金魚養殖で約300年の歴史をもち、現在は年間約5,800万尾を出荷している奈良県大和郡山市。愛知県弥富市、熊本県長洲町などとともに、日本有数の金魚生産地として広く知られている。そんな金魚のまちならではのスポットといえるのが、養魚業者のやまと錦魚園が運営する郡山金魚資料館だ。
創立者は、やまと錦魚園先代の故嶋田正治さん。金魚のふる里と呼ばれる地元に資料館がなかったことを憂い、養魚場の一部を自費、自作で改修して1982年にオープンさせた。
館内では、お馴染みの品種はもちろん、原種、高級種、絶滅危惧種まで約40種の金魚を、品種別に水槽で飼育展示。各水槽には詳細な説明が添えられており、まるで泳ぐ金魚図鑑といった感じだ。
また、人と金魚の関わりについて学べる歴史的な文献をはじめ、金魚に関する多彩な資料を展示。養魚場での養殖の様子も、一般公開されている。
ポイント
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約40種の金魚が品種ごとに飼育展示された「泳ぐ金魚図鑑」。
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養魚場の見学では、気に入った金魚の購入もできる。
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人と金魚が関わってきた歴史について学べる資料も。
写真
口コミ
基本情報
- 日本語名称
- 郡山金魚資料館
- 郵便番号
- 639-1021
- 住所
- 奈良県大和郡山市新木町107
- 電話
- 0743-52-3418
- 定休日
- 月曜(祭日を含む)
- 時間
- 10:00~17:00
- 料金
- 入館無料
- アクセス
- 近鉄橿原線「近鉄郡山」駅から徒歩10分
- 公式サイト
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