静峰ふるさと公園

常陸国二の宮として古くから信仰を集める静神社。その西側に広がる丘陵地を生かした「静峰ふるさと公園」は「日本さくらの名所100選」にも選ばれた人気のお花見スポット。

広大な12haの園内に植えられた桜の中心となるのは関山、一葉、松月といった約10種類2,000本の八重桜。他にも約200本のソメイヨシノがあり、ソメイヨシノが散り始めるタイミングで八重桜が咲き始めるため春だけで2度見頃の桜を楽しめると評判だ。特に八重桜の開花期にあたる4月中旬～下旬には園内で「八重桜まつり」を開催。イベント日には、ダンスや太鼓のパフォーマンスといったステージイベントに加え飲食の屋台も建ち並び、毎年多くの花見客で賑わう。一部期間には夜桜ライトアップも行われ、昼間とは異なった幻想的な雰囲気を味わえる。

桜のシーズン以外にも、公園では春の梅や初夏のツツジ、秋の紅葉など四季折々の美しい植物を楽しめるほかBBQ施設やグラウンドゴルフ場、子ども用の遊具といった施設が整備された憩いの場として那珂市民に愛されている。なお、通常無料の駐車場は「八重桜まつり」開催期間中のみ有料となる。