
大阪発さんふらわあで行く別府温泉旅|昼の瀬戸内海カジュアルクルーズ×界 別府で過ごす2泊3日
瀬戸内海に浮かぶ島々を船上から眺め、日本屈指の温泉地・別府で温泉文化にどっぷり浸かる。
そんな贅沢な旅が叶うのが、大阪発の「商船三井さんふらわあ」で行く別府温泉旅だ。
さんふらわあに乗り込めば、大阪〜別府間の移動そのものがクルーズ体験に。
穏やかな瀬戸内の絶景を眺めながら、船のおもてなしをゆったり楽しむ特別な時間が待っている。
別府に着いてからは、温泉地ならではの景色や温泉グルメを堪能し、星野リゾートの温泉旅館「界 別府」で心も体もとことんリフレッシュ。
別府の温泉文化に触れるイベントも充実していて、ふだんとはひと味違う濃い思い出がきっとできるはず。
旅の流れは本記事内の動画でも紹介しているので、ぜひあわせてチェックしてみて。
大阪から別府へ。“移動そのもの”を楽しむ船旅
大阪〜別府間の移動といえば新幹線や飛行機が定番だけれど、さんふらわあを選ぶと、移動時間の使い方がガラリと変わる。
穏やかな海に大小の島々が点在する瀬戸内海の眺めは風光明媚で、日本人にも根強い人気を誇る絶景。
広々とした船内でのんびり過ごしながら、別府に着く前からすでに旅気分が高まっていく。
国内初のLNG燃料を採用した船体と、波が穏やかな瀬戸内海のおかげで、揺れがほとんどないのも嬉しいポイント。
夜間も運航しているので、眠っている間に目的地へたどり着けるのも、さんふらわあならではの醍醐味だ。



昼の瀬戸内海カジュアルクルーズ「さんふらわあ」と「界 別府」の魅力
昼から夜へと刻々と表情を変える海を眺めながら、九州や四国の文化に触れられる昼の瀬戸内海カジュアルクルーズ「さんふらわあ」。
そして、温泉県ならではのローカルな文化を体験しながら、一流のおもてなしに包まれる「界 別府」。
どちらも、ただ移動して泊まるだけでは味わえない体験が待っている。
それぞれの魅力を詳しく紹介していこう。
大阪から別府への移動が旅になる「さんふらわあ」
大阪↔別府のさんふらわあは通常夜行便のみの運航だが、現在「昼の瀬戸内海カジュアルクルーズ」として、2026年は年間7本限定で昼行便を運航中。
瀬戸内海の島々や本土と四国・離島を結ぶ橋梁たちの織りなす景色は、息をのむほどに美しいとして評判だ。
また、船内の体験コンテンツが充実しているのも魅力のひとつ。
瀬戸内レモンをベースにしたオリジナルフレグランス作りや、希少な桜島の天然溶岩をホットストーンに加工した大地の熱で整うマグマリトリート®体験など、九州・四国ならではの自然素材を活かしたイベントが揃っている。
ビュッフェレストランでは九州の食材を使った料理や、地元で長く愛されてきたローカルフードも味わえて、食でも旅気分が盛り上がること間違いなし。




“泊まる”ではなく“浸る”宿「界 別府」
界 別府の客室は、全室が別府湾を一望するオーシャンビュー。
大きな窓から海が広がり、まるで海と一体になったような開放感が楽しめる。
そして、別府ならではの体験コンテンツが充実しているのも魅力。
別府の温泉文化や現代湯治の知恵を学んでゆっくり湯に浸かる時間、地元大分の食材をふんだんに使った料理、そして"温泉で聞こえる音"で奏でるご当地楽「湯治ジャグバンド」の演奏。
どれも、別府という土地そのものを五感で楽しむ体験だ。
チェックアウトする頃には、単なる宿泊とはひと味違う、どっぷりと浸かった感覚が残るはず。



- 日本語名称
- 界 別府
- 郵便番号
- 874-0920
- 住所
- 大分県別府市北浜2-14-29 Googleマップ
- 電話番号
- 050-3134-8092
- チェックイン
- 14:30
- チェックアウト
- 11:00
- 宿泊料金
- 和室(1泊1室2名利用2名金額、夕食・朝食付きプラン)64,000円〜(公式サイトから予約の場合)
昼の瀬戸内海カジュアルクルーズ×別府温泉の楽しみ方7選
ここでは、昼の瀬戸内海カジュアルクルーズと別府温泉、それぞれの醍醐味を最大限に楽しむための7つのポイントをご紹介。
旅の前にチェックして、充実した2泊3日を計画しよう。
1. 船上から瀬戸内海の絶景を眺める
大小約700の島々が点在する瀬戸内海を航行しながら、船は3つの名橋の下を通過する。
まず13:20頃に通過するのが、兵庫県神戸市と淡路島を結ぶ全長3,911mの明石海峡大橋。
世界最大級の吊り橋を海面から見上げると、その規模感と迫力に圧倒される。
16:50頃には瀬戸大橋を通過。
上部に自動車道、下部に鉄道が走るこの橋では、タイミングが合えば電車が通過する瞬間を間近で目撃できるかもしれない。
そして19:10頃に通過する来島海峡大橋では、日暮れの空と海に浮かぶ橋と島々のシルエットが重なり、思わず言葉を失うような美しさに出会える。
船内に座ってゆったり眺めるのも、デッキで潮風を浴びながら眺めるのもいいだろう。



