レンガ造りの煙突に描かれた赤い星のマークが印象的な「サッポロビール園」。北海道開拓のシンボルである赤い星は、今ではサッポロビール園のシンボルとして愛されている。日本ビールの生誕地でもある札幌で、ロケーションごとビールを楽しむことができる施設だ。
サッポロビール園には5つのレストランがあり、なかでもメインフロアといえるのが、開拓使館2・3階のケッセルホールだ。広々とした空間には、大正元年(1912)に製造された巨大なビールの仕込み釜「ケッセル」が堂々と佇んでいる。こちらでは、新鮮な生ビールとジンギスカンという、北海道のビヤホールらしい楽しみ方をしたい方におすすめだ。
そのほかにも明治時代に誕生した建物ならではの、クラシカルで重厚感漂う「トロンメルホール」やさまざまな種類の味付けジンギスカンを楽しむことができる「ライラック」、大きな窓が特徴的なホールで、グレインフェッドラムを使用したラム料理や魚介や野菜のグリル料理を味わえる「ガーデングリル」など、どの施設もそれぞれの魅力にあふれている。
ポイント
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レンガ造りの煙突に描かれた赤い星のマークが印象的な施設で生ビールを楽しめる。
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メインフロアのケッセルホールは、大正元年に製造された巨大なビールの仕込み釜が目を引く。
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その他施設も個性豊かになっており、それぞれで料理や雰囲気を味わえる。