
【宮城の人気デートスポット15選】都会と自然、両方の魅力を満喫!
豊かな自然と歴史文化が調和した「宮城」は、伝統・グルメ・アクティビティなど幅広い魅力が揃う人気観光地だ。
サンセット&クルーズ、ドライブ&温泉、史跡巡り&蒸溜所見学といったように、好みや目的、季節に応じて多様な体験ができるため、恋人たちの旅行先にもぴったり。
この記事では、宮城観光を計画中のカップルに向けて、お勧めのデートスポットやロマンティックな夜景の名所を中心に紹介していく。
内容を参考にデートプランを組めば、宮城を満喫するだけでなく、2人だけの思い出が作れるのでぜひ最後まで読んでほしい。
多彩な体験を満喫できる!宮城の人気デートスポット15選
好みに合わせて探せるように、歴史と伝統、豊かな自然、アクティビティなど、様々なジャンルから人気のデートスポットをピックアップ。
多様な体験がバランスよく揃っているので、組み合わせれば宮城の魅力を余すところなく楽しめるはずだ。
また、秋の紅葉、冬の雪景色など四季折々の表情を持ち、どの季節に訪れてもフォトジェニックな景観を満喫できる。
また、秋の紅葉や冬の雪景色など、四季折々の表情を楽しめるのも魅力。
フォトジェニックな風景の中で、記念写真や夕景デートを楽しみながら、2人だけの特別なプランを立ててほしい。
1. 仙台うみの杜水族館
仙台港の近くにある東北最大級の水族館。平成27(2015)年に「復興を象徴する水族館」としてオープンした。
三陸沖の生物から世界の生物まで幅広く展示している。入場口のすぐ先にある「いのちきらめく うみ」は幅14m、高さ7.5mの2階まで続く巨大水槽。
三陸の海をイメージして作られ、50種類約3万匹の生物が優雅に泳ぐ。

2. 仙台市天文台
「宇宙を身近に」をコンセプトにした「仙台市天文台」。美しい星空とともに迫力ある映像を投映するプラネタリウムや、宇宙について模型や映像を使って楽しく学べる展示室、日本屈指の大きさを誇る、口径1.3mの「ひとみ望遠鏡」を備えた天文総合博物館だ。
プラネタリウムは、頭上いっぱいに星空が広がる空間で、宇宙の魅力を体感できる。スタッフによって紹介する内容が異なる星空の生解説も魅力のひとつ。

3. 秋保大滝
宮城県仙台市や名取市を流れて太平洋に注ぐ名取川上流部にある滝。幅6m、落差55mものビッグスケールを誇り、「日本の滝百選」に選ばれている。
轟音をたてて流れ落ちる豪快な様子が圧巻で、国の名勝にも指定されている。
艶やかな秋の紅葉はもちろん、可憐な春の桜、さわやかな夏の深緑、森閑とした冬の雪景色など、四季折々に異なる表情で出迎えてくれるのも魅力。

4. 円通院
伊達政宗の孫、伊達光宗の菩提寺として正保4 (1647)年に建てられた円通院。
円通院は紅葉の名所として知られ、10月下旬から11月中旬にかけて見頃を迎える。
なかでも約350年前に造られた心字池と観音菩薩が住む補陀落山を中心にした庭園は、東北屈指の美しさ。夜間にはライトアップもされ、より幻想的な雰囲気になる。

5. ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所
北海道にある余市蒸溜所と並ぶニッカウヰスキーの原酒工場。
蒸留所は山形県との県境にほど近い山あいに位置し、新川と広瀬川に囲まれている。
無料ガイドツアー(インターネット予約必須)では蒸留棟や貯蔵庫を見学するほか、ウイスキーの試飲も可能。蒸留所限定のボトルが売られているショップにも行っておきたい。

6. 国営みちのく杜の湖畔公園
雄大な蔵王山の麓にある釜房湖畔に隣接する東北地方唯一の国営公園。園内は3つのエリアに分かれている。
「北地区」は、アウトドアを満喫できるキャンプ場やドッグラン、ピクニックに最適な芝生広場が広がっていて大自然を満喫できるエリアだ。
「南地区」と「北地区」の間にあるのが「里山地区」。里山の自然や文化を紹介する展示室や、木工クラフトなどができる工作室が設けられている。

7. 仙台城跡(青葉城)
伊達政宗公の命によって築城された仙台城。通称「青葉城」とも呼ばれ、以来270年にわたって藩政の中心だった。
しかし明治以降は陸軍用地となり多くの建築物が解体され、残っていた大手門などの建造物もほとんどが仙台大空襲によって焼失した。
現在一帯は公園として整備され、石垣と再建された大手門の脇櫓と大手門北側土塀を見ることができる。

