日本銀行旧小樽支店金融資料館

明治45年（1912）に日本銀行小樽支店として竣工した、歴史ある建物を利用した資料館。建物の設計は、赤レンガ造りの東京駅で有名な辰野金吾氏とその弟子たちが担当。当時の面影を今に伝えるルネサンス様式の優美な建築物は、現在小樽市指定文化財に指定されている。

歴史的建物の雰囲気を生かした館内では、日本銀行の歴史や業務内容をはじめ、金融の仕組みなどを分かりやすく紹介。「業務展示ゾーン」では、日本で唯一お札を発行している日本銀行の特性を生かし、ニセ札を防ぐさまざまな工夫やお札の一生を詳しく紹介している。また、「ビデオルーム」では日本銀行の業務を分かりやすくまとめたものや、お札に関するものなど、3種類のオリジナルビデオを随時上映。

毎日14:00と15:00から実施される、職員による展示ガイドツアー（所要約30分）も分かりやすいと評判だ。