サロマ湖

北海道の北東部に位置するサロマ湖は、滋賀県の琵琶湖、茨城の霞ヶ浦に次ぐ広さを誇る、日本で3番目に大きな湖だ。その美しい湖面の色は「サロマンブルー」と呼ばれ、深みのある澄んだ青色が特徴。夕暮れ時には、空の色と湖の色が一体となって、息をのむような景色が広がる。

広大なサロマ湖を眺めるポイントはたくさんあるが、おすすめは２か所。
一つ目は、湖からほど近い幌岩山の山頂にあるサロマ湖展望台。雄大な自然をパノラマで満喫することができる唯一の場所。湖全体や、オホーツク海と湖を隔てる砂州（さす）、知床連山までが見渡せる。
もう一つは、オホーツク海とサロマ湖を隔てる砂州の上にある龍宮台展望台。ここではオホーツク海とサロマ湖を同時に見渡すことができ、湖と海と空がつながる景色は絶景。

豊かな自然を楽しむには、ワッカ原生花園がお勧め。網走国定公園内にあり、北海道遺産にも選定されている日本最大の海岸草原。ワッカネイチャーセンターには、レンタルサイクルの貸し出しやベロタクシーもあり、心ゆくまで自然と触れ合える場所だ。

また、湖ではホタテやカキなどの養殖が盛んに行われており、オホーツク海とサロマ湖、両方の新鮮な海の幸を味わえるレストランも多い。