沿線の山林の景色が本当に美しく、日本一美しい鉄道観光ルートと呼ばれるのも納得です。車内ではお菓子や秋田の特産品を売るワゴンもあって、移動中も飽きません。特に田んぼアートが見えるときは、車窓からの眺めが最高です。

文字どおり秋田県の内陸部を縦断し、鷹巣駅と角館駅を結ぶ約94.2kmの鉄道。沿線には日本の原風景ともいえる里山の美しい景色が続き、土地の人々にも乗客にも笑顔が絶えないことから「スマイルレール」という愛称で、内外観光客の人気を集めている。
秋田内陸縦貫鉄道のルーツは、阿仁銅鉱山の鉱石輸送のため戦前に敷設された鉄道。その鉱山鉄道を基とした北側の阿仁合線と南側の角館線が離れて存在したが、両線を結ぶ区間(比立内駅と松葉駅間)が1989年に開通し、秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線が全通した。
全29駅のなかにはマタギ資料館最寄りの阿仁マタギ駅、秋田内陸線資料館がある阿仁合駅、温泉を併設した阿仁前田温泉駅などユニークな駅もある。車窓からの景色も美しく、阿仁川を渡る大又川橋梁は絶景。夏は沿線各所に稲穂で描いた田んぼアートが見られ、乗客を楽しませている。「ごっつお玉手箱列車」など趣向を凝らした企画、イベント列車も運行される。
ポイント
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一面に広がる田んぼ、マタギ発祥の地としてしられる阿仁地区の山間部など自然豊かな秋田の原風景を満喫できるローカル線。
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阿仁合駅併設の里山レストラン&カフェ「こぐま亭」は、四季折々の地元の素材を使った完全予約制の「マタギの笑EMI御膳」で人気を集めている。
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阿仁合駅、米内沢駅、合川駅では無料レンタサイクルのサービスもある。
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7~9月上旬は車窓から田んぼアートを楽しめる。
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本数が少ないので注意。
写真
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笑内駅~萱草駅間を流れる阿仁川に架かる大又川橋梁
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沿線は水田が多く、米どころ秋田を感じさせる
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春は菜の花畑の中をのんびり走る
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雪深いマタギの里を走り抜ける
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7~9月上旬は沿線5ヵ所で車窓から観賞できる田んぼアートを実施
口コミ
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基本情報
- 日本語名称
- 秋田内陸縦貫鉄道(秋田内陸線)
- 住所
- 秋田県仙北市~北秋田市
- 電話
- 0186-82-3231
- 営業時間
- 始発角館6:33発、終着角館21:09着
- 定休日
- 無休
- 料金
- 170円~1,700円
- アクセス
- JR「角館」駅からすぐ(秋田内陸線角館駅)
- クレジットカード
- 使用不可
- 公式サイト
- 公式サイト