佐賀県立九州陶磁文化館

九州全域の陶磁器や現代の作家による陶磁器などを幅広く収集・展示。

2022年４月にリニューアルした展示室では、新たに有田焼の歴史をわかりやすく展示。なかでもヨーロッパの王侯貴族に愛された海外向けの古伊万里を集めた蒲原コレクションは必見！豪華絢爛な輸出向けの器に魅了されること間違いなし。

柴田夫妻コレクション展示室では、江戸時代の有田焼を体系的に収集したコレクションを見ることができる。約１万点のコレクションから厳選して展示される約1,000点の希少な器は見応えアリ。

このほか、古唐津や柿右衛門様式、鍋島藩窯の磁器などが展示されている展示室や、現代の九州陶芸を伝える常設展もみどころ。茶室のある展示室ではさまざまな企画展が開催される。

展示ホールには有田焼のからくりオルゴール時計があり、館外では有田町の姉妹都市であるドイツ・マイセン市から寄贈された25個の磁器製の鐘が美しい音色を響かせている。