ノスタルジー感じる美しい街並みが魅力!小樽の観光スポット21選
雄大な自然とノスタルジックな街が魅力の「小樽」。
夜景も紅葉も美しい小樽港や小樽運河は、北海道の中でも人気の観光スポット。
市街地と日本海を一望できるビュースポットも外せない。
一度と言わず二度、三度と訪れたくなる、魅力的な街「小樽」の観光スポットやグルメ・お土産を紹介しよう。
目次
小樽ってどんなところ?
北海道の西海岸に位置する「小樽」は、石狩湾に面し三方を山に囲まれた、自然豊かな街だ。
「小樽」は北海道開拓の玄関口、国際貿易港として発展してきた。
「小樽運河」や倉庫群をはじめとする建造物から、「小樽」が発展してきた歴史を感じられるはずだ。
大正時代(1912〜1926年)に建てられた、運河沿いの石造倉庫群は当時のまま残されており、レストランなどの商業施設にリノベーションされている。
明治時代(1868〜1912年)や大正時代の文化や雰囲気を残す建造物は他にも多く、レトロな街並みは「小樽」の魅力のひとつとなっている。
その他にも「北海道三大夜景」のひとつである「小樽」の夜景や、新鮮な魚介類を活かした小樽グルメなど、「小樽」には様々な魅力がある。
小樽のおすすめの観光シーズンは?
季節ごとに表情が大きく変わる「小樽」。
自然豊かな「小樽」は、様々な場所で紅葉を楽しめる秋がお勧めだ。
運河沿いの石造倉庫の壁面をつたう紅葉した蔦が生み出す、秋の「小樽」ならではの美しい風景は必見。
秋には旬の食材を活かしたグルメと新酒も楽しめる。
イクラやアワビを食べながら、日本酒を堪能してみよう。
小樽の季節ごとの着衣例
- 春(3月 - 5月):ダウンジャケット、コート、厚手のセーター、マフラー、手袋
- 夏(6月 - 8月):半そで、長袖シャツ、薄手のセーター
- 秋(9月 - 11月):コート、ジャケット、セーター
- 冬(12月 - 2月): ダウンジャケット、コート、厚手のセーター、マフラー、手袋
小樽への移動方法は?
北海道には「新千歳空港」があるため、同じく空港がある東京・大阪・名古屋からは1時間30分程度で移動できる。
「新千歳空港」からは快速電車に乗れば、1時間程度で「JR小樽駅」に到着。
「新千歳空港」には国際線も充実しているため、海外からもアクセスしやすい。
札幌市からも約1時間程度で移動できる。
小樽観光の主要交通手段
「小樽」の主要観光スポットを結びながら、市街地を循環する「おたる散策バス」を利用すれば、お目当ての観光スポットまで快適に移動できる。
バスを降りたら、観光マップを手にしながら歩いて「小樽」の観光地を散策してみよう 。
JR小樽駅前にはレンタサイクルショップもあるので、上手に活用しよう。
ノスタルジックな景観を満喫!小樽の厳選観光スポット15選
レトロで趣のある「小樽運河」や文化財に指定された歴史的建造物など、明治時代や大正時代の文化と雰囲気が残るスポットが点在する「小樽」。
見どころの多い「小樽」の中でも、必ず訪れるべき観光スポットを紹介しよう。
1. 小樽運河
北海道開拓の玄関口として発展してきた小樽港。
取り扱う荷物量が年々増加し、その運搬作業を効率化するため、大正12年(1923)に完成したのが「小樽運河」だ。
海岸の沖合を埋め立てることによって造られたため、直線ではなくゆるやかなカーブを描いているのが特徴。
2. 小樽市観光物産プラザ(運河プラザ)
小樽運河沿いに位置しており、歴史的建造物である「旧小樽倉庫」を利用した施設。
地場産品販売コーナーや喫茶コーナー、観光案内所などがある。
3. 小樽運河クルーズ
海岸の沖合を埋め立て、大正12年(1923)に完成した小樽運河。
木骨石造の倉庫群が今も残り、小樽を代表する観光スポットとして人気を集めるこのエリアをクルーズ船に乗って約40分で巡るツアーが人気だ。
4. 小樽堺町通り商店街
小樽運河に面した大通りから1本入った場所にある堺町通りは、明治から昭和初期にかけて大きく発展を遂げた小樽のメインストリート。
メルヘン交差点から日銀通りまで続く約1,300mの商店街には当時建てられた石造りの洋館や倉庫が今も数多く残り、ノスタルジックな雰囲気の中で散策とショッピングを楽しめる。
5. 小樽三角市場
位於JR小樽站和國道5號之間的小市場。
