久慈地方の琥珀は中生代白亜紀後期、約9000万年前の恐竜時代に属すもので、装飾品などに使われる琥珀としては最も古い年代の琥珀とも言われている。琥珀採掘の歴史も古く、古墳時代にはすでに久慈産の琥珀が大和朝廷に運ばれた琥珀交易の路「アンバールート」が存在していたことがわかっている。
豊かな森林に囲まれた敷地内に新館と本館があり、新館は「体験型琥珀博物館」で9000万年前の久慈の様子をジオラマで再現したディスカバリーパーク、琥珀を使ってさまざまな実験を行う参加体験スペースのアンバーラボなど、見て・体験・体感して楽しめるスペースになっている。
また本館「展示型の資料館」では、久慈の琥珀の生成や歴史、文化について説明しており、久慈から産出の昆虫入り琥珀などを中心に貴重な展示物が揃っている。
また、恐竜時代の地層から琥珀を探す採掘体験(4月下~11月)や、手作業で琥珀を削り、勾玉やペンダントを作る琥珀玉づくり体験ができる。
ポイント
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実際に使用していた坑道跡を実際に見ることができる。
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世界中の琥珀を扱う久慈琥珀本店があり、国内随一の品揃えを誇る。
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琥珀を特産とするリトアニア共和国の文化や物産を紹介するリトアニア館を併設。
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琥珀の採掘場からティラノサウルス類の化石が発見され、化石の発掘体験も人気。
写真
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基本情報
- 日本語名称
- 久慈琥珀博物館
- 郵便番号
- 028-0071
- 住所
- 岩手県久慈市小久慈町19-156-133
- 電話
- 0194-59-3831
- 定休日
- 年末年始、2月末日
- 開館時間
- 9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 料金
- 大人500円、小・中学生200円
- アクセス
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1) JR「久慈」駅からJRバスで「琥珀博物館入口」または「森前」下車、バス停からの無料送迎バス乗車(要予約)
2) JR「久慈」駅から車で10分 - クレジットカード
- 可
- 公式サイト
- 公式サイト