瀬戸内の島風景にときめく! 塩飽&笠岡諸島モデルコース
本編では、瀬戸内の島々をめぐるおすすめのモデルコースをご紹介。1泊2日で塩飽諸島の粟島、本島を訪れたら、瀬戸大橋を本州側に渡って、笠岡諸島の北木島、真鍋島へも訪れよう。
公式情報 掲載施設による公式確認を経た情報です。
1897(明治30)年に設立された日本初の海員養成学校を記念館として公開。
1897(明治30)年、江戸時代より北前船の寄港地として栄えていた粟島に設立された、国内初の海員養成学校。多くの海員を輩出したが、1985(昭和62)年に閉校。建物はその後も大切に保存され、現在は「粟島海洋記念館」として、船舶にまつわる貴重な資料などを展示・公開している。
木造2階建ての本館の校舎は1920(大正9)年に建てられたもので、教室や職員室をそのまま保存。大正モダンなこちらの校舎には素敵なフォトスポットももりだくさん!
長い廊下や手すり付きのガラス窓など館内のみどころも豊富で、なかでも2階ホールは圧巻の広さ! 長い廊下を低いアングルから撮影してみるのもおもしろい。
特徴的なターコイズブルーの外壁の色は、館内の窓枠にも使用されており、窓を使ったポートレートもおすすめだ。
北前船の文化から近代船舶への歴史を知ることができるさまざまな展示も見逃せない。庭にも古い碇などが展示されており、じっくりと散策するのがおすすめだ。島の人に学校のお話を聞いてみるのも、島旅ならではの楽しみ方だ。
※現在、老朽化のため全館立ち入り禁止となっております。2022年秋の瀬戸内国際芸術祭終了後、改修工事の予定ですが日程は未定のため、当面の間立入禁止となります。