瀬戸内の島風景にときめく! 塩飽&笠岡諸島モデルコース
本編では、瀬戸内の島々をめぐるおすすめのモデルコースをご紹介。1泊2日で塩飽諸島の粟島、本島を訪れたら、瀬戸大橋を本州側に渡って、笠岡諸島の北木島、真鍋島へも訪れよう。
公式情報 掲載施設による公式確認を経た情報です。
「石の島」北木島に点在する石の現代アート。
島で採掘される良質な石は「北木の御影石」とも呼ばれ重用されており、2019年には北木島を含む笠岡諸島が「石の島」として日本遺産に認定された。
そんな北木島で楽しみたいのが、「石の現代アート」めぐり。島の玄関口のひとつ、豊浦港では石で作られたモニュメント、「メビウスの輪」がお出迎え。ほかにも、自然が創る奇岩を生かしたアート作品が点在するので、探してみるのも楽しい。
また、自然と人との共存の歴史を感じることができる、採石場跡の絶景スポットも見逃せない。採掘後に雨水が溜まり、池を形成した景観が、中国の桂林のようであることから「北木の桂林」と名付けられたダイナミックな風景は必見だ。ほかにも、採石で発生した端材を手摘みで組み合わせて築かれた船着場がおすすめ。石積みされた岸とエメラルドグリーンの海の美しい風景から「北木のベニス」と名付けられており、石の産地ならではの風景が楽しめる。
石で作られたモニュメントや、採石場の絶景など、石が生み出すアート作品の数々を訪れてみてはいかが。