日本人の生活に根付く交流の場!日本の居酒屋文化と楽しみ方
「居酒屋」は日本人にとって、生活に深く根付いた憩いの場として親しまれている。
お酒と料理に加えて独特な雰囲気を楽しみながら、世代・シチュエーションを超えて関係を深められる特別な場所だ。
この記事では日本を観光予定の外国人に向けて、居酒屋ならではの仕組みや文化、来店時のマナーおよびルールを中心に紹介する。
最後まで読んで内容を参考にすれば、きっと映像で見た居酒屋の空間を思う存分楽しめるだろう。
居酒屋ってどんなところ?
「居酒屋」とは、アルコール類を中心としたメニューを提供する日本式の飲み屋である。
リーズナブルに食事とお酒を楽しめる場所で、イギリスのパブやスペインのバルのような存在だと考えればわかりやすいだろう。
チェーン店からこぢんまりした個人経営店まで様々なスタイルに分かれ、形態もカウンター・個室・立ち飲みなど多岐に渡る。
食べ放題・飲み放題といったシステムを導入している場合もあり、お店ごとに雰囲気やメニュー、コンセプトが異なるのも特徴のひとつ。
一般的には夕方にオープンし、0時前後でクローズ。友達・同僚・恋人らと一緒に複数人で利用する日本人は多い。
利用シーンは幅広く、仕事帰りの一杯・仲間との語らい・特別な記念日を祝う場など、交流を深めるシーンで活用される。
心地よい雑音の中で気軽に過ごせる居酒屋は、日常を忘れさせてくれる日本独特の文化的空間だ。
居酒屋ではどんな料理が食べられるの?
居酒屋はアルコールに合う食べ物が充実しており、お店ごとに特色ある多種多様な料理を食べられる。
家庭料理からおつまみのような一品料理までメニューも多彩なので、お酒が苦手な人でも楽しめるだろう。
多くのお店で見かける定番メニューを以下の表にまとめた。
- 一品料理
- 枝豆、冷奴、たこわさび、浅漬け、サラダ
- 焼き物
- 焼き鳥、焼き魚、ギョーザ、ピザ、厚焼き玉子
- 揚げ物
- 唐揚げ、串揚げ、コロッケ、ポテトフライ、揚げ出し豆腐
- 刺身・海鮮
- 刺身盛り合わせ、エイヒレ、ししゃも
- 煮物・炙り物
- 肉じゃが、おでん、もつ煮込み、豚の角煮
- ご飯物
- 焼きおにぎり、チャーハン、お茶漬け、ラーメン
- その他
- チーズ類、アヒージョ、お店の創作料理、アイスクリーム
居酒屋では何が飲めるの?
居酒屋はドリンクメニューも豊富に揃っており、様々なアルコールを飲める。
注文する料理やその日の気分に合わせて好きなものを選べるのも魅力だ。
どちらかと言うとおしゃれなカクテル・ワインよりも、生ビール・サワー系を中心に頼む人が多い。
一般的なお店で提供される種類は以下の通り。
- ビール
- 生ビール、瓶ビール、クラフトビール、地ビール、ノンアルコールビール
- 日本酒
- 冷酒、熱燗、地酒
- 焼酎
- 麦焼酎、芋焼酎、米焼酎、ホッピー(ソーダ割り、水割り、ロック)
- サワー・チューハイ
- レモンサワー、グレープフルーツサワー、ウーロンハイ、梅酒(果実酒)など
- ウイスキー
- ウイスキー、ハイボール
- カクテル
- カシスオレンジ、ジントニック、モスコミュール、カルアミルクなど
- ワイン
- 赤ワイン、白ワイン
- ソフトドリンク
- ウーロン茶、コーラ、オレンジジュース、ジンジャーエールなど
居酒屋の相場は?
