瀬戸大橋の塔頂から見渡す、瀬戸内海の多島美

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本州の岡山県と四国の香川県を結ぶ瀬戸大橋。吊橋、斜張橋、トラス橋など種類の異なる橋梁から成り立ち、道路と鉄道が通る社会インフラです。そんな瀬戸大橋の中でも北備讃瀬戸大橋では、塔頂に登ることができます。海面から175mの塔頂から望む、瀬戸内の多島美の絶景を堪能しましょう。

※2024年の「瀬戸大橋スカイツアー」の開催は未定です。開催が決まり次第、「瀬戸大橋スカイツアー」ホームページなどでお知らせします。

まずはビデオでツアーの概要と注意事項の説明を

瀬戸大橋海峡部のほぼ真ん中にある与島パーキングエリア。ここから北備讃瀬戸大橋の塔頂に登ります。まずはサービス施設棟2階会議室で、ツアーの概要や注意事項の説明を受けます。ポケットには何も入れないこと、携帯やカメラはネックストラップに固定すること、写真撮影は、指定された場所のみで行う事、飲酒されている方は塔頂体験に参加できないこと、サンダルは禁止されていることなど、一通りレクチャーを受けたら塔頂体験ツアーのスタート!

与島から眺めた北備讃瀬戸大橋。手前の塔に登ります。
与島から眺めた北備讃瀬戸大橋。手前の塔に登ります。
会議室で概要などを説明。ヘルメット、ベストを着用し準備万端!
会議室で概要などを説明。ヘルメット、ベストを着用し準備万端!

JR瀬戸大橋線の電車が横切る管理用通路を歩く

まずは関係者以外入ることができないアンカレイジ(橋台)へと向かいます。移動中はガイドが橋の建設技術や歴史について説明。ガイドは瀬戸大橋の建設や維持管理に実際に携わったスタッフなので、説明には説得力があり、深い知識を得ることができます。次にアンカレイジ内のエレベーターに乗って、JR瀬戸大橋線がすぐ横を通る管理用通路へ。管理用通路からはタイミングがあえば走る電車を間近で見ることができます。

建設時の苦労話など興味深い話を聞きながら、アンカレイジへ。
建設時の苦労話など興味深い話を聞きながら、アンカレイジへ。
アンカレイジ内には瀬戸大橋の建設の工程がわかるパネル展示なども。
アンカレイジ内には瀬戸大橋の建設の工程がわかるパネル展示なども。
管理用通路から見る電車は、瀬戸大橋ならではの光景。
管理用通路から見る電車は、瀬戸大橋ならではの光景。

瀬戸内海の眺望と橋のライトアップに釘付け

主塔の中に入り、エレベーターで上昇。10mほどの狭い階段で登っていくといよいよ塔頂です。塩飽諸島など瀬戸内海の多島美が眼前に広がる、海上175m地点からの眺めは圧巻!瀬戸大橋は異なる橋梁から成っているので、本州側と四国側で違った風景が楽しめます。体験後は与島パーキングエリア内のうどん店やお土産店でお買い物も。土曜日と特定の日には、橋がライトアップされるので、日没を待ち、ロマンチックな雰囲気の橋を楽しんでみるのもおすすめです。

エレベーターを降りて、10mほど登るといよいよ塔頂。
エレベーターを降りて、10mほど登るといよいよ塔頂。
本州側の景色。瀬戸内海の多島美はもちろん、橋の曲線も景観の美しさを際立たせています。
本州側の景色。瀬戸内海の多島美はもちろん、橋の曲線も景観の美しさを際立たせています。
与島から見たライトアップも美しい。写真提供:本州四国連絡高速道路株式会社
与島から見たライトアップも美しい。写真提供:本州四国連絡高速道路株式会社

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