360年の歴史を誇る用水路、野火止用水。承応4年(1655)に川越藩主であった松平伊豆守信綱が、家臣の安松金右衛門に命じて作らせたものだ。東京都小平市の玉川上水から分水され、野火止台地開拓者の飲料水として用いられた。
小平市から東村山市、東久留米市を経て、新座市に至る用水路の全長は24km。現在、用水路沿いに遊歩道が整備されており、新座市の豊かな自然を楽しめる憩いの場となっている。
遊歩道沿いにはいくつもの緑地や公園があり、なかでも春の「本多緑道」がおすすめ。ソメイヨシノやしだれ桜が咲き誇る桜並木と用水路が織りなす、のどかな情景。どこか懐かしい「ふるさと」を感じる景色が見られる。また新緑や紅葉時期は、また違った情景を見せてくれるスポット。四季折々の景色を、のんびりと散歩しながら楽しもう。
ポイント
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360年の歴史を誇る用水路。
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野火止台地開拓者の飲料水として作られたもの。
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現在は自然豊かな遊歩道が整備されている。
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春の「本多緑道」は、桜並木と用水路が織りなす情景が見事。
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四季折々の景色を楽しみながら散歩ができる。
写真
口コミ
基本情報
- 日本語名称
- 野火止用水
- 郵便番号
- 352-0022
- 住所
- 埼玉県新座市本多2-2(本多緑道付近)
- 電話
- 048-424-4686(新座市役所シティプロモーション課)
- 営業時間
- 24時間
- 定休日
- 無休
- 入園料
- 無料
- アクセス
- JR武蔵野線「新座」駅から徒歩で約10分
- 公式サイト
- 公式サイト