不老橋

公式情報 掲載施設による公式確認を経た情報です。

不老橋

ディテールまでこだわった造りで、歴史的価値の高い文化財。

更新 :
監修 : 和歌山市

1851年に完成した石橋で、現在は国指定文化財(名勝)「和歌の浦」の一部で和歌山市の指定文化財にも指定されている。アーチ型をした橋台、欄干部分に雲を文様化したレリーフなど、シンプルな構造ながら細部までこだわった造りが施されている点に注目。江戸時代のアーチ型石橋は、九州地方以外ではほとんど類例がなく非常に珍しいもので、石材として和歌山城の石垣でもおなじみの「和泉砂岩」が、また護岸の石垣に紀の川南岸にしか分布しない緑灰色の「緑色片岩」が用いられているのも特徴といえよう。

徳川家康公を祀る紀州東照宮の祭礼(和歌祭)時に、藩主や徳川家の人々と東照宮関係者が通行する「お成り道」として建設された石橋で、往時の紀州藩を治めていた徳川治宝公の命を受け、肥後国(現在の熊本県)から腕のいい石工集団を招き施工されたそうだ。

その堅牢さゆえ、170年以上経った今でも現役のインフラとして使われており、実際に渡ってみるのはもちろん、少し離れところから造形美を鑑賞するのもおすすめ。思い思いの楽しみ方で、歴史的価値のあるスポットの魅力を感じよう。

ポイント

  • 国指定文化財(名勝)「和歌の浦」の一部で和歌山市の指定文化財に指定されている、1851年に完成した石橋。
  • アーチ型の橋台、欄干部分のレリーフなど、細部までこだわった造り。
  • 実際に渡ってみるのはもちろん、造形美を鑑賞するのもおすすめ。

写真

  • 170年以上の歴史がある、和歌山市の指定文化財

    170年以上の歴史がある、和歌山市の指定文化財

  • 欄干部分にあしらわれた雲のレリーフ

    欄干部分にあしらわれた雲のレリーフ

  • 石材は、緑灰色の「和泉砂岩」が用いられている

    石材は、緑灰色の「和泉砂岩」が用いられている

公式FAQ

よくある質問に対する掲載施設の公式回答です。

Q

外国語のパンフレット・案内看板等はありますか?(ある場合、対応言語もお知らせください)

A

パンフレット「日本遺産 絶景の宝庫和歌の浦~詠い継がれる、美しき景色~」(日本語、英語)
https://www.city.wakayama.wakayama.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/027/769/wakanouraref.pdf

Q

エリア内で利用可能な無料Wi-Fiはありますか?

A

和歌山県内の観光施設・飲食店・スーパーマーケットなどで、無料で利用できるインターネット接続サービス和歌山フリーWi-Fiについては、下記よりご確認ください。
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/062500/h28wi-fi_000.html

Q

トイレはありますか?

A

片男波公園公衆トイレがございます。
https://www.wakayama-kanko.or.jp/spots/1381/

Q

喫煙スペースはありますか?

A

ありません。

口コミ

基本情報

日本語名称
不老橋
郵便番号
640-8135
住所
和歌山県和歌山市鷹匠町7-4-2
電話
073-433-8118(和歌山市観光協会)
定休日
散策自由
時間
散策自由
料金
無料
アクセス
和歌山バス「不老橋」バス停から徒歩1分
公式サイト
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