家族でもカップルでも楽しめる!お台場の人気観光スポット20選
室内テーマパークや海に面した広い公園がある「お台場」は、家族でアクティブに遊びにはピッタリなエリアだ。
大型商業施設も多く、ショッピングだけでも1日中楽しめる。
綺麗な夜景が見えるロマンチックなスポットもあり、カップルでデートするにもお勧め。
多様な楽しみ方ができるお台場で人気の観光スポット・ショッピングスポットなどを紹介しよう。
目次
お台場ってどんなところ?
東京都港区にある、東京湾の一部を埋め立てた巨大な人工島「お台場」。
その歴史は古く、江戸時代に外国からの脅威を感じた政府が東京湾に6つの砲台を建造。
砲台を置く「台」となる「場所」を意味する「台場」に、政府直轄の地には「御」をつける習慣があったことから、「御台場」と呼ばれるように。
史跡が残っているものの、現代のお台場には面影がほとんどなく、大型商業施設やテーマパークが集まるレジャースポットとして人気を集めている。
海に面した広い公園もあり、海と砂浜、都会の夜景が見えるスポットも。
綺麗な夜景が見える上に、ロマンチックなムードがある場所も多く、デートスポットとしても人気が高い。
家族でもカップルでもアクティブに過ごせるのがお台場の最大の魅力だ。
2021年から2022年にかけてお台場のランドマークともなっていた、大観覧車やチームラボボーダーレス、ヴィーナスフォートなどが営業を終了した。
その跡地には競技用の次世代アリーナ「TOKYO A-ARENA(トウキョウ エー アリーナ)」2025年秋に設立予定であり、街の雰囲気や楽しみ方も変わるかもしれない。
お台場のおすすめのシーズンは?
アクティブに楽しみたいなら、潮風が気持ち良い夏がお勧め。
暑さが辛くなったら室内テーマパークで遊べるのも嬉しい。
カップルでロマンチックに過ごしたいなら、イルミネーションと夜景、海という綺麗な景色が見られる冬がお勧めだ。
お台場の季節ごとの着衣例
- 春(3月 - 5月): 軽めのジャケットおよび薄手のセーター
- 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
- 秋(9月 - 11月): 軽めのジャケット、コート
- 冬(12月 - 2月): コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット
お台場への移動方法は?
東京都内の主要駅からお台場のメインエリアに近い「東京テレポート駅」への移動方法と時間は下記の通り。
都内の主要駅からは少し時間がかかるため、スケジュールに余裕を空けておくことをお勧めする。
- JR東京駅から
- JR京葉線からりんかい線へと乗り継ぎ、約30分
- JR新宿駅から
- JR埼京線からりんかい線へと乗り継ぎ、約30分
- JR渋谷駅から
- JR埼京線からりんかい線へと乗り継ぎ、約20分
- JR上野駅から
- JR山手線からりんかい線へと乗り継ぎ、約40分
- JR品川駅から
- JR埼京線からりんかい線へと乗り継ぎ、約20分
お台場観光の主要交通手段
東京都内の観光地の中では、エリアの面積が広いため、移動に時間がかかる。
そのため、徒歩だけでなく、りんかい線・ゆりかもめも上手く活用して移動しよう。
事前に行きたいスポットの最寄り駅を確認することが、スムーズにお台場を観光するポイントだ。
アクティブにもロマンチックにも楽しめる!お台場の人気観光スポット13選
お台場には様々なアミューズメント施設が集まっているため、子供から大人まで目一杯遊べる。
ランドマーク・高層ビルと海が見える夜景スポットもあり、デートスポットとしても最適。
アクティブに楽しむことも、ロマンチックに楽しむこともできるお台場の人気観光スポットをご紹介。
1. レインボーブリッジ
お台場と芝浦を結ぶ東京のシンボルともいえる「レインボーブリッジ」は、約800mに及ぶ吊り橋。
夜間はとても美しくライトアップされ、東京を代表する夜景スポットとして、多くの人が写真を撮りに訪れる。
橋は二重構造になっており、上層は首都高速道路、下層は一般車道と「ゆりかもめ」の線路、遊歩道になっている。
2. フジテレビ本社ビル
銀色の球体が近未来な印象の「フジテレビ本社」は、丹下健三設計の建築でお台場のランドマーク。テレビ局だが見学できるフロアもある。
たとえば、シンボルである球体は「はちたま」と呼ばれる展望室で270度のパノラマ風景が見渡せる。
展望室の下のフロアには、朝の情報番組の収録に使われているスタジオも見学可能。
2. 東京ジョイポリス
お台場にある国内最大級の屋内型テーマパーク。コンセプトは「デジタル」と「リアル」の融合を意味する「デジタリアル(DigitaReal)」。
館内は3フロアで展開。1st Floorには、自分で操作するリズムゲームを搭載したスリル満点のコースター「撃音 ライブ コースター」をはじめ、6人同時プレイが可能なVRアトラクション「ZERO LATENCY VR」といった世界初のものを含む6つのアトラクションが。
3. 日本科学未来館
日本科学未来館では、ヒューマノイドロボット「ASIMO」やアンドロイド「オルタ」「オトナロイド」が人気で、「ASIMO」は実演を通じて人間とロボットが共生する未来社会をイメージすることができる。
