草津熱帯圏（くさつねったいけん）

「日本一の爬虫類公園」として1970年にオープン。温泉熱を活かして亜熱帯の環境を再現した、高さ15ｍ、3階層構造のジャングルドームを中心に、園内では亜熱帯・熱帯地方の動物たちを見ることができる。

園内ではワニやカピバラ、エリマキキツネザルをはじめ、多彩な動物たちがのびのびと暮らしている。爬虫類や両生類の展示も充実するほか、屋外には猿山があり、温泉に浸かってサルたちがくつろぐ姿を見ることができるのも楽しい。ほかにも、カピバラなどへの餌やりや、ビューティーフィッシュによる手足浴など、来園者が直接体験できるコーナーも多い。ただし、動物の檻には手足を近づけない、餌やりは「与えてもよい」と明記された場所のみで行うなど注意が必要。

温泉熱を利用して常に快適な気温が保たれているため、冬でも南国気分を楽しめるのが魅力。草津温泉街から徒歩圏内にあり、観光の合間に立ち寄るにも便利だ。温泉地と動植物園が融合した、草津ならではのユニークなスポットだ。