以前、夢のような九州観光列車「ふたつ星4047」に乗り、九州駅弁グランプリで優勝したおいしい駅弁を味わって以来、その立役者であるKAIRO食堂にずっと憧れていた。列車内で食べるのもまた格別だが、温かい食事に慣れている台湾人にとっては、やはり熱々の満足感が少し足りなかった。
今回は武雄温泉をわざわざ訪れたので、もちろん武雄温泉駅構内にあるKAIRO堂本店へ直接足を運んだ。念願の佐賀牛弁当を注文し、店員に温めてもらった。熱々に仕上がった弁当を開けると、香りが一気に立ちのぼり、一口食べただけで本当に忘れられない味だった。
一般的な和牛の濃厚な脂はくどくなりがちだが、佐賀牛の霜降りは非常に細かく均一で、肉質は柔らかいのに、すっきりとした肉の香りと甘みがある。思わず一枚、また一枚と食べ進めてしまい、味覚を完璧に満たしてくれた。鉄道ファンやグルメ好きなら、武雄温泉を訪れた際は、この控えめな食堂を絶対にお見逃しなく。






