湯泉地温泉から急坂を車で5分ほど登った武蔵集落は、山奥の隠れ里のような小さな集落だが、十津川村では珍しくわずかながら平地があり、田畑では季節の作物が実っている。織田信長の部将だった佐久間信盛の墓など史跡も点在し、8月には国の重要無形民俗文化財である「武蔵の大踊り」が開催される。
「大森の郷」は、この武蔵集落にある廃校跡の教員住宅をリノベーションした宿泊施設で、東洋文化研究家で古民家再生の第一人者であるアレックス・カー氏が手がけた。客室は2人部屋の「行仙」と4人部屋の「焼峰」の2室のみで、修復には地元の木材が使われ、配されているソファなども十津川産。どちらの部屋も、木のぬくもりが伝わる落ち着いた雰囲気となっている。
施設の管理・運営は地元の人たちが担当し、常駐スタッフはいない。部屋ごとにキッチンや浴室などが備わっているので、長期滞在も可能だ。ただし集落内に商店や飲食店は一軒もなく、食料などは事前に準備して持ち込む必要がある。
ポイント
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古民家再生の第一人者、アレックス・カー氏が手がける。
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もと教員住宅の古民家をフルリノベーション。
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修復には地元産木材を使用。家具も十津川村のオリジナル。
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湯泉地温泉が近く、共同浴場へは車で5分ほど。
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十津川村のほぼ中心にあり、観光の拠点にも最適。
写真
口コミ
基本情報
- 日本語名称
- 大森の郷
- 郵便番号
- 637-1332
- 住所
- 奈良県吉野郡十津川村大字武蔵487
- 電話
- 080-2543-5552(9:00~17:00)
- チェックイン
- 15:00~
- チェックアウト
- 10:00
- 宿泊料金
- 1泊素泊まり7,000円~(※備付キッチンで自炊)
- アクセス
- 「十津川村役場」バス停から車で約15分
- クレジットカード
- 使用不可
- 公式サイト
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