昭和20年時僅有幾家露天攤位,後來轉型為早市,發展至今已超過60年歷史。從小樽站步行1分鐘的絕佳地段,除了元旦之外,大部份店家幾乎天天營業。平實的價位廣受顧客好評,市場內總是擠滿在地人和國內外觀光客。三角形的土地和屋頂也成了市場名稱的由來。
6. 小樽オルゴール堂 本館
小樽市内を中心に、函館や富良野、横浜、鎌倉、京都などにも店を構える、オルゴール専門店。
そのメインショップとなる本館は、大正4年(1915)建築で小樽市指定歴史的建造物に認定されており、古きよき時代の面影を色濃く残している。
赤レンガ造りと石造りの2棟からなる館内は5つのフロアに分かれ、フロアごとに異なるコンセプトのオルゴールを展示販売。
手作り体験 遊工房
小樽オルゴール堂本館のすぐそばでの手作り体験遊工房では、オルゴールを手作りすることができる。
オルゴールの本体・音色を決め、好みのガラス小物を選んでいく。
外側の飾りはもちろん、選べる曲も様々あり、好きな曲をあしらった世界にひとつだけのオリジナルオルゴールが作れる。
7. 小樽天狗山展望台(天狗山ロープウェイ)
標高532.4mの小樽のシンボル的な山である小樽天狗山。
山頂には「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に一つ星として掲載されている山頂展望台があり、山頂からは市街や日本海が見渡せる。
夜には藻岩山、函館山と並び『北海道三大夜景』と呼ばれる美しい小樽の夜景を一望できる。
8. おたる水族館
JR小樽駅からバスや観光船で約20分、自然豊かなニセコ積丹小樽海岸国定公園内にある水族館。北海道および寒帯に生息するものを中心に、約250種5,000点の生物が展示されている。
迫力満点のイルカショーや豪快なトドショーをはじめ、北海道の海に生息する生き物に触れられるタッチエリアなど、充実したパフォーマンスやふれあいの数々が人気。トレーナーのサインを無視し、それぞれが自由気ままに行動するペンギンのショーも必見だ。
9. 日本銀行旧小樽支店金融資料館
明治45年(1912)に日本銀行小樽支店として竣工した、歴史ある建物を利用した資料館。建物の設計は、赤レンガ造りの東京駅で有名な辰野金吾氏とその弟子たちが担当。
当時の面影を今に伝えるルネサンス様式の優美な建築物は、現在小樽市指定文化財に指定されている。
10. 旧国鉄手宮線
現在の三笠市にある幌内の炭山で採石した石炭を、港のある小樽市へ運ぶために敷かれた北海道初の鉄道「官営幌内鉄道」の一部。
1880年の開通から1985年の廃線まで活躍した。
現在は、小樽市によって鉄道跡地の整備が行われ、散策路として生まれ変わった。
11. 田中酒造 本店
明治32年(1899)、現在の地にて創業した造り酒屋。酒造りの主流である寒い時期に仕込みを行う「寒造り」に対し、こちらは一年を通して醸造を行う「四季醸造」という珍しいスタイル。
小樽ならではの冷涼な気候を利用して通年酒造りを行っているため、夏の暑い時期でも搾りたての「生原酒」が楽しめる。
12. 青の洞窟
洞窟に差し込んだ空の光が海の底へ届き、7色ある光の色のうち青色以外を吸収することによって海面が美しい色に輝く「青の洞窟」。
海水の透明度や地形、光の角度などさまざまな条件が重なって生み出される自然の芸術だ。世界的に有名なイタリアのカプリ島をはじめ日本にも数カ所に存在するが、ニセコ積丹小樽海岸国定公園の中にある洞窟は小樽観光の際にはぜひ訪れたいスポット。
13. 小樽市総合博物館 本館
北海道における鉄道事業発祥の地、旧手宮線・手宮駅の構内敷地にあり、鉄道や科学について学べる博物館。
博物館は「鉄道・科学・歴史館」を中心として「旧手宮鉄道施設」や「蒸気機関車資料館」などで構成。
明治13年(1880)に北海道初の鉄道となった「幌内鉄道」のためにアメリカから輸入された蒸気機関車「しづか号」を筆頭に、除雪車やでディーゼル機関車など北海道の鉄道史に名を残す貴重な車両を保存・展示している。
14. 小樽市鰊御殿
おたる水族館の近く、石狩湾を一望できる岬の上に立つ「小樽市鰊御殿」。
明治-大正時代に最盛期を迎えたニシン漁の番屋(漁の期間中に漁師が泊まり込み、作業を行う小屋)で、かつては西積丹の古宇郡泊村に建てられていたものが昭和33年(1958)に移築復元された。