上述の通り、居酒屋のジャンルは幅広いため、費用相場も店舗の形態や地域ごとにばらつきがある。
飲食の量によっても会計は変わるため、一般的な目安をカテゴリー別にまとめた。
都心部に店を構える居酒屋の方が高くなる傾向が強い。
カテゴリー | 1人あたりの費用相場 | 説明 |
---|---|---|
格安チェーン店 | 1,500円~2,500円 | 料理は1品300円~600円、ドリンクは1杯250円~600円ほど。 |
個人経営店・大衆居酒屋チェーン店 | 3,000円~5,000円 |
料理は1品400円~1,500円、ドリンクは1杯400円~800円ほど。 料理やお酒の質で価格帯に幅がある。 |
専門店の居酒屋 | 4,000円~6,000円 |
お寿司や焼き鳥など特定の料理に特化した店舗。 ジャンルで価格帯に幅がある。 |
おしゃれ居酒屋・バル | 4,000円~7,000円 | 若者や女性に人気。モダンなインテリアとこだわりの料理・カクテルが揃い、高価格帯の酒類も取り扱う。 |
高級居酒屋 | 7,000円~10,000円以上 |
個室で高級食材や希少な地酒を提供する。 接客も丁寧で特別な日や接待に利用されることが多い。 |
居酒屋が日本人に愛される理由
シャイな日本人にとって、居酒屋はリラックスして本音を話せる社交の場として愛されている。
居酒屋の程よい賑やかさは日常のストレスを解消し、気軽な雑談や笑い声があふれる空間が多くの人に安心感を与える。
最も象徴的なものが「飲みニケーション(飲むとコミュニケーションを組み合わせた造語)文化」と言えるだろう。
お酒の場を使い、普段は話しにくい本音を語り合って、親睦・信頼関係を深める人間関係構築の一環だ。
普段の緊張感を和らげる効果をもたらし、上司・同僚・友人らと関係の枠を超えて話せる機会として活用される。
居酒屋の歴史
居酒屋の起源は定かではないが、「続日本紀」に記された761年の「酒肆(しゅし/お酒の場)」での殺人事件が最古の記録と言われている。
ただ日本で居酒屋が発展し、現在のスタイルが確立したのは江戸時代(1603~1868年)まで時が進む。
当時は酒屋がお酒を量り売りしていたが、次第に店内でお客さんにお酒を飲ませ、軽食やおつまみの提供を行う店舗が増えていった。
ちなみに、「居続けて飲む」というのが居酒屋の語源であり、最初は立ち飲みスタイルが主流であった。
明治時代(1868年~1912年)以降は文明開化とともにビールや洋酒が流入し、ビアホールの登場でさらに多様化をみせる。
1980年代にチェーン店ブームが巻き起こり、多くの人々が利用する文化的な場に定着し、現在では幅広い層に親しまれる存在になっている。
知ればもっと楽しめる!日本の居酒屋ならではの文化
日本の居酒屋ならではの独特な文化を7つ紹介しよう。
いずれも外国人には馴染みの薄い習慣なので、知っておくと役に立つはずだ。
実際に居酒屋へ足を運ぶ際はこれらの内容も参考に、より楽しい時間を過ごし、素晴らしい体験をしてほしい。
席に着いたら水とおしぼりが無料で提供される
居酒屋で席に着くと、最初におしぼりと水が無料で提供されるのが一般的だ。
これは来店客への細やかな気遣いを示す、日本独特のおもてなしであり、高級店ほどおしぼりにこだわりが見られる。
使用用途は、食事を始める前に手を清潔にする・食事中に手やテーブルの汚れを拭くといった場面が多い。
特に日本では、料理に直接触れる焼き鳥やお寿司などの食文化があるため、おしぼりの使用が習慣となっている。
またおしぼりにはリラックス効果があり、夏は冷たいおしぼり、冬は温かいおしぼりを用意し、季節や気温に応じた心地よいサービスを受けられる。(お店によってはない)
