
山形県の最北にある港町、遊佐町の海岸線に彫られた摩崖仏群。1612年に創建された曹洞宗寺院「海禅寺」の21代目である寛海和尚が、日本海の荒波で命を失った漁師たちの供養と海上安全を願って発願し、5年の年月をかけて明治元年(1868)に完成させた。
鳥海山の噴火で日本海に流れ出した安山岩に彫刻された摩崖仏は、16の羅漢に釈迦牟尼、文殊、普賢の両菩薩、観音、舎利仏、目蓮の三像を合わせて、全部で22体。150年にわたって荒波を耐え抜いた摩崖仏は非常に珍しく、これだけの規模は日本海側で唯一といわれる。
サンセットの名所としても知られ、雄大な夕景と摩崖仏とのコントラストが素晴らしい。夕陽に照らされた壮大な摩崖仏を眺めているだけで心が洗われるような感覚に。周辺は遊歩道が整備されているが、間近で摩崖仏を観賞するには、歩きやすい靴で訪れるのがおすすめ。
ポイント
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遊佐町の海岸線に彫刻された22体の摩崖仏。
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これだけの規模の摩崖仏が現存するのは貴重で、歴史的にも価値が高いとされる。
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夕陽の名所としても知られる。
写真
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それぞれ表情が異なる摩崖仏が22体彫刻されている
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青い海を背景にたたずむ羅漢像が圧巻
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眺望台から眺める夕景も素晴らしい
公式FAQ
よくある質問に対する掲載施設の回答です。
Q
エリア内で利用可能な無料Wi-Fiはありますか?
ございません。
Q
周辺にコインロッカーはありますか?
ございません。
Q
周辺にトイレはありますか?
駐車場に公衆トイレがございます。
Q
周辺に目印となる建物はありますか?
お食事処「サンセット十六羅漢」。
山形県飽海郡遊佐町吹浦字西楯7-30(TEL 0234-77-3330)
【ご案内】
・海岸へ下りるため、遊歩道には階段がございます。(スロープ等はございません。)
・北方向は道が整備されていないため危険です。ご注意ください。
口コミ
基本情報
- 日本語名称
- 十六羅漢岩
- 郵便番号
- 999-8521
- 住所
- 山形県飽海郡遊佐町吹浦字西楯
- 電話
- 0234-72-5666(遊佐鳥海観光協会)
- 定休日
- 散策自由
- 時間
- 散策自由
- 料金
- 散策自由
- アクセス
- JR「吹浦」駅から徒歩約15分
- 公式サイト
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