2. 船内イベントで移動時間を楽しむ
船内では、九州の自然や文化をテーマにした体験イベントが充実している。
天然アロマを使ったフレグランス制作体験では、瀬戸内レモンをベースに、鹿児島を拠点とする調香師の指導のもとで世界にひとつだけの香りを作り上げる。
マグマリトリート®体験では、希少な桜島の天然溶岩をホットストーンに加工した大地の熱で整う新感覚のマッサージ体験を味わえる。
夜には吹き抜けのアトリウムでプロジェクションマッピングの上映も。
こうした非日常のひとときを移動中に楽しめるのは、クルーズならではの贅沢だ。
※イベント内容は便により異なる。




3. 別府地獄めぐりで別府らしい景色を体感する
別府を象徴する光景といえば、街のあちこちから立ち上る湯けむりと、地面からボコボコと噴き出す"地獄"だ。
自然の力が生み出した地獄は含まれる成分によって赤・水色・白と色が異なり、"血の池地獄"や"海地獄"といった個性豊かな名前がついている。
眺めているだけで、別府という土地のスケールを肌で感じられる定番観光スポットだ。



- 日本語名称
- 別府地獄めぐり
- 住所
- 大分県別府市内
- 営業時間
- 8:00〜17:00
- 定休日
- 無休
- 電話番号
- 0977-66-1577
- 公式サイト
- 公式サイト
4. 地獄蒸し料理で“温泉グルメ”を味わう
温泉の蒸気で食材を蒸し上げる"地獄蒸し"は、別府を代表するグルメ体験。
蒸すことで余分な脂が落ちてヘルシーに仕上がりながら、素材本来の旨みや甘みはしっかり引き出される。
自分で蒸し器に食材をセットして蒸し上げるスタイルなので、食べる前からすでに楽しい。
味わいも、体験も、別府ならではの一皿だ。



5. 「界 別府」で楽しむ、温泉文化体験
界 別府の特長といえば、源泉数日本一を誇る別府温泉の文化に触れられるプログラム「温泉文化いろは」。
温泉水と大分産アロマオイルを使った温泉ミスト作り、温泉で染料を落として模様を浮かび上がらせる温泉絞り、温泉桶を楽器に見立てて演奏する湯治ジャグバンドなど、一日館内にいても飽きないほどイベントが充実している。
なかでも人気が高いのは、スタッフと一緒に街へ出て地元の人々に長く愛されてきた"ジモ泉"を巡るツアー。
ツアー後は自由行動なので、気になる温泉にそのまま浸かったり、昼の温泉街をぶらぶら散策したりと、自分だけの別府時間を楽しもう。




6. 「界 別府」で過ごす、贅沢な時間
壁一面が大きな窓になった客室から見下ろすのは、きらめく別府湾。
畳に寝転がってただぼんやりと海を眺める時間は、ここでしか味わえない贅沢だ。
内装にも別府らしさが散りばめられており、血の池地獄にインスパイアされた柿渋色の壁、枕元に施された絞りの意匠など細部まで土地の文化が宿っている。
アメニティの界 別府オリジナル風呂敷を即席バッグに仕立てて、温泉めぐりのお供にするのもお勧めだ。
夕食は、海の幸・山の幸に恵まれた大分の旬の食材をふんだんに使った、豊後鍋とりゅうきゅうの会席を堪能。朝食は、和食・洋食から好みで選べる。




7. ディープな夜の別府を巡る
夜が深まったら、昼とはまったく違う顔を見せる別府の街へ繰り出してみよう。
スナックをはじめとする飲食店がひしめく通りは、ネオンの光に照らされてムーディーな雰囲気が漂う。
界 別府のスタッフにガイドしてもらいながら、ローカルな空気感を存分に味わってみて。



モデルコース|2泊3日で楽しむ船旅×別府温泉一例
瀬戸内海クルーズの絶景や船内体験を楽しみながら、別府観光と「界 別府」での温泉文化体験を満喫する2泊3日の旅。
ここでは、旅をより充実させるための2泊3日モデルコースを紹介する。
Day1|大阪港から出航、「昼の瀬戸内海カジュアルクルーズ」を満喫
1日目は大阪港からさんふらわあに乗り込み、瀬戸内海の絶景と船内イベントをたっぷり堪能。
翌朝の下船まで、移動とは思えないほど充実した時間が続く。
- 12:15
- 大阪出航。デッキから海の風を感じ、ゆったりとした時間を楽しむ。
- 13:20
- 明石海峡大橋を通過。巨大な橋を船上から眺める、クルーズならではの景色。
- 14:50〜15:35
- フレグランス制作体験。旅の思い出になるオリジナルの香りを作ろう。
- 16:00〜16:30
- マグマリトリート®体験。ホットストーンマッサージでリラックス。
- 16:50
- 瀬戸大橋を通過。瀬戸内海の多島美と橋が織りなす絶景を満喫。
- 18:00
- レストランでディナービュッフェを味わう。
- 19:10
- 来島海峡大橋を通過。夕景から夜景へ移り変わる瀬戸内海を楽しめる時間帯。
- 20:30〜20:45
- 夜の船内を彩る幻想的な演出を楽しんだ後は、船内泊。