8. 八木山動物公園フジサキの杜
絶滅危惧種を含む115種約600頭の動物を飼育する、東北最大級の動物園「八木山動物公園フジサキの杜」。
仙台城址のある青葉山の近隣エリアに位置し、仙台駅から地下鉄で12分、「八木山動物公園駅」下車すぐというアクセスの良さと、哺乳類・鳥類・爬虫類の多様な種が観察できることから、地元の人にも観光客にも愛されている。

9. 松島
京都の天橋立、広島の宮島と並び、日本三景の一つに数えられる全国的にも有名な景勝地。
太平洋ならではの雄大な水平線と、大小260余島もの緑豊かな島々が織り成す景観は、平安の時代から人びとを惹きつけている。
日中はもちろん、日の出や日の入りの景色は筆舌につくしがたい美しさ。春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色など、四季折々で変化する表情も人々を惹きつけてやまない。

10. 鳴子峡
深さ100mに及ぶ断崖絶壁が、およそ2.5kmにわたり続く鳴子峡。
鋭く切り立つ白い崖に、紅葉、楓、ミズナラ、など落葉広葉樹が生い茂り、秋にはそれらの木々が赤や黄色に色づいて、絵画のような美しい光景を作り出す。
鳴子峡にかかる「大深沢橋」を渡ると、峡谷の高さと周囲の風景を存分に味わうことができる。

11. 仙台朝市
仙台駅から徒歩5分と好アクセスを誇る「仙台朝市」。新鮮な地元宮城の生鮮食料品をメインに、食事処も用意されており、買い物から食事まで宮城の食を余すことなく堪能することができる。
食事処も多種多様な店舗が並んでおり、煮魚やお惣菜の販売も行う食堂や、朝市の新鮮な野菜を使用したカスタムサラダ専門店、朝の目覚めにもぴったりの珈琲店などが存在する。
特に、朝市食堂しょう家で人気の朝市丼は、なんとワンコイン500円で新鮮な海鮮丼を味わえると人気が高い。

12. 村田町 蔵の町並み
仙台と山形を結ぶ村田は古くから商都として栄えた。主な商材は染料や口紅の原料として重宝される紅花。
山形が一大産地で、江戸や上方へ運ぶ商取引によって財を生み出した。町の中心部には、当時の栄華を伝える荘厳な店と門が一対となって軒を連ねる景観が現在も残っている。
その洗練された町並みから、みちのくの小京都とも呼ばれ、平成26(2014)年には宮城県初の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。

13. 感覚ミュージアム
「感覚」がテーマの作品を展示する体験型のミュージアム。視覚、聴覚、嗅覚、触覚を刺激する展示が盛りだくさんで、鑑賞者がそれぞれの感性で作品を楽しめる。
展示はダイアローグゾーンとモノローグゾーン、2つの空間を繋ぐトラバースゾーンの3つのゾーンに分けられており、それぞれテーマに沿った作品を展示。常設展示のほか、予約制のワークショップを随時開催。

14. 蔵王エコーライン
蔵王エコーラインは、蔵王連峰を東西に横断する山岳道路。宮城県蔵王町と山形県上山市をつなぐ道路として昭和37 年(1962)11月に開通した。
全長約26kmにわたって続く道路は、観光ロードとして四季折々の表情で訪れる人を出迎えている。
春は雪の回廊、夏は爽やかな新緑、秋は赤や黄色が目にも鮮やかな紅葉が楽しめる。特に人気の高いシーズンが紅葉の時期。

15. やくらいガーデン
薬莱山(やくらいさん)のふもとにある「やくらいガーデン」。広大な敷地に400種類の植物が植えられており、「ローズガーテン」「ハーブガーテン」「ふるるの丘」など8つのテーマガーテンで構成されたレジャースポット。
春〜秋は季節ごとに色とりどりに花々が咲き誇り、秋にはハロウィンイベントも開催。
丘の真ん中にフォトスポットの高台があるので、記念撮影にもぴったり。

