
多島美と特異な歴史文化が魅力!天草の人気観光スポット13選
熊本県の南西部にある「天草」は、自然に恵まれた風光明媚な諸島。 エメラルドグリーンに輝く海と多島美の絶景が人々を魅了する。 歴史的にはキリシタン文化の重要拠点として有名なほか、マリンレジャー・グルメなど見どころが満載で、楽しみの幅が広いのも特徴だ。 この記事では、天草の魅力や人気の観光スポット・飲食店を中心に紹介していく。
現在はのどかな漁村だが、かつて「潜伏キリシタン」の村として激動の時代を生き延びた﨑津集落。その中心にひときわ高く、ゴシック様式の塔を頂く教会が﨑津教会だ。
明治の代となり、1873年に禁教令が解かれ住民がカトリックへ復帰すると、1888年に木造の﨑津教会が建設された。この教会が老朽化したため、1934年にフランス人宣教師ハルブ神父の指導のもと移転し、現在の西洋式の重厚な教会が新築された。新教会が建てられた場所はかつての庄屋役吉田家跡で、「絵踏み」が行われたまさにその場所が祭壇になっているという。建築は長崎の大工棟梁、鉄川与助による。港に臨むロケーションから「海の天主堂」とも呼ばれている。
教会内部は、ステンドグラスも美しく、床は座席ではなく畳敷きになっているのが珍しい。教会内部の見学は予約制で、教会行事などの期間は見学不可。
集落の高台には、禁教時代に潜伏キリシタンの密かな信仰の場であった﨑津諏訪神社が立つ
内部は畳敷きの、ゴシック様式の教会。建物内部の撮影は禁止
のどかな漁村の中にある
教会近くの岬に立つ海上マリア像に重なる夕陽は、天草夕陽八景のひとつに数えられる
﨑津集落は、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の一部として世界遺産に登録されている
﨑津集落見学の拠点となる﨑津集落ガイダンスセンター
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港のそばの小さな漁村で、日本におけるキリスト教文化の歴史を知ることができます。田舎なのでアクセスはあまり便利ではありません。