複雑な動きで生命らしさを表現する「オルタ」と、見た目が人間そっくりな「オトナロイド」は最先端の研究で、「生命とは?」「人間とは?」といった問いを投げかける世界でも珍しい展示となっている。
4. 東京トリックアート迷宮館
「トリックアート」とは、日本で誕生したアートで、目の錯覚を利用し、不思議な体験や写真を撮ることで作品に入り込める。
「東京トリックアート迷宮館」は、約300年前の江戸をテーマにした「和風なトリックアート」と今までに創られた「トリックアートの名作」の数々が楽しめる。
5. お台場海浜公園
水遊びなどが楽しめる約800mの人工海浜「おだいばビーチ」や、釣りができる磯浜「磯浜ゾーン」がある。
お台場海浜公園から見る夕暮れや夜景はとても美しく、レインボーブリッジやビル群といった東京らしい景色を見る事ができる。
6. マダム・タッソー東京
約250年の歴史を誇り、ロンドンの本館のほか世界各地に分館がある体験型アトラクション施設。
ハリウッドスターやミュージシャン、スポーツ選手、政治家などさまざまなジャンルの有名人・著名人を精巧に再現した本人公認の等身大フィギュアとのセレブ体験が楽しめる。
7. 台場一丁目商店街
お台場のショッピングセンター「デックス東京ビーチ」の一角にある「台場一丁目商店街」は、昭和30年代のレトロな街並みを再現した商店街。下町情緒あふれる商店街を歩きながら買い物やゲームなどを楽しめるほか、週末には紙芝居やベーゴマ大会といった懐かしのイベントも開催されている。
8. 台場怪奇学校
お台場のシーサイドショッピングモール「デックス東京ビーチ」内にある、ホラープランナー集団「幽霊ゾンビ」とアトラクションクリエイター「いわたか」プロデュースの常設型お化け屋敷。
舞台となるのは40年前に廃校となった呪われた小学校で、廊下や教室、理科室など真っ暗な校内を懐中電灯の灯りだけを頼りに歩いて潜入していくホラーアトラクションだ。
9. TOKYO CRUISE 水上バス
隅田川航路を使い、東京の名所を観ながらゆったりと船旅を楽しめる「TOKYO CRUISE」。浅草から出航する「隅田川ライン」では吾妻橋や清州橋といった12の橋のほか、東京スカイツリーやアサヒグループの本社ビルなどを、日の出桟橋とお台場海浜公園を結ぶ「お台場ライン」ではレインボーブリッジや自由の女神像を水上から眺めることができる。
10. 実物大ユニコーンガンダム立像
「劇場型都市空間」がコンセプトの東京・お台場の新名所「ダイバーシティ東京プラザ」にある、高さ約19.7mの実物大ユニコーンガンダム立像。
ユニコーンガンダムとは、2010~2014年に発表された大ヒットアニメーション作品「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」の主人公が出会う純白のモビルスーツ。劇中から抜け出てきたかと錯覚するほど精巧に再現された立像は、迫力満点で見るものを圧倒する。
11. 自由の女神像
お台場のレインボーブリッジを背に立つ「自由の女神像」は、日本とフランスの友好関係を象徴する記念の像。
日仏友好のシンボルとして、1998年にパリ市にある自由の女神像が期間限定でお台場に移築されると大きな人気を博し、その後パリ市からの正式な許可を受けて2000年に常設された。
12. レゴランド®・ディスカバリー・センター 東京
300万個を超えるレゴ®ブロックに囲まれ、レゴ®ブロックの世界観が広がる屋内型プレイランド。
レゴ®ブロック工場見学、東京の街を160万個以上のレゴ®ブロックで再現した巨大ジオラマ、幼児でも安全に遊べるデュプロのプレイグラウンドをはじめ、知、見、触、感、遊のアトラクションやプログラムが満載で、子どもから大人まで家族揃って楽しめる。
13. イマーシブ・フォート東京
2024年3月1日、東京・お台場に誕生した「イマーシブ・フォート東京」。2022年3月に営業を終えた商業施設「ヴィーナスフォート」の建物を活用した屋内型テーマパークで、細部まで作りこまれたヨーロピアンな街並みを舞台にさまざまな参加型のアトラクションが展開される。
子供と一緒でも楽しめる!お台場の人気グルメスポット・飲食店4選
観光スポットと同じく、お台場には友人や恋人だけでなく、子供と一緒でも楽しめるグルメスポットや飲食店も多い。
体験型フードパークやお台場の絶景を眺めながらグルメを味わえる飲食店など、お台場の魅力が詰まった人気のスポットや飲食店を紹介しよう。
1. お台場たこ焼きミュージアム
お台場のショッピングセンター「デックス東京ビーチ」内にある体験型フードテーマパーク。
たこ焼きの本場である大阪の名店5店舗が出店し、各店こだわりの味を提供する。
広々180席ある座席は全店共通なので、複数店のたこ焼きを購入して食べ比べするのも楽しい。
2. bills お台場
オーストラリア・シドニー発のオールデイダイニング「bills」の日本3号店。
とくに卵料理が絶品で、「スクランブルエッグ&トースト」や「リコッタパンケーキ」などの朝食を目当てに朝から訪れる客が後を絶たない。
日本に複数店舗ある「bills」の中でもお台場の店舗は広々とした店内が特徴的で、座席は200席以上。ベビーカーでも入店しやすく、キッズ用メニューもあるため子ども連れにも人気だ。
3. 東京拉麵國技館 舞
日本を代表するラーメン界の6つの名店がアクアシティお台場に集結!
