
桜咲く自然豊かな風景を堪能!名古屋の人気お花見スポット8選
「名古屋城」や「名古屋港水族館」、「レゴランド・ジャパン」などバラエティに富んだ観光スポットや名古屋グルメが魅力の「名古屋」。 公園や日本庭園などで見られる自然景観も魅力のひとつで、都市部ながら自然豊かな景色の中で咲き誇る桜を楽しめる。 この記事では、そんな「名古屋」で人気の花見スポットと桜の見頃を紹介する。 「名古屋」で花見を満喫するために、ぜひこの記事を参考にしてほしい。

全国で5つのみの国宝に指定されている天守は、現存最古といわれ前期望楼型天守の特徴を備えていることで有名。室町時代の1537年、織田信長の叔父、織田信康によって建てられたといわれる。後方を木曽川に守られた小高い山の上に建つ「後堅固の城」。城下町と一体となり、交易や政治、経済の要衝として重要な拠点となった。
尾張と美濃の国境に位置していたことから、戦国時代には、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康もこの城を奪おうとし、次々と城主が変わった。江戸時代に入り、尾張藩付家老の成瀬正成が拝領し、現在の天守の姿が出来上がったとされる。全国で唯一の個人所有の城としても知られていたが、2004年に公益財団法人犬山城白帝文庫に譲渡されている。
天守最上階は廻廊に囲まれており、天気の良い日には、木曽川や濃尾平野、御嶽山、岐阜城、名古屋駅のビル群などを一望できる。三重四階地下二階の城には、築城当時の木材が今も多く残り、城内を歩くと木が軋む音が鳴り、床板の隙間も歴史を感じさせてくれる。石垣からの侵入者を防いだ「石落とし」のほか、犬山城天守屋根には桃瓦が合計12枚あり、魔除けの役割を果たしている。

木曽川沿いの断崖に建つ

犬山城の天守

時代を感じさせる地下1階

2階の武具の間

展望がすばらしい4階