Day2|別府観光と「界 別府」での滞在を楽しむ
2日目は朝に別府へ上陸し、まずは街の観光へ。
地獄めぐりや地獄蒸しグルメで別府の個性を体感したら、界 別府にチェックイン。
温泉文化に触れる催しや極上のおもてなしで、忘れられない夜を過ごそう。
- 7:00
- 別府港に到着。朝の澄んだ空気と湯けむりに包まれながら、別府観光へ。
- 8:00〜
- 別府地獄めぐりを満喫。「海地獄」「血の池地獄」そして湯けむりの景色を楽しむ。
- 10:00〜
- 地獄蒸し工房 鉄輪で別府名物地獄蒸しランチ。
- 14:00
- 「界 別府」到着。別府湾を望む温泉宿で、滞在型の時間がスタート。
- 14:15〜
- 館内案内・客室見学。大浴場や客室、館内デザインなどをチェック。
- 15:15〜
- レトロ湯巡り体験。ジモ泉の入り方やマナーを学び、別府の温泉文化に触れる。
- 16:15〜
- 温泉ミスト作りで、この滞在にぴったりの、肌が潤うオリジナルミストを作る。
- 17:30〜
- 夕食「豊後鍋とりゅうきゅうの会席」。地元食材を活かした会席料理を堪能。
- 19:30〜
- 夜の温泉街体験。街の灯りが幻想的な時間帯を歩く。
- 21:15〜
- ご当地楽「湯治ジャグバンド」。温泉文化テーマのパフォーマンスを鑑賞。
- 21:45〜
- 別府湯の街夜巡り。夜ならではの静かな街を歩きながら、別府の魅力を体感。


Day3|温泉文化体験と朝の別府を満喫
最終日は、別府湾を望みながら現代湯治体操で清々しくスタート。
チェックアウトまで別府の食と文化を余すことなく楽しんで、この旅を締めくくろう。
- 7:00〜
- 現代湯治体操からスタート。温泉旅ならではの、朝のリフレッシュ時間。
- 7:45〜
- 朝食 体にやさしい和朝食をゆっくり味わう。
- 9:30〜
- 温泉絞り体験。旅の思い出になるオリジナルハンカチを作る。
- 11:00
- チェックアウト。別府旅を締めくくる。



予約方法|セットプラン&個人手配どちらでもOK
さんふらわあの乗船と界 別府の宿泊がセットになった「界 別府に泊まる『ドラマティック船旅湯治プラン』」が販売されている時期は、まとめて予約するのがスムーズ。
ただ、セットプランがない時期でも、それぞれ個別に予約すれば同じ旅程を再現できるのでご安心を。
どちらも公式サイトからの予約がお勧めで、英語・中国語・韓国語にも対応しているので海外からのゲストも利用しやすい。
注意したいのが、さんふらわあ昼行便の予約タイミング。
運航3ヶ月前から受付が始まるが、人気の便はすぐに埋まってしまうことも。
旅の日程が固まったら、予約解禁日も一緒にカレンダーに入れておこう。
「さんふらわあ」と「界 別府」のよくある質問
Q
船旅が初めてでも楽しめますか?
もちろん楽しめます。瀬戸内海は揺れが少ないので、初めての船旅にはピッタリです。
Q
セットプランでなくても同じ旅はできますか?
「さんふらわあ」と「界 別府」をそれぞれ予約しても同じ旅を楽しめます。
Q
別府観光はどのくらい時間が必要ですか?
温泉に1ヶ所だけ浸かるなら1時間程度、別府地獄めぐりや温泉グルメもしっかり楽しみたい場合は3〜5時間ほど必要です。
Q
どの季節がお勧めですか?
季節によって違った表情を見せるので、オールシーズン楽しめます。春は新緑が美しく、秋から冬にかけては空気が澄み渡り島々がくっきり見えるでしょう。
まとめ
瀬戸内海に浮かぶ島々を眺めながら船旅を楽しみ、別府では温泉文化と癒やしにどっぷり浸かる。
「さんふらわあ」と「界 別府」が叶えてくれるのは、移動も滞在も特別な思い出になる2泊3日の旅だ。
船上で過ごすゆったりとした時間も、湯けむりに包まれる温泉街の風景も、きっと忘れられない思い出になるはず。
地元グルメや温泉文化体験など、この土地ならではの魅力を五感で味わえるのも大きな魅力だ。
海と温泉に包まれる、非日常の時間をぜひ体験してみてほしい。