6店舗それぞれ区画されており、好きなお店に入るシステム。北海道から九州まで、それぞれ個性ある味を食べ比べてみるのも良い。お台場の絶景を一望できるテラス席には各店のラーメンを持ち寄ることもできる。
4. シースケープ テラス・ダイニング
海越しに東京の街並みを見ることができる絶景のダイニングで、それぞれの時間帯に合わせたバラエティ豊かな料理の数々をブッフェスタイルで楽しむことができる。日中には眩い光が差し込み、夕暮れ以降は東京の煌く夜景が一望できる異空間。さらに、春から秋にかけては、テラス席で景色とともに心地よい風を楽しみたい。
大型商業施設で1日中買い物を楽しもう!お台場のショッピングスポット4選
大型商業施設が多く、ショッピングだけでも1日中楽しめる。
これから紹介する4つの大型商業施設に行けば、ファッション・雑貨はもちろん、様々なアイテムが手に入る。
1. ダイバーシティ東京 プラザ
「劇場型都市空間」をコンセプトに、遊び・学び・くつろぎ・驚きや感動を体感できるお台場のランドマーク。
施設内には、国内外の人気ファッションのショップや、雑貨店、またレストランも多く入り、臨海副都心で最大級のフードコート「東京グルメスタジアム」もあるので、丸一日楽しめる。
2. デックス東京ビーチ
船の甲板のようなウッドデッキ張りのオープンテラスや、館内の至るところに船を連想させる装飾が施されたお台場のショッピングセンター。
海からの心地よい潮風にあたりながらデッキを散歩し、まるで豪華客船で東京湾をクルーズしているような気分で食事や買い物を楽しめる。
3. アクアシティお台場
お台場海浜公園に隣接し、レインボーブリッジ越しに都心を臨む絶好のロケーションにある大型複合ショッピングセンター。建物は地中海の街並みをイメージして作られており、リゾート気分でゆっくりショッピングなどを楽しめる。
ショッピングゾーンには、ファッション、アクセサリー、インテリアや雑貨など、約120店が集結。
4. 有明ガーデン
2020年、臨海副都心の再開発で誕生した有明ガーデン。10.7haを誇る広大な敷地に、さまざまなジャンルのショップやアミューズメント施設が集結している。「住友不動産 ショッピングシティ 有明ガーデン」は、200を超える店舗が入る大型商業施設。
お台場に関するよくある質問
Q
親子で楽しめるお台場のスポットは?
アニメやキャラクターが好きなら「フジテレビ本社」、思いっきり遊びたいなら「東京ジョイポリス」がお勧めです。
Q
ヴィーナスフォートや大観覧車は無くなったの?
2021年から2022年8月31日かけて、「ヴィーナスフォート」「パレットタウン観覧車」「MEGAWEB「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」は営業終了しました。
Q
大人が楽しめるお台場のスポットは?
高層ビルと海を見ながらゆっくり散策できる「お台場海浜公園」がお勧めです。
まとめ
子供から大人まで思う存分遊べるテーマパークやカップルのデートにピッタリなスポット、ショッピングが楽しめる大型複合商業施設など、お台場は多様な遊び方ができるエリアだ。
アクティビティやロマンスなど、テーマをひとつに絞って観光するとお台場観光の満足度が高まるはず。
お台場以外にも東京には魅力的なエリアが多く、きちんと下調べしないと東京の魅力を満喫できない。
初めて東京を観光するなら、魅力的なスポットをまとめた、こちらの記事もぜひ参考にしてほしい。