540トンの木材を使い、7年の歳月を経て建てられた明治時代の貴重な建築の原型を留めており、北海道有形文化財にも指定されている。
15. 北一硝子 三号館
オリジナルをはじめ多彩なガラス製品がずらりと並ぶ、小樽の観光スポットとしても人気のガラスショップ。
「和のフロア」「洋のフロア」「カントリーフロア」とテーマごとに3つのフロアに分けて、食器やグラス、石油ランプやアクセサリーまでバラエティ豊かなガラス製品を紹介している。
漁業用倉庫として明治24年(1891)に建てられた重厚な石造りの建物も見どころのひとつ。
質の高い食材を活かしたグルメを味わえる!小樽で人気の飲食店3選
「小樽」といえば、海鮮グルメを思い浮かべる方が多いだろう。
だが実は洋食やスイーツなど、「小樽」には様々な名物グルメがある。
これから紹介する人気の飲食店を参考に、色んな小樽グルメを食べ尽くそう。
1. 味処たけだ(小樽三角市場)
JR「小樽」駅から徒歩約1分の「小樽三角市場」内にある名物食堂。
同じ市場内にある「武田鮮魚店」が手がけるだけあって、小樽ならではの新鮮な魚介類がお手頃価格でいただける。
店主が毎日セリで買い付ける海鮮類を使ったメニューは、ボリュームたっぷりの丼から定食、単品メニューまで豊富にスタンバイ。
2. 小樽洋菓子舗ルタオ 本店
北海道産の生乳から作る生クリームと厳選したマスカルポーネチーズを使ったチーズケーキ「ドゥーブルフロマージュ」で知られ、全国的な人気を誇る小樽の洋菓子店。「親愛なる小樽の塔」を意味する店名にちなんだ、大きな塔を思わせるヨーロッパ風の外観が印象的。
2階は喫茶コーナー。レトロな雰囲気の中、作り立ての生ドゥーブルフロマージュやスイーツプレート、本店限定ブレンドのフレーバーティーなどを味わえる。
3. ヴィクトリアステーション 小樽稲穂店
北海道でのみ展開するレストランで「安全・安心でおいしい」がテーマのグリルメニューが揃う。
粗挽牛肉100%を使った「大俵ハンバーグ」は、弾力のある肉々しい食感と食べ応えのあるボリュームが特徴。
料理と一緒に運ばれてくる卓上コンロを活用し、好みの焼き加減に仕上げてから味わえるので、最後までできたて熱々を堪能できる。
喜ばれること間違いなし!小樽のお土産3選
「小樽」は観光スポットだけでなく、お土産も充実している。
「小樽」や北海道の食材を活かしたお土産が特に多く、絶品スイーツやお菓子をお土産として持ち替えれば、喜ばれること間違いなしだ。
数あるお土産の中でも「これを買えば間違いない」と思えるお土産を紹介しよう。
1. 六花亭 小樽運河店
「マルセイバターサンド」や「雪やこんこ」、ストロベリーチョコなど北海道みやげとして、さまざまな人気商品で知られるお菓子メーカー・六花亭。
十勝のレンガ約10万個を使用したという小樽運河店は、そのレトロな外観が堺町本通りの町並みにマッチしている。
1階のショップでは、バターサンドを筆頭に六花亭のお菓子がズラリ。
お土産向きの箱入りはもちろんバラ売りも多く、自由度の高い商品選びができるのが嬉しい。
2. ルタオ(LeTAO) ドゥーブルフロマージュ
北海道・小樽にある人気洋菓子店「小樽洋菓子舗ルタオ」を代表する看板スイーツ。
北海道の生乳から作るルタオ特製の生クリームとオーストラリア産クリームチーズ、イタリア産マスカルポーネチーズを組み合わせた“究極のチーズケーキ”として全国的に有名。
3. 桑田屋「ぱんじゅう」
パンのような皮を使った小樽名物のお饅頭。
小樽港が国際貿易港に指定され、海外からパンが入って来た頃、まだ高価だったパンをリーズナブルに食べられるようにと誕生したスイーツだ。
小樽に関するよくある質問
Q
小樽で綺麗な夜景が見られる場所を教えて
小樽天狗山展望台がお勧めです。北海道三大夜景のひとつに選ばれた、小樽の夜景を見られます。
Q
札幌市から小樽は何時間かかる?
電車なら1時間以内でアクセスできます。
まとめ
雄大な自然に囲まれ、どこか懐かしい雰囲気が漂う建物が立ち並ぶ「小樽」。
ノスタルジックな街並みを散策しながら、魅力的な観光スポットを巡り、「小樽」ならではのグルメを満喫しよう。
小樽以外にも雄大な自然景観や、自然と調和した美しい都市など、魅力的な観光地が多い北海道。
北海道を満喫するなら、観光スポットやグルメを厳選して紹介している、こちらの記事もぜひ参考にしてほしい。