旧小津清左衛門家

公式情報 掲載施設による公式確認を経た情報です。

旧小津清左衛門家

かつて全国に名を馳せた「伊勢商人」の繁栄ぶりを伝える史跡。

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三重県松阪市本町にある旧小津清左衛門家は、江戸時代から続いた豪商・小津屋紙店を経営した小津家の本宅として建てられた建築群で、松阪商人文化を今に伝える貴重な史跡だ。往時の商人住宅の面影を色濃く残す屋敷構えは、当時の繁栄を今に伝えている。

1653年創業の小津屋紙店は、松阪近郊の産地から深野紙をはじめ全国各地の紙を仕入れ、江戸・大伝馬町において「江戸随一の紙問屋」と称された。その富を故郷・松阪へと還流させ、本宅敷地は増築・新築を重ねて大屋敷となった。

現在の敷地は全盛期の約五分の三に縮小しているが、建物は三重県有形文化財に、敷地は松阪市史跡に指定されている。松阪商人の商いと紙問屋の繁栄を伝える旧宅として一般公開され、展示や解説を通して当時の建築様式や生活文化を知ることができる。今もなお、松阪商人の歴史と精神を語り継ぐ象徴的な場所だ。

ポイント

  • 豪商・小津屋紙店を経営した小津家の本宅としての建築群。
  • 松阪商人文化を今に伝える貴重な史跡。
  • 江戸随一の紙問屋で築いた富を故郷・松阪へと還流した大屋敷。
  • 建物は三重県有形文化財に、敷地は松阪市史跡に指定。
  • 松阪商人の往時の暮らしぶりを体感することができる。

写真

  • 現存する建物群と蔵2棟は、17世紀末期から19世紀中期に順次建てられた

    現存する建物群と蔵2棟は、17世紀末期から19世紀中期に順次建てられた

  • 創業の地に残る小津家本宅

    創業の地に残る小津家本宅

  • かつての豪商の邸内をみることができる

    かつての豪商の邸内をみることができる

  • 大量の小判を貯蔵できる万両箱

    大量の小判を貯蔵できる万両箱

公式FAQ

よくある質問に対する掲載施設の回答です。

Q

エリア内で利用可能な無料Wi-Fiはありますか?

A

松阪市の無料Wi-Fiがあります。

Q

再入場(再入園)は可能ですか?

A

原則できません。

Q

周辺に観光スポットはありますか?

A

1台分(無料)、あります。(少し、離れたところに市の無料駐車場、有り)

口コミ

基本情報

日本語名称
旧小津清左衛門家
郵便番号
515-0081
住所
三重県松阪市本町2195
電話
0598-21-4331
定休日
水曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始
時間
9:00〜17:00(入館は16:30まで)
料金
200円、6歳以上18歳以下は100円
アクセス
JR・近鉄「松阪」駅から徒歩約10分
クレジットカード
不可
公式サイト
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