
【春の神戸市&淡路島観光ガイド】桜と花の香りに包まれる春時間
港町として発展してきた神戸は、異国情緒ただようまち並みや緑豊かな公園が点在し、海と山の景色が重なる表情豊かなエリアだ。北野異人館街やハーバーランド、布引ハーブ園など、歩くほどに景色が変わるのもこの街ならでは。神戸から明石海峡大橋を渡ると、花と緑に包まれた淡路島へ。淡路夢舞台や明石海峡公園、あわじ花さじきなど、海を望むロケーションとゆったりした島の空気にふれながら巡れるスポットが多い。

淡路島東部、標高約133 メートルの三熊山頂上に位置する城跡で、戦国時代から江戸時代にかけて淡路国統治の拠点となった場所。淡路水軍を率いる安宅氏によって大永6年(1526)に築城されたと伝わり、その後入城した脇坂氏によって今に残る総石垣の城へと改修された。城跡からは洲本市街だけでなく大阪湾まで一望でき、南海の要塞と呼ぶに相応しい堅城だ。
城郭の広さは東西約800 メートル、南北約600 メートルに及び、西日本有数の山城としてその規模を誇る。現在は壮大な総石垣や大石段、全国で数例しかない登り石垣などが残っており、天守台には1928年に建設された日本最古となる模擬天守閣がそびえる。
周辺は公園として整備され、城跡ならではの歴史を感じる雰囲気とともに、瀬戸内海の自然風景を堪能できる。桜の名所としても知られており、石垣や天守閣を背景に咲く満開の桜は格別の美しさだ。

模擬天守閣と桜

洲本市街と大阪湾を一望

貴重な遺構が残る
よくある質問に対する掲載施設の回答です。
Q
エリア内で利用可能な無料Wi-Fiはありますか?
なし。
Q
トイレはありますか?
4か所あり。
Q
喫煙スペースはありますか?
なし。
Q
周辺に観光スポットはありますか?
洲本温泉(車で4分)、大浜公園(車で5分)、成ヶ島(車で11分)、鮎屋の滝(車で21分)。
Q
御城印はありますか?
あります。淡路文化資料館にて購入可能です。休館日(月曜日)は押印不可となります。