地、美しい木の走路を駆け抜ける疾走感などが評価され、ジェットコースターマニアからも大好評のアトラクションだ。
2.「カルーセルウォーターリリー」で水上散歩気分
開園当初からある「カルーセルウォーターリリー」は、メルヘンでクラシックな雰囲気が漂う人気のアトラクション。
ゆったりと旋回する動きと、水辺のきらめきを感じながら、馬に乗って水上を散歩しているような気分を味わえる。
3. 最高到達点は10メートル!空飛ぶ船「ゴールデンシップ〜リバイブ〜」
空飛ぶ黄金の船「ゴールデンシップ〜リバイブ〜」は、船体が左右に大きくスイングする海賊船型アトラクション。
最高到達点は10メートルにも達し、高いところから一気に落ちる感覚は見た目以上にスリリング。
高所が苦手な人は中央に、よりスリルを楽しみたい人は左右両端の席に座るのがおすすめだ。
4.「観覧車 エマさんのチーズ風車」から東武動物公園を一望
東武動物公園の中央に位置する「観覧車 エマさんのチーズ風車」はチーズをモチーフにしたユニークな観覧車。
高さ50メートルから、遊園地や動物園、四季折々の自然が織りなす東武動物公園全体を一望できる絶景スポットだ。
一年中いつ来ても楽しめる東武動物公園
春は園内のあちこちで桜が咲き誇り、夏はプールがオープン、秋は紅葉が彩りを添え、冬には幻想的なイルミネーションが楽しめる東武動物公園。
四季折々に表情を変える園内は、歩くだけでもウキウキしてしまう。
季節ごとに美しい花々が咲く植物エリアは、冬になると“光の花畑”として輝き、一年を通じて訪れる人々を楽しませてくれる。
春に見られるアトラクションと桜のコラボレーション
3月下旬〜4月上旬頃には、ソメイヨシノや八重桜など1000本以上の桜が咲き誇る。
アトラクションと桜が織りなす春の景色は、東武動物園ならでは。
冬季限定のイルミネーション
今シーズンのウィンターイルミネーションは、2024年11月2日(土)から2025年2月24日(月・振休)まで開催。
園内ではアトラクションのライトアップや、昼間とは違った動物の姿が見られる「ナイトZOO」など、夜ならではの特別な体験が用意されている。
夏季限定の東武スーパープール
また、夏季限定で「東武スーパープール」も営業している。
広大なエリアには流れるプールや波のプール、子ども向けの浅いプールなどが揃い、家族みんなで楽しめる。
迫力満点のウォータースライダーも複数あり、スリリングなアトラクションが充実しているのも魅力。
広々としたプールでリゾート気分を味わいながら、暑い夏の日を思い切り満喫できるスポットだ。
東武動物公園のマストバイなグルメ&グッズ3選
東武動物公園ならではの魅力が詰まったフードやおみやげも見逃せない。
1.「ホワイトタイガー焼き」はおやつにピッタリ
ホワイトタイガーの顔が描かれた「ホワイトタイガー焼き」は、お好み焼き味とカスタード味の2種類。
カスタード味はもちもちした生地にとろ〜りなめらかなカスタードが入っていて、3時のおやつにもピッタリだ。
2. 可愛くて食べられない!?「ホワイトタイガーまん」
冬季限定で人気のホワイトタイガーがモデルになった「ホワイトタイガーまん」は、もちもちの皮にジューシーな肉が詰まった肉まん。
行儀よく並ぶホワイトタイガーまんたちは、みんな少しずつ顔が違うのもポイント。
あぁ、食べるのがもったいない!
3. 思い出を連れて帰ろう「ホワイトタイガーグッズ」
おみやげショップにはホワイトタイガーグッズをはじめ、ぬいぐるみや文房具、お菓子など魅力的な品物がずらり。
1回1,200円で挑戦できるハズレなしのくじでは、1等から4等まで異なるサイズのホワイトタイガーのぬいぐるみが当たる。
東武動物公園で過ごした時間をいつでも思い出せるように、お気に入りのアイテムを探してみて。
まとめ
東武動物公園は、動物とのふれあいから本格的なアトラクション、季節ごとの美しい景色まで、多彩な楽しみが詰まった夢のようなスポット。
春夏秋冬、訪れるたびに新しい魅力が待っている東武動物公園で、特別なひとときを過ごしてみてはいかがだろうか。
動物たちの愛らしい姿と笑顔あふれる時間が、きっとあなたを待っているはず。