JR EAST PASS(東北エリア)でお得! 東京〜青森〜仙台4泊5日名所巡りの旅
東京を起点に、本州最北端の青森県や東北エリア随一の都市で杜の都と謳われる宮城県仙台市を、巡るおすすめモデルコースをご紹介。海鮮や牛タンなどのおいしいグルメや、日本三景の美しい景色が待っている! 東北エリアをお得に旅できる、「JR EAST PASS(東北エリア)」を使って、いざ出発!
目次
JR EAST PASS(東北エリア)って?
対象エリア内の路線が、5日間乗り放題になるお得なパス。東北新幹線をはじめとする東京駅発着の5つの新幹線、青い森鉄道線全線、仙台空港アクセス線全線などが含まれ、東日本の旅を幅広くカバーしている。訪日外国人だけでなく、日本在住の外国人も利用可能。
【DAY1】
9:00 青森へ向け「東京」駅をスタート
旅の起点は「東京」駅。東北新幹線はやぶさ号に乗って約2時間58分で新青森駅に到着、そこから奥羽本線で6分ほどで青森駅に到着します。
◎東京駅〜青森駅17,670円
13:00 ランチは「元祖 青森のっけ丼」で腹ごしらえ
まずは、ランチを求めて青森駅から徒歩5分の場所にある青森魚菜センターへ。ご飯だけが盛られた丼を購入し、市場内で販売される海鮮や惣菜を買って、自分好みの丼を作ることができる。館内では、ホタテ、岩牡蠣、ウニ、マグロ、カツオなど旬の海鮮が並ぶので、好みの具材を好きなだけのせよう。
具材の購入は食事券制。食材ごとに食事件の枚数が決まっていて、食材と食事券を引き換えるスタイル。市場ならではの活気も楽しく、食券は追加購入することもできるのがうれしい。
15:00 「ねぶたの家 ワ・ラッセ」で青森名物ねぶたを見学
お腹を満たした後は、青森魚菜センターから徒歩7分ほどの青森ねぶた祭の保存伝承を目的とした博物館「ねぶたの家 ワ・ラッセ」へ。2階まで吹き抜けになった広大なホールに、祭本番に運行した何台ものねぶたが展示されている。幅9m、奥行き7m、高さ5mのねぶたが並ぶ様子は圧巻!
館内にはねぶた囃子が流れ、祭りさながらの雰囲気が楽しめるのもポイント。1日3回披露されるねぶた囃子の生演奏などのイベントも随時行われているので、事前にチェックしよう!
1日目の夜は青森市内に宿泊。市内には温泉が楽しめる銭湯や温泉宿もあるので、のんびりと青森市の夜を満喫します。
【DAY2】
12:00 「弘前れんが倉庫美術館」でアートに触れる
2日目は、青森駅からJR奥羽本線秋田行きで約45分の弘前駅で下車。城下町・弘前に移動し、循環バスに乗って弘前の町を観光!
◎青森駅〜弘前駅680円(循環バスはパス範囲外です)
築100年を超える煉瓦造りの建物を改修した「弘前れんが倉庫美術館」からスタート。弘前出身のアーティスト・奈良美智の作品が出迎えてくれる。
館内では、国内外の先進的なアーティストの作品が鑑賞できる。開催中の展覧会を事前チェックしてから訪れるのがおすすめ。カフェでのランチやミュージアムショップでのおみやげ探しも楽しんで、夜は弘前市内に宿泊します。
15:20 日本随一の桜の名所「弘前公園/弘前城」へ
弘前れんが倉庫美術館から20分ほど歩いて次に訪れるのは、16世紀末頃から明治初期頃まで長くこの地を治めていた大名、津軽氏が居城し弘前藩の藩庁が置かれた弘前城。明治時代になると廃城令により存城処分とされ、その後は弘前公園として一般開放された。
最初の天守は落雷により消失、現在は1810年に再建した天守のほか、3つの櫓、5つの城門が残り、これら9棟の建造物は国の重要文化財に指定されている。
弘前公園は日本を代表する桜の名所で、その美しさは日本一とも称される。秋の紅葉、冬の雪景色も風情あり。
【DAY3】
11:40 「牛たん炭火焼 利久西口店」で仙台名物に舌鼓
3日目は、少し早起きをして弘前駅からJR奥羽本線青森行きで新青森経由、東北新幹線はやぶさ号に乗車、約2時間33分の仙台駅へと移動。
◎弘前駅〜仙台駅11,640円
お昼どきに仙台に到着したら、駅から徒歩5分の「牛たん炭火焼 利久西口店」へ直行し、仙台名物牛タンをいただきます! 全国に約80店舗を構える人気店で、その味は今や全国区。
牛タンは、職人が包丁で皮をむいてスライスし、切り目を入れて熟成させてるいという、職人技とこだわりが詰まった逸品だ。
13:20 仙台藩祖・伊達政宗を祀る「瑞鳳殿」
食事の後は循環バスを利用して城下町を散策。1585年頃、東北地方を治めた武将である仙台藩