【熊本の人気デートスポット11選】絶景と美食で心に残る旅行を

熊本城は、1607年に加藤清正が築いた名城。当時の最先端技術と労力を投じて作られており、以後、日本のさまざまな歴史の重要な舞台となった。
1877年の西南戦争の際に、天守は焼失したが、1960年に現在の姿に再建。
その後、2016年の熊本地震で甚大な被害を受けたが、2021年3月に天守閣復旧が完了した。その際、最新の制震技術を駆使、「復興のシンボル」と位置付けられた。
より強く生まれ変わった天守閣の最上階からの絶景を楽しんでほしい。

熊本城の麓にある、江戸時代の城下町を再現した屋外型観光交流施設。
熊本のご当地グルメを楽しめるレストラン、特産品に出合えるショップ、熊本の歴史について楽しく学ぶ施設などがある。
20軒以上のレストラン・ショップが並ぶ「桜の小路」では、馬刺し、阿蘇のあか牛、天草の海鮮など熊本県内の名物グルメを堪能できる。
いきなり団子、馬肉メンチカツ、うにコロッケ、陣太鼓ソフトなど、おやつ代わりに食べ歩きできる軽食も豊富。

阿蘇山は、約27～9万年前にかけて4回の巨大噴火で陥没した凹地（カルデラ）の中に、阿蘇五岳などの火山が発達した火山群の総称。
大観峰は、カルデラの縁（外輪山）のうち北側に位置し、大規模な陥没地形を展望できる。標高936mの高みにあり、田畑が広がる阿蘇のまちと阿蘇五岳、くじゅう連山までが一望できる。

阿蘇山の中核をなす阿蘇五岳のひとつ、烏帽子岳の北麗に広がる大草原。
古来多くの歌人や詩人に詠まれ、教科書でも取り上げられていることから、「阿蘇」といえばこの草千里ヶ浜を思い浮かべる人も多いに違いない。
草千里ヶ浜は標高約1140mの地にある約3万年前の火口跡で、直径約1kmになる草原が広がり、二重火口跡に水がたまったふたつの池がある。

約55万㎡という広大な敷地面積を誇る、九州最大級の遊園地。
ジェットコースターやお化け屋敷、ゴーカート、観覧車など、70種類以上のアトラクションが揃い、子供から大人まで思いきり楽しめる。
園内には20店舗以上のレストランやファーストフード店があり、ポップコーンやフライドポテトなど定番の軽食に加え、熊本ラーメンやパスタ、パエリアなど本格的なグルメも味わえる。
座席数の多いレストランも点在し、ゆっくり休憩できるのも嬉しいポイント。
グリーンランドの周辺には、ホテルやゴルフコース、ショッピングモール、飲食店などもあり、このエリアだけでも１日中遊べる。

約９万年前の巨大噴火によって誕生した、落差約10m・幅約20mの「鍋ヶ滝」で知られる公園。
その優雅な滝の姿は、CMのロケ地としても使われたことがあるほど美しく、多くの人々惹きつけている。
溶岩で作られた段差から、幅広く緩やかに流れ落ちる水はまるでカーテンのよう。
川のほとりから間近で眺められるだけでなく、条件が揃えば滝の裏側から回って観賞できる。
春は裏側からライトアップされた幻想的な光景、夏には新緑と苔とのコントラスト、秋には色鮮やかな紅葉との共演、冬には滝の一部が凍った巨大なつららなど、四季折々の表情も魅力。
滝の反対側にある不思議な杉の倒木も見どころのひとつだ。

阿蘇カルデラの伏流水が湧き出る、南阿蘇村湧水群のひとつ白川水源。熊本市内を流れる一級河川、白川の源流で、環境庁（現環境省）の「名水百選」にも選ばれた有名な水源。
白川水源は、湧水の守護神ミヅハノメ神を祀り、熊本藩主細川家も保護を命じた吉見神社の境内にある。常に水温14℃を保った水が毎分60トンの勢いで湧き出ていて、水底の砂を舞い上がらせて水が湧き出しているのを見ることができる。