ロマンチックなデートに最適!宮城の夜景スポット5選
宮城のデートプランを立てるなら、夜景スポットも忘れずに組み込もう。
ここでは、カップルにお勧めしたい夜景の名所を紹介する。
いずれも高台・高層にある見晴らしの良さが特徴で、市街地や太平洋、遠景の山並みまで続く夜の光のグラデーションを広い視野で堪能できる。
街灯りが静かに瞬き、都会的な明るさと郊外の落ち着きが混ざり合った、絶妙なコントラストは格別だ。
ぜひお気に入りの場所に足を運び、2人だけのロマンティックな時間を過ごしてほしい。
1. 仙台城跡(青葉城)
デートスポットでも紹介した「仙台城跡(青葉城)」は、夜景スポットとしても仙台で屈指の人気を誇る。
仙台駅周辺の高層ビル群や市街地、遠くの太平洋まで広がる眺望が一体化した100万都市ならではのダイナミックな夜景を一望できる。
地形の高低差や眼下の広瀬川の陰影によって奥行きが生まれ、都市の灯りと自然の闇が描き出す対比も見どころ。
また、伊達政宗公騎馬像と石垣のライトアップは美しく、歴史のロマンと都会のきらめきを同時に感じられる。
夜は昼よりも人影が落ち着いており、静寂で2人きりの会話がしっとり映える時間を過ごせるだろう。

2. SS30 展望フロア
「JR仙台駅」から徒歩約8分の好立地にあるオフィスビルで、仙台のランドマークのひとつに。
2階から27階まではオフィス、28階から30階には飲食店が入り、最上階である30階には展望フロアが設けられている。
展望フロアへは、専用エレベーターの「スカイシャトル」を使って約1分でアクセス可能。
地上約128mの高さからは、仙台市街地や仙台城跡を一望できる。
日没後はフロアの照明が控えめに灯り、眼下には市街地の住宅やビル、車のヘッドライトが輝く夜景を広がる。
フロア内にはベンチが設定されており、ゆっくり過ごせるのが魅力のひとつだ。

3. AER展望テラス
仙台駅西口から続くペデストリアンデッキから徒歩2分の位置に建設されている
最上階の31階の西側と東側の2カ所が展望テラスとして無料開放されており、ここから眺める仙台市の景観が美しいと評判。
また、20時まで開放されていることもあり、夜景も見どころのひとつ。
西側の仙台市街はビルや建築物に灯りが灯り、昼間とは異なる美しい景観が広がるとしてカップルや観光客が訪れている。

4. 那智が丘
名取市の南西部に位置する「那智が丘」は、自然豊かな丘陵地帯に佇む住宅地。
周辺には熊野那智神社や公民館、散策路などがあり、里山の風情と暮らしの景色が残る知る人ぞ知る穴場スポットだ。
展望台からは仙台市中心部の灯りが遠くに伸び、晴れた日は太平洋光沿岸までの夜景を楽しめる。
仙台湾・名取平野が開けた視界に広がり、海岸線の光が織りなす美しいパノラマと落ち着いた居住地の灯りが作り出す優しい光景は他ではあまり見られない。
派手さよりも静かに寄り添って眺めるロマンチックさが魅力で、マジックアワーから夜にかけての移ろいをゆっくり味わうのがお勧め。

5. 海の見える丘公園
「海の見える丘公園」は、名取市ゆりが丘の高台に位置するロケーションが自慢の公園。
園内には大型複合遊具・芝生広場・遊歩道などが整備され、幅広い世代が自然の中でのんびりと過ごせる。
春の桜・秋の紅葉をはじめ季節ごとの彩りも美しく、地域住民の憩いの場になっている。
夕方から夜にかけては静かな雰囲気の中で街の灯りが徐々に輝き始め、隠れた夜景スポットとしてカップルに人気。
開放感が魅力で展望エリアでは、名取・仙台の市街地や太平洋沿岸の眺望を楽しめる。
タイミングが合えばイチョウ並木や海の島影がアクセントとなり、絵になる写真を撮ることも可能だ。

- 住所
- 〒981-1245 宮城県名取市ゆりが丘5丁目
地元・旬の食材をカップルで堪能!宮城のお勧め飲食店3選
照明・内装が程よく抑えられ、ゆったり会話を楽しめる雰囲気が漂うカップル向きの気の飲食店を紹介する。
いずれも地元や旬の素材を丁寧に扱ったこだわりの一品に定評があり、きめ細かな接客が満足感を高める。
個室や記念日プレート対応といった2人向けのサービスも行き届いており、気負わずに特別感を演出できる。
観光後のディナーに気に入ったお店に訪れて、素敵な1日の締めくくりに彩りを添えてほしい。
1. すていき 小次郎
仙台市の鉄板焼ステーキ店「すていき 小次郎」は、1983年の創業以来、美食家たちの心を掴み続けてきた名店だ。
店内にはゴールドと黒のコントラストが美しい半円形のカウンター席が広がり、席からは京都・龍安寺のつくばいを模した坪庭が望め、四季折々の美しさが楽しめる。
洗練された空間に包まれ、目の前の鉄板で調理されるライブ感も魅力だ。

