報徳二宮神社

明治27年（1894）に二宮尊徳翁の生誕地である小田原の小田原城址公園内に建てられた神社。御祭神である二宮尊徳翁は幼名を金次郎といい、柴を背中に背負い本を読みながら歩くブロンズ像が有名で、参道の途中で見ることができる。大人になってからは、財政再建や農村の復興、土木工事に手腕を発揮し多くの人を貧困から救った偉人だ。

歴史を感じさせる神社で、学業、合格、経営、財福などにご利益があるとされている。木々に囲まれた参道を歩くと、重厚な社殿が見えてくる。手水舎で手を清め、石段を登って鳥居をくぐる。右側には鯉がゆったり泳ぐ池があり、左側には絵馬が多くかかっている。お参りをすませたら、絵馬を購入して願い事を書いてみよう。結婚式が行われることもあり、日本古来の衣装を着た花嫁を目にすることも。

境内には、「きんじろうカフェ」がある。緑に囲まれたおしゃれなオープンカフェで、コーヒーや地元でとれた柑橘のジュースを飲みながら一休みするのがおすすめ。