最初にドリンクを注文する
居酒屋ではおしぼりを受け取るタイミングで、最初にドリンクを何にするかを聞かれる。
ドリンクは早く提供できるため、お客さんの待ち時間を短縮しつつ、料理を決める時間を作ることでサービスの満足度を高められるのが主な理由だ。
また、席に着いてからすぐにドリンクを提供すれば、お客さんがリラックスして食事の雰囲気を楽しむ準備が整う。
店側としても、1杯でも多く飲んでもらった方が売上向上につながるのでメリットが大きい。
飲みたい物が決まっていない場合は、その場では注文せずに後からオーダーすれば大丈夫だ。
お通し・突き出しが提供される
「お通し(突き出し)」とは、1杯目のドリンクとともに運ばれてくる小皿(小鉢)料理である。
お店側が用意した一品料理を歓迎の意味を込めて提供するもので、一般的に1人あたり300~500円程度の料金がサービス料の名目で自動的に加算されることが多い。
料理は枝豆・煮物・和え物・酢の物など季節感を反映したものが多く、お店によっては手のこんだお通しを食べられる。
お店の特色やセンスを感じてもらう役割も果たし、次の注文の参考にできるのも特徴のひとつ。
金額や料理の内容に関係なくお通しは基本的に断れず、居酒屋文化の一部に浸透している。
なかには、お通しがない居酒屋もあるので、気になる方は席に着く前に必ず確認しよう。
1杯目はビールで乾杯
日本では「とりあえずビール」という習慣があり、居酒屋の1杯目のドリンクは生ビールを注文して乾杯する文化がある。
戦後の高度経済成長期にビールが広く普及し、企業文化やサラリーマン文化とともに「乾杯=ビール」の習慣が生まれたとされる。
ビールはほとんどの居酒屋で常備され、冷たくて爽やかな状態ですぐに提供できるため、注文から乾杯までの待ち時間が短く済む。
他のお酒に比べてアルコール度数が低い点からも1杯目に選ばれやすい。
また、ビールの黄金色は明るさや祝福をイメージさせ、ジョッキがカチンと鳴る音は場が盛り上がる一体感を生み出すのも定着の理由だ。
この文化は近年では薄れつつあり、ハイボール・サワー・ソフトドリンクなど多様化しているので、苦手な人は無理に周りと合わせなくても良い。
大皿料理をシェアしてみんなで食べる
居酒屋のメニューは唐揚げ・刺身の盛り合わせ・サラダなど、大皿に複数人分の料理が乗ったメニューも少なくない。
大皿料理の場合は、小皿に取り分けてからシェアして食べるのが基本だ。
量が限られている料理は取り過ぎず、全体のバランスを考慮しよう。
家族や親しい間柄であれば問題ないが、自分の箸で直接触れる、許可を得ずに調味料をかけるといった行為はマナー違反なので気を付けてほしい。
取り分ける小皿がなければ、店員に頼めば持ってきてくれる。
はしご酒で色々なお店を楽しむ
「はしご酒」とは、一晩で複数の居酒屋を巡りながら異なる料理・お酒・雰囲気を楽しむ文化である。
その名前は梯子(はしご)を一段ずつ登っていくように、お店を次々と移動する様子に由来しているとされる。
江戸時代から続く習慣で、酒場が集まる近場のお店を回るのが一般的。
お気に入りの店を探す楽しさや様々な人との出会いなど、短時間で多様な体験ができる点がはしご酒の魅力だ。
また少しずつ飲んで食べるため、1軒に留まるよりも飽きずに過ごせる点も人気の理由のひとつ。
居酒屋が「赤提灯」と呼ばれる理由
居酒屋は「赤提灯(あかちょうちん)」という別名を持ち、今でも赤提灯と呼ぶ人も多い。
諸説あるが、起源は江戸時代まで遡ると言われる。
当時は酒場が営業中を示すために照明器具として通常の提灯を使い始めたのだが、ある大衆的な飲み屋が商売繁盛目的で掲げたのが赤い提灯のきっかけだそうだ。
赤い提灯は遠くからでも目立ちやすく、お客さんを引き寄せる効果があり、他の店舗も真似る形で増えていった。
また、赤は日本文化において縁起の良い色であり、飲み屋の温かく、くつろげる雰囲気に合っていた点も使われた理由のひとつ。
戦後以降は、赤提灯が居酒屋のシンボルに定着し、たくさんのお店で看板の代わりに使われた。
現代でもノスタルジックな雰囲気を演出し、親しみやすさと安心感を与えるシンボルの役割を担っている。
知っておきたい日本の居酒屋のマナー・ルール
日本の居酒屋における基本的なマナー・ルールを紹介していく。
全てを必ずしも守る必要はなく、状況や相手に応じて柔軟に対応すると良い。
多くの日本人に親しんだ行動なので、日本人がいる席で実践すれば相手は喜び、心の距離が間違いなく縮まるだろう。
日本的な飲み方を楽しみたい訪日観光客にもお勧めだ。
日本の乾杯マナー
居酒屋で1杯目の乾杯は「カンパイ!」の掛け声とともに、お互いのジョッキを軽く合わせて音を立てるのが一般的。(ワイングラスはぶつけない)
大人数で全員と合わせるのが難しい場合は、目線や軽い会釈で対応しよう。
乾杯時のマナーは、ジョッキを持ち上げる際に目上の人のジョッキより自分のジョッキを少し低くする。
また乾杯前に飲み物を口にせず、全員が揃い乾杯を終えた後で初めて飲み始めるのが基本である。(のどが渇いてなくても最低一口は飲む)
これらはお互いの礼儀を尊重し合う日本独自の文化を反映しており、楽しい雰囲気を保ちながらも相手への配慮を忘れないことが大切だ。
お酒の注文はコップ・グラスのお酒がなくなる前に
日本では同席した人のお酒がなくなる前に、次は何を飲むのかを確認して、追加のドリンクを注文するのがマナーである。
瓶ビールや日本酒の場合は、相手のグラスやお猪口(ちょこ)に注いであげる(自分で注がない)という文化も受け継がれている。
お酒を注ぐ時は、ラベルが上に映るように片手で瓶を持ち、もう一方の手を瓶の底に添えて丁寧さを示し、相手が望む適量を入れるのが基本作法だ。
注いでもらう時はグラスを持ち上げて軽く傾け、「ありがとうございます」といった感謝の言葉を添えると好印象を与えられる。
ただし、あくまでもフォーマルな食事会や目上の人がいる場での作法であり、仲間内でフランクに楽しむならば気にしなくて良い。
必要以上に意識すると空気が盛り下がり、過剰な気遣いを嫌う日本人も多いので状況に応じて見極めよう。
居酒屋の注文方法
他の飲食店と同じく、店員へ直接頼む方法とタッチパネルの端末から注文する方法の2パターンに分かれている。
直接の場合は「すみません」と声を掛けるか、テーブル上のボタンを押して店員を呼ぶ。
タッチパネルの場合は、基本的に画面上で完結するほか、多言語機能を搭載しているお店もある。
また、コース料理・飲み放題・食べ放題が頼める居酒屋で、いずれかを注文したい時ははじめにその旨を伝えよう。
店舗内は禁煙
2020年4月に施行された改正健康増進法により、都市部・チェーン店を中心に完全禁煙の居酒屋が増えている。
ただ、お店や地域ごとに対応が異なり、全席喫煙可、飲食不可の小部屋・専用エリアを設けた分煙対応店もある。
傾向としては、小規模や個人経営のお店の方が喫煙に寛容だ。
たばこを気にする方は入店前に、禁煙・喫煙の可否を店員に確認してほしい。
居酒屋の集まる横丁にいってみよう
「横丁」とは、主に表通りから一本奥に入った細い路地やガードレール下に広がる飲み屋街を指す。
一帯には小さな店舗が所せましと立ち並び、レトロな風情を感じさせ、温かい人情味と活気にあふれている。
店主とお客さんの距離が近く、皆がフレンドリーなので初心者でも溶け込みやすく、会話も自然と弾んでいく。
バラエティー豊かな料理や珍しい地酒など、お店ごとに異なる個性を楽しめるのも横丁ならではの魅力だ。
また、単なる飲食の場だけでなく、地元の生活・歴史といったディープな部分に触れる絶好の機会というのも特徴のひとつ。
近年は観光スポットとして訪日観光客にも人気で、非日常的な体験もできると評判が良い。
ここでは、日本で特に有名な東京と大阪の横丁を紹介する。日本の居酒屋文化を感じたいなら、実際に横丁へ足を運んでほしい。
1. 【東京】新宿ゴールデン街
木造長屋建ての店舗が、狭い路地を挟んで約300店並ぶ、新宿歌舞伎町の、昔ながらのレトロな飲み屋街。
日本文化を身近に感じることができると評判だ。
カウンター数人で満席になるほど小さいお店ばかりなので、お店のスタッフと他のお客さんとの距離がとても近い。
2. 【東京】新宿西口 思い出横丁
新宿駅西口から徒歩約2分の場所にある、昔ながらの飲み屋が立ち並ぶエリアで、チケットショップなどあわせて約80軒の店があり、おいしいお酒と料理を提供している。
新しいお店も多いが、昔から続く老舗店で、店と店の壁を戸板一枚で区切った長屋造りの店が多く、レトロな雰囲気を感じさせる。味や雰囲気を楽しむのも良い。
3. 【東京】渋谷 のんべい横丁
渋谷駅そばの線路沿いの一角に、40店舗弱の小規模ながら居心地のよい居酒屋が並ぶ。
日本の家庭料理や田舎料理の楽しめる店から、ワインバーやビストロまでさまざまな店がある。
細い路地に並ぶのれんや看板など、歩くだけでもレトロな日本にタイムスリップした気分に。
4. 【大阪】法善寺横丁
「法善寺横丁」とは、浄土宗天龍山法善寺の境内にある2本の石畳の路地で、明治時代(1868~1912年)から参詣者が絶えず訪れている日本有数の観光名所だ。
横丁は長さ約80m、幅約3mの2本の路地で、東西に延びている。
巨大な看板が彩られ、にぎやかな道頓堀のすぐそばにありながら、落ち着いた街並みで、雨の日は特に雨に濡れた石畳がしっとりとした風情を醸し出している。路地を挟むようにして老舗の割烹やお好み焼き店、串カツ店、バーなどがひしめいている。
5. 【大阪】南陽通商店街(ジャンジャン横丁)
「太陽の光がふりそそぐ通り」というのが名称の由来という「南陽通商店街」。
通称は「ジャンジャン横丁」で、1945年の第二次世界大戦終戦後、通りの店から客を呼び込むための三味線や太鼓を叩く音がジャンジャンと鳴っていたことから、その名がついたと言われている。
全長180m、道幅2.5mのアーケード商店街で、コンパクトながらも個性の強さが感じられる店が立ち並ぶ。
日本の居酒屋文化に関するよくある質問
Q
日本の居酒屋には年齢制限はある?
未成年者でも入れますが20歳未満の飲酒・喫煙は法令違反です。年齢制限を設けている場合や監督者(成人の大人)がいない時は入店を拒否するお店もあります。
Q
ハッピアワータイムって何?
平日の夕方や開店直後など、お客さんが少ない時間帯に行われる割引サービス(主にアルコール類)のことです。
Q
どんな場所に居酒屋は多いの?
都市部・繫華街から駅周辺・オフィス街まで様々な場所にあります。特徴やコンセプトが異なるお店が多いので、好みの居酒屋が見つかるでしょう。
まとめ
日本式の飲み屋である居酒屋について、独特な文化や仕組み、知っておきたい店内でのマナーなどを紹介してきた。
日常の延長でありながら非日常も味わえる居酒屋は、日本人にとってホッと一息つける大切な文化的空間だ。
外国人から見るとシャイな日本人も、居酒屋で満喫する様子を目にすればまた違ったイメージを抱くだろう。
この記事の内容も参考に日本を観光する時は、居酒屋に足を運んで素晴らしい異文化体験を楽しんでほしい。