2. Trattoria Foresta Di Gufi
「Trattoria Foresta Di Gufi」は、地下鉄南北線「広瀬通駅」・「勾当台公園駅」より徒歩約数分の場所にあるイタリアンバル。
ビル2階の落ち着いた佇まいが隠れ家感を演出し、店内はカウンターと個室を併せた全40席ほどのおしゃれな空間が広がる。
地元食材を取り入れた本格イタリアンと料理に合う厳選したワインを楽しめるのが魅力だ。
なかでも、柔らかくてジューシーな「仙台牛の自家製ローストビーフ」が人気。
2人から個室利用ができるほか、メッセージ付きのプレート・コルクボードプレゼントの無料サービスも行っているので記念日の利用もお勧め。

3. せり草庵
仙台駅すぐそば、レトロな雰囲気漂う「仙台せり鍋と個室和食 せり草庵」。完全個室なので、周りを気にせず、ゆっくりと宮城の味覚がいただける。
仙台の冬の名物「合鴨の仙台せり鍋」は必食。ジューシーな合鴨と、シャキシャキとしたせりの食感が絶妙。せりは、独特の爽やかな風味と栄養価の高さを持ち、江戸時代から仙台の人に親しまれてきた食材だ。

カップルで泊まるならココ!宮城のお勧め宿泊施設3選
最後に宮城でカップルに人気の宿泊施設を紹介しよう。
いずれも仙台市街・松島・秋保の美景と調和した立地が特徴で、観光地へのアクセスに優れる。
眺望へのこだわりも強く、高層階からのパノラマやオーシャンビュー、森の静けさなど、その土地ならではの絶景を満喫できる。
複数の客室タイプ・地元食材を使った美食・露天風呂をはじめ充実の施設を備えており、滞在中も癒しのひと時を過ごせるだろう。
2人の絆が間違いなく深まるので、ぜひお気に入りのホテルに泊まってほしい。
1. ウェスティンホテル仙台
仙台の中心部にあるビジネス街近くに建つ37階建ての「仙台トラストタワー」の高層階に位置するラグジュアリーホテル。
JR仙台駅から徒歩圏内なので、県内の観光はもちろん東北各地への移動にも便利。
クラス感漂う客室からは、周辺の山々や市街地、太平洋を一望する素晴らしい眺望が広がる。
最高の寝心地を約束する「Westin Heavenly® Bed(ウェスティンヘブンリーベッド)」や、小型冷蔵庫、照明付きデスクなども備え、快適な宿泊を叶えてくれる。

2. ゆと森倶楽部
宮城県と山形県にまたがる「蔵王国定公園」内の静かな森の中にある、大人のための癒やしの温泉リゾート。
「暮らすように時を過ごす」をコンセプトとしたステイが魅力で、すべての宿泊プランがオールインクルーシブ。滞在中の食事やドリンク、各種アクティビティすべてが宿泊料に含まれている。
4つの貸切露天風呂と大浴場で楽しめる温泉は、湯量豊富な2本の自家源泉を敷地内で汲み上げ。

3. ホテル松島大観荘
日本三景「松島」の美しい海を一望できる高台に建つリゾートホテル。
松島湾を望む海側の客室が多く、朝焼けや夕暮れ、霧に包まれる幻想的な松島の風景を部屋にいながら楽しむことができる。
部屋タイプは和室、洋室、和洋室などが用意されており、ファミリーからカップル、団体旅行まで幅広く対応する。

宮城のデートスポットに関するよくある質問
Q
仙台市以外でデートするならどの地域がお勧め?
日本三景に数えられ、大小260の島々と美しい景観が魅力の「松島」、湯めぐりや四季折々の自然散策を楽しめる「鳴子温泉郷(大崎市)」がお勧めです。
Q
宮城でドライブデートをするならどこがお勧め?
太平洋を見下ろす絶景の海岸道路「県道220号(通称:牡鹿コバルトライン)」、エメラルドグリーンの火口湖”御釜”が有名な「蔵王エコーライン」がお勧めです。
まとめ
宮城への旅行を検討中のカップルに向けて、人気のデートおよび夜景スポット、宿泊施設を中心に紹介してきた。
都会的な利便性と自然の豊かさがバランス良く調和した宮城は、2人の好みに合わせて様々な楽しみ方ができる。
仙台朝市でグルメを堪能し、歴史の深みを感じられる場所やアクティビティスポットに足を運ぶなど、プランの数は無限大だ。
せっかくならディナー・ホテルにもこだわり、この先も記憶に残る大切な思い出をたくさん作ろう。
定番の観光名所・イベントをはじめ、宮城の見どころをもっと知りたい方は、こちらの記事もぜひ読んでほしい。