【大阪日帰りモデルコース】大阪旅行といえば満腹満喫のグルメ旅に限る

【大阪日帰りモデルコース】大阪旅行といえば満腹満喫のグルメ旅に限る

更新 :
筆者 : mizutama_renga
監修 : GOOD LUCK TRIP

古くから食いだおれの街として知られる大阪。観光もいいけれど、せっかく大阪を訪れるなら、大阪の「うまいもん」を満喫したい! そんな人はグルメ旅はいかが? しっかり食べて観光名所も楽しめる、1日モデルコースをご紹介。大阪を食べ尽くす旅へいざ出発!

目次

1. 旅のスタートは超高層複合ビル「あべのハルカス」から

“食いだおれの街”として名を馳せる大阪には「うまいモン」が盛りだくさん! コンパクトに巡ることができる大阪市内を「食」を中心に巡って、満腹&満足な1日にしちゃいましょう。

大阪の旅のはじまりは、JR大阪駅から環状線または大阪メトロ御堂筋線で天王寺駅へ。関西空港駅からの場合は、天王寺駅で下車し、すぐの場所にそびえる超高層ビル「あべのハルカス」を目指します。

※天王寺駅への行き方:
関西空港から:関空快速で約50分
新大阪駅から:大阪メトロ御堂筋線で約20分

地上300mの超高層ビル「あべのハルカス」
地上300mの超高層ビル「あべのハルカス」

ハルカス300(展望台)で空中散歩

お目当ては、58階から60階の三層構造の展望台「ハルカス300(展望台)」!  最上階の60階は、足元から天井までガラス張りの屋内回廊で、空中散歩を楽しみます。気候条件が良ければ遠く京都から六甲山系、明石大橋や淡路島、生駒山系まで一望することも! 時間があれば、「バックヤードツアー」で超高層ビルの秘密に迫ってみるのもおすすめです。

ハルカス300(展望台)はガラス張りの三層構造
ハルカス300(展望台)はガラス張りの三層構造
バックヤードツアーに参加して、超高層ビルの秘密に迫るのもおすすめ
バックヤードツアーに参加して、超高層ビルの秘密に迫るのもおすすめ

2. 天王寺から商店街を散策しつつ、新世界&通天閣へ

あべのハルカスのハルカス300(展望台)で空中散策を楽しんだら、ジャンジャン横丁南陽通商店街)や新世界本通り商店街を散歩しながら新世界へ。大阪の下町の雰囲気が楽しめる新世界の名店で、大阪名物串カツをいただきましょう。

ノスタルジックな雰囲気が楽しめる商店街を散策
(C)(公財)大阪観光局
ノスタルジックな雰囲気が楽しめる商店街を散策
(C)(公財)大阪観光局
通天閣のお膝元「新世界本通り商店街」
通天閣のお膝元「新世界本通り商店街」

大阪グルメの大定番!串カツでランチ

散策を楽しんだら、大阪グルメを代表する串かつの名店「大阪新世界元祖串かつ だるま 新世界総本店」でランチタイム。大阪市内を中心に展開する「串かつ だるま」の総本店です。店内はカウンターのみの12席で、牛肉や豚肉、えび、トマトなどおよそ40種の串かつがスタンバイ。1本132円〜とお手頃価格で楽しむことができます。サクッとした食感でさっぱりとした串かつは、何本でも食べられちゃいそう。名物「どて焼き」を注文するのも忘れずに!

串かつの名店でランチタイム
串かつの名店でランチタイム
サクッとした衣で食べ飽きないおいしさ!
サクッとした衣で食べ飽きないおいしさ!

3. 食後はナニワのシンボルタワー通天閣を観光

串かつに舌鼓を打った後は、ナニワのシンボルタワー「通天閣」にも登っちゃいましょう。
パリのエッフェル塔をモチーフにした「通天閣」は、特別野外展望台以下地上5階、地下1階からなるタワーで、言わずと知れた大阪を代表する展望タワー。大阪に来たら一度は訪れたい、マストスポットです。

高さ108m、大阪のシンボルタワー「通天閣」
高さ108m、大阪のシンボルタワー「通天閣」

階ごとに異なるテーマで楽しめる大阪の人気観光スポットを満喫

通天閣を訪れたら、まずは大阪市街地が一望できる5階へ。幸福の神様「ビリケンさん」が鎮座しているので、足の裏を撫でて幸せを祈願します。ほかにも約100年前の新世界のジオラマや映像などを展示するトップフロアーをはじめフロアごとに異なるテーマの展示で楽しませてくれます。B1には森永製菓や江崎グリコ、日清食品などのショップ限定グッズが購入できるアンテナショップもあるので、おみやげ選びに立ち寄りましょう。

金髪が特徴的な幸福の神様「ビリケンさん」
金髪が特徴的な幸福の神様「ビリケンさん」
通天閣最上部、地上94.5mの特別野外展望台も訪れたい
通天閣最上部、地上94.5mの特別野外展望台も訪れたい

4. 大阪といえばココ! 道頓堀で粉もん三昧

通天閣を後にして、大阪メトロ御堂筋線動物園前駅から2駅のなんば駅へ。大阪グルメを満喫するなら外せない、道頓堀へと移動します。個性豊かな立体的な大看板が出迎えてくれる道頓堀で、「ザ・大阪グルメ」の大定番、粉もんを存分に楽しみましょう!