総面積24.5haを誇る「熊本市動植物園」では、約110種550頭の動物と、約700種７万点におよぶ植物に出会える。
園内は「動物ゾーン」「植物ゾーン」「遊園地ゾーン」の３つで構成。
動物ゾーンでは、キリンやゾウといった人気の動物はもちろん、孫悟空のモデルとされる金絲猴（キンシコウ）など、珍しい動物も観察できる。
植物ゾーンには、四季折々の花々に加え、熱帯・亜熱帯の植物、日本庭園などが楽しめ、自然と日本文化の両方に触れられる。
10種類の大型アトラクションと40種類の小型アトラクションを揃えた、遊園地ゾーンも見逃せない。

健康の専門家がプロデュースした健康増進施設で、約100万m²の広大な敷地に大人から子どもまで楽しめるさまざまな施設が集まる。
運動施設からふれあい公園、温泉、グルメ、体験施設と1日中遊べるスポットが充実しており、森の中のドーム型ホテルで宿泊も可能だ。
えさやり体験などができる「ふれあい動物王国」や、クラフト体験ができる「手づくり体験館」もおすすめ。

約10軒の温泉宿が立ち並ぶ熊本の奥座敷、菊池市。24代450年にわたってこの地を治めた豪族・菊池氏の居城跡を整備し造られた菊池公園は、市内を見渡せる小高い丘に広がる市民の憩いの場。
園内にはソメイヨシノやヤマザクラなど約20種3,000本の桜が植えられており、県を代表する桜の名所として有名。

阿蘇山の麓にある動物園で、約30万㎡の敷地内に世界の動物たちが暮らす。ふれあい体験が充実しているほか、動物たちによるパフォーマンスショーも人気だ。
チンパンジーの「パンくん」をはじめ、テレビに出演する人気者たちが暮らしていることでも知られている。
さらに園内では常時2つの動物パフォーマンスショーが行われており、動物たちとトレーナーの愉快なショーを楽しめる。

「JR熊本駅」の北側、歩いて約20分の場所にある「花岡山」。
熊本市街地や熊本城を一望できる、展望スポットとしても知られている。
標高133mと手軽に登れる高さで、展望公園にはベンチも設置されており、ゆっくりと景色を楽しめる。
熊本の定番夜景スポットでもあり、夜には光り輝く熊本市の繁華街を間近で見られるのも魅力のひとつ。

ミルクロードとも呼ばれる県道339号沿いに位置する展望所。売店の駐車場から続く歩道を少し進むと辿り着く。
展望所からは阿蘇の山々と阿蘇谷の田園風景を一望でき、条件が揃えば早朝には雲海を見られる。
日没後には内牧温泉や阿蘇谷の街、阿蘇市街地の明かりと星空が輝く幻想的な夜景も楽しめる。
夜明け前の時間帯なら街明かりを雲海が覆う、神秘的な景色が見られることも。
24時間利用できるトイレもあるため、深夜のドライブデートにもピッタリ。

熊本市西区にある標高118mの独鈷山一帯は、祈りの丘公園として整備されている。
熊本城の築城時には、独鈷山から石を切り出していたとされ、その歴史を感じさせる建造物が点在。
園内は見晴らしが良く、熊本市街地や阿蘇山など、様々な景観を楽しめる。
夜には市街地の明かりはもちろん、天気が良ければ遠くの長崎県島原市の明かりまで見渡せることも。
広々とした園内に点在するベンチに座り、静かに夜景を楽しむロマンチックな時間を過ごせる。

名物の多い熊本グルメの中でも特に人気の高い馬肉料理。熊本市内の繁華街にある「馬桜」は、馬刺しをはじめとする豊富なメニューが人気の店だ。
自慢の馬刺しは、鮮度抜群の厳選された国産馬肉を使用。定番の赤身を筆頭に、フタエゴやたてがみといった味や食感の異なる6種の部位を食べ比べできる「特選馬刺し盛り」がおすすめ。
高級感あふれる店内は半個室や掘りごたつ席、窓際のカウンター席と多彩な座席を用意。

熊本の名産を活かした多彩な肉料理や郷土料理、地酒を味わえるビストロ。
ブランド牛「あか牛」のステーキや、幻の地鶏ともいわれる「天草大王」の焼き鳥、馬刺しなど、約80種類ものメニューが揃い、熊本グルメを堪能できる。
なかでも、来店者の80%以上が注文する名物メニュー「名物お肉のかいだん」は見逃せない。
熊本県産の牛肉・鶏肉・豚肉を使った７種類の料理を食べ比べできる。
店内は落ち着いた照明とインテリアで統一され、個室も完備。
カップルでのディナーにもピッタリの一軒だ。

熊本の繁華街にひっそりと佇む、隠れ家のような雰囲気の「ステーキハウス淀川」。
厳選された国産黒毛和牛やオーストラリア産の牛肉を、鉄板焼きで素材本来の旨みを引き出して提供している。
カップル向けのコースが充実しており、特に人気なのが「カップルコース碧」。
熊本産の伊勢海老やジューシーな黒毛和牛のステーキを堪能できるだけでなく、2人の気分を盛り上げる演出も楽しめる。
また、２種類のお任せ料理とステーキを２人で取り分けて味わえる「カップルコース花」も記念日ディナーにお勧め。
フォアグラや鮑などの高級食材を使った贅沢なコースやメニューも揃う。

JR熊本駅から市電で約20分の場所にある「ホテル日航熊本」。
ショッピング街に隣接し、熊本を代表する観光スポット「熊本城」へも徒歩でアクセスできる好立地にある。
東側の客室からは阿蘇の雄大な自然、西側の客室からは熊本城や市街地を一望でき、眺望の良さも魅力のひとつ。
館内には５つのレストランがあり、日本料理や広東料理、フランス料理、ブッフェなど様々なジャンル・スタイルで本格グルメを味わえる。
また、アフタヌーンティーやカクテルを楽しめるラウンジでは、ゆっくり寛ぐ時間を過ごせる。

熊本空港から車で約80分、阿蘇エリアの山里に佇む宿。
全10室・７種類の客室全てに、かけ流しの露天風呂が備えられており、山や川の風景を眺めながら入浴できる。
チェックイン時に予約すれば、川のせせらぎを間近に感じられる川沿いの露天風呂や、プール付き露天風呂を貸切で利用することも可能だ。
また、田んぼに面したテラスでは、水面に映る空模様を眺めながら、のんびりと寛げる。
館内でいただく、熊本の食材を使った彩り豊かな創作料理も魅力のひとつ。
夕食では、国産和牛のロースステーキをメインに、牛と豚のしゃぶしゃぶを堪能できる。
朝食には、熊本産の豚を使ったしゃぶしゃぶと多彩な小鉢料理が並ぶ。

天草エリアでリゾート地として知られる「前島」に位置するホテル。
熊本市内から車、もしくは電車と船で約90分の場所にある。
「日本三大松島」のひとつに数えられる「天草松島」をはじめ、島々が大海原に浮かぶ絶景を一望できるロケーションが魅力だ。
11室の客室は全てがスイート仕様で、どの部屋も海に面し窓が大きく、室内やテラスからオーシャビューを楽しめる。
また、全室に露天風呂または半露天風呂を備えているのも特徴だ。
館内のダイニングテーブル「わび」では、天草で獲れた新鮮な魚介を使った寿司などを味わえる。
カウンター席の正面は大きな窓になっているため、夕焼けが海に沈む様子を見ながらディナーを楽しむことも可能。