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願成寺(岐阜)

国指定天然記念物や県重要文化財などを多数所有する歴史ある寺院。

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監修 : 願成寺

岐阜市の最東の大桐にある寺院で、美濃三十三観音霊場の第16番札所や美濃四国札所19番札所でもある。約1300年前の美濃の豪族、村国男依が祀った仏像を、泰澄という僧侶が現在の地に移して寺を建立し、奈良時代に聖武天皇の勅願により諸堂が整備され、願成寺と命名された。その後幾度の兵火により焼失するが、1653年頃に宥遍上人により再興された。

境内にある「中将姫誓願桜」は寺伝によれば推定樹齢1250年で、花弁の数が20~30枚と多く、国指定の天然記念物にも指定されている。名前の由来となった中将姫がこの寺院を参詣したところ、心労や長旅の疲労による病がたちまち治った伝説から、婦人病に御利益があると信仰の対象にもなっている。現在も4月上旬の桜の季節になると華麗な花を咲かせ、参拝客の目を楽しませてくれる。

願成寺にはほかにも、「十一面観世音菩薩立像」「大日如来座像」といった仏像をはじめ、高さ3m近くある「仁王尊像」など岐阜県指定重要文化財が多数安置されている。

ポイント

  • 岐阜市の最東、大桐にある寺院。
  • 1300年前、泰澄により創建され、聖武天皇の勅願により諸堂を整備、願成寺となったと言われている。
  • 幾度の兵火により焼失するも宥遍上人により再興された。
  • 境内の大樹「中将姫誓願桜」は国指定天然記念物。
  • 他にも「十一面観世音菩薩立像」など県指定重要文化財が多数安置。

写真

  • ヤマザクラの品種から変化したものと言われる「中将姫誓願桜」

    ヤマザクラの品種から変化したものと言われる「中将姫誓願桜」

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基本情報

日本語名称
願成寺
郵便番号
501-3124
住所
岐阜県岐阜市大洞1-21-2
電話
058-243-2154
定休日
無休
時間
9:00〜17:00
料金
無料
アクセス
バス停「光輪公園口」から徒歩約10分
クレジットカード
不可
公式サイト
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