鶴ヶ城

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鶴ヶ城

日本百名城、ふくしま三城のひとつである「難攻不落の名城」。

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桜の名所としても知られ、会津若松市のシンボルとなっている城。正式名称は若松城で、会津城または会津若松城と呼ばれることもある。日本で唯一、赤瓦でふかれた天守閣は、藩政時代の美しい城の姿を今に伝えている。

16世紀末に秀吉により移封された蒲生氏郷により、石垣、天守閣を備えた本格的な近世城郭がつくられ、当時、黒川だった町の名は若松に改められた。鶴ヶ城の名は、氏郷の幼名「鶴千代」にちなんで付けられたともいわれる。(諸説あり)。

1643年からは会津松平家の居城となった。幕末1868年1月から始まった戊辰戦争で8月には戦場が会津に移り、8月22日から籠城戦に突入するも、新政府軍の砲撃に1ヶ月以上耐え「難攻不落の名城」と呼ばれた。しかし戦により城は激しい損傷を受け、1874年に石垣を残して取り壊された。

本格的な城の修復が始まったのは第二次世界大戦後で、現在見られる天守は1965年に鉄筋コンクリート造で再建された。天守内部は「若松城天守閣郷土博物館」となっており、地域の歴史に関する資料が展示されている。天守閣からは会津の町や、白虎隊が自刃した飯盛山が望める。

城跡は「若松城跡」として国の史跡に指定され、春には約1000本の桜の海に浮かぶ城の姿が楽しめる。また千利休の子である少庵ゆかりの茶室「茶室麟閣」が本丸内にある。

ポイント

  • 天守から続く、江戸時代の工法で復元された建物「干飯櫓・南走長屋」も必見。
  • 1000本の桜の開花に合わせたライトアップが美しい(ライトアップは通年)。
  • 茶室麟閣の風情ある茶室で、抹茶(有料)を味わうこともできる。
  • 日没~22時頃までライトアップされる(会津うつし鏡)。

写真

  • 美しいグラデーションカラーでライトアップ。カラーは季節により変わる

    美しいグラデーションカラーでライトアップ。カラーは季節により変わる

  • 戊辰戦争では激しい攻防戦が繰り広げられた

    戊辰戦争では激しい攻防戦が繰り広げられた

  • 雪化粧した冬の姿も美しい

    雪化粧した冬の姿も美しい

  • 一帯に整備された鶴ヶ城公園は桜の名所でもある

    一帯に整備された鶴ヶ城公園は桜の名所でもある

  • 2011年の改修で、本来の姿である赤瓦にふきかえられた会津若松のシンボル

    2011年の改修で、本来の姿である赤瓦にふきかえられた会津若松のシンボル

口コミ

6

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    行った時は天気が悪くて、細かい雨と冷たい風が身にしみました。少しだけ滞在してすぐに帰りました。

  • 真っ白な城と桜のコラボが最高に美しい!夜はライトアップされて夜桜も楽しめるよ。

  • 日本百名城のひとつに選ばれていて、天守閣には幕末の白虎隊の歴史が記されています。

  • 天守閣は高い場所にあって、ゆっくり歩いて登る必要があります。

  • 桜が満開の景色は、実際に現地に行かないと絶対に味わえない感動!

合わせて読む

基本情報

日本語名称
鶴ヶ城
郵便番号
965-0873
住所
福島県会津若松市花春町8-1
電話
0242-27-2472
定休日
無休
営業時間
8:30~17:00(入場は16:30まで)
料金
大人410円(天守閣・麟閣共通券 大人520円)、小・中学生150円
アクセス
JR「会津若松」駅から周遊バスハイカラさんで「鶴ヶ城入口」下車、徒歩5分
クレジットカード
使用不可
公式サイト
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