大阪随一の繁華街「道頓堀」
(C)(公財)大阪観光局
大阪随一の繁華街「道頓堀」
(C)(公財)大阪観光局

たこ焼きを「作って、知って、学べる」ミュージアムで粉もん体験

道頓堀に到着したら、まずは大きな赤いたこの看板が目印の、「道頓堀くくるコナモンミュージアム」でたこ焼き作りを体験! たこ焼きの人気店「たこ家 道頓堀くくる」の焼き技が見学できるほか、「日本コナモン協会」監修の「コナモン歴史ミュージアム」や、食品サンプルの製作体験ができる「サンプル工房まねき多幸」が入る、「粉モン」にスポットを当てたミュージアムで、B1の「たこ焼道場 くくる 匠」ではオリジナルのたこ焼きを作る体験が可能。プロの道具を使用して自分で焼いたたこ焼きは、格別の味わいになること間違いなし! 手作りのたこ焼きでおやつタイムを楽しみましょう。

大きなたこの看板が目印!
大きなたこの看板が目印!
プロの焼き技を見ることもできる
プロの焼き技を見ることもできる

5. 体験の後は「天下の台所」を散策

自分で作ったたこ焼きで大阪の粉モン文化を体験したら、ミナミを散策しながら天下の台所「黒門市場」へと向かいます。はじまりは1822年ごろと言われる歴史ある市場には全長約580mのアーケードに、約150の店舗が並んでいます。

巨大な提灯がアーケードを飾る「黒門市場」
(C)(公財)大阪観光局
巨大な提灯がアーケードを飾る「黒門市場」
(C)(公財)大阪観光局

活気あふれる黒門市場で日本の食文化を体感

フグやスッポンなどの専門店や鮮魚店、青果店や精肉店など多彩なジャンルの店舗が揃う黒門市場。旬の食材がずらりと並ぶ様子は、日本の四季を感じることができる貴重な体験。魚介の串焼きやフレッシュジュース、ソフトクリームなどがテイクアウトできるお店も多く、食べ歩きにもぴったり。クエやタイ、マグロなどの巨大な魚介類のモニュメントが7つのブロックにそれぞれ貼り付けられているので、探してみるのもおすすめ!

加工品などを販売するお店もあるのでチェックしよう
(C)(公財)大阪観光局
加工品などを販売するお店もあるのでチェックしよう
(C)(公財)大阪観光局

6. シメはお好み焼き!名店で大阪名物に舌鼓

大阪グルメのシメはお好み焼き!
黒門市場から徒歩で移動。夕食は、1945年創業の老舗「お好み焼 美津の」へ。ミシュランガイドで6年連続ビブグルマンにも選ばれる名店で、大阪名物に舌鼓!

お好み焼激戦区の道頓堀で愛され続ける名店

創業以来75年以上、大阪随一の繁華街・道頓堀で地元の人からも愛され続けるお好み焼専門店「お好み焼 美津の」。黒門市場を中心に、精肉店や鮮魚店などプロからその日に使用する分だけを仕入れた新鮮な食材をお好み焼の具材に。一番人気の「山芋焼」やお店イチオシの「美津の焼」で名店の味を堪能しちゃいましょう。

道頓堀で長年愛され続ける老舗「お好み焼 美津の」
道頓堀で長年愛され続ける老舗「お好み焼 美津の」
お店のルーツ「洋食焼」も食べたい
お店のルーツ「洋食焼」も食べたい

7. グルメ旅の延長戦!宿泊するなら法善寺横丁で一杯♪

道頓堀の名店でお好み焼を堪能したら、せっかくなら宿泊して夜をもう少し楽しんでみるのもおすすめです。
きらびやかなネオンが輝く道頓堀のすぐそば、しっとりと落ち着いた雰囲気の街並みが広がる「法善寺横丁」へ。

多くの参拝者が訪れる法善寺
(C)(公財)大阪観光局
多くの参拝者が訪れる法善寺
(C)(公財)大阪観光局

小説や映画の舞台にもなった法善寺横丁

水掛不動尊が祀られる浄土宗天龍山法善寺の境内にある2本の路地「法善寺横丁」は、日本有数の観光名所のひとつ。長さ約80m、幅約3mの2本の路地を挟むようにして、老舗割烹などの飲食店やバーなどが立ち並びます。食後にバーでお酒を楽しんで大阪の旅を締めくくりましょう。

雨の日は、濡れた石畳も趣があって美しい
(C)(公財)大阪観光局
雨の日は、濡れた石畳も趣があって美しい
(C)(公財)大阪観光局

8. ゆっくり大阪に1泊するのもおすすめです

法善寺横丁でお酒を楽しんで、ほろよい気分になったなら、そのままホテルでぐっすり眠りたいですよね。
2022年にオープンしたホテル「シタディーンなんば大阪」は、国の重要文化財にも指定される名建築、高島屋東別館内に313の客室をもつモダンなホテルです。
なんば駅からも徒歩圏内とアクセスは抜群で、翌日は大阪観光だけでなく、京都や奈良、神戸など行き先の選択肢も広がりますよ。

国の重要文化財に指定される名建築に宿泊!
国の重要文化財に指定される名建築に宿泊!

まとめ

食いだおれの街・大阪の「美味しいモノ」を満喫するグルメ旅はいかがでしたか?
観光スポットも楽しみつつ、大阪を代表するグルメを食べ歩く旅。今回は天王寺や道頓堀を中心としたグルメ旅でしたが、大阪の「美味しい」はまだまだ盛りだくさん!
今回の旅を堪能したら、次はスイーツめぐり&カフェめぐりなど、自身でテーマを決めて旅のプランを練ってみても楽しいですよ!

mizutama_renga

筆者

旅行雑誌 編集

mizutama_renga

関西在住。京阪神を中心にお寺や美術館をめぐるのが好きです。