国宝 瑠璃光寺五重塔

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国宝 瑠璃光寺五重塔

日本三名塔に挙げられる国宝の五重塔。

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更新 :

応永6(1399)年、応永の乱で命を落とした大内義弘を弔うために弟の盛見が建立を計画、嘉吉2(1442)年に完成したといわれる五重塔。

高さ31.2m、建築様式はおおむね和様式で一部唐様式が使われている。檜皮葺で塔身部は上層部に向かって細くなっており、すっきりとした印象。室町時代中期におけるすぐれた建築の一つであるとともに大内文化の最高傑作であり、法隆寺、醍醐寺に並んで日本三名塔の一つにも数えられている。

裏山と五重塔が目の前の池に映し出される風景が美しく、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の景色を楽しむことができる。
また、瑠璃光寺の境内には「瑠璃光寺資料館」もある。曹洞宗の開祖である道元禅師の教えの記録である「正法眼蔵」の日本最古の写本や、五重塔の骨組みを紹介する模型なども展示されている。

ポイント

  • 日本に現存する五重塔のうち10番目に古く、日本三名塔のひとつ。
  • 四季折々の景観美は山口県の観光のシンボルともなっている。
  • 日没から22時までライトアップされる。
  • 付近には、毛利元就の菩提寺「洞春寺」や薩長の志士たちが集結した「枕流亭」などの歴史スポットも多数ある。

写真

  • 「西の京」を感じる大内文化の優雅なたたずまい

    「西の京」を感じる大内文化の優雅なたたずまい

  • 耐震性が高いという芯柱技法による建築

    耐震性が高いという芯柱技法による建築

  • 大内弘世公之像と同じ香山公園内にある

    大内弘世公之像と同じ香山公園内にある

  • 春になると約170本の桜が咲き、塔とのコントラストが美しい

    春になると約170本の桜が咲き、塔とのコントラストが美しい

  • 毎年9月下旬、10月上旬には「山口ゆらめき回廊」というライトアップイベントも開催

    毎年9月下旬、10月上旬には「山口ゆらめき回廊」というライトアップイベントも開催

口コミ

1
  • 刑凱達

    山口縣有名的賞櫻景點,有五重塔做陪襯拍照起來特別美!

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基本情報

日本語名称
瑠璃光寺五重塔
郵便番号
753-0081
住所
山口県山口市香山町7-1
電話
083-934-6630(香山公園前観光案内所)
営業時間
散策自由
料金
無料(瑠璃光寺資料館のみ大人200円、中・高生100円、小学生50円)
アクセス
1) JR「山口」駅から「香山公園行」市コミュニティバスで約15分「香山公園五重塔前」下車、徒歩すぐ
2) 中国自動車道山口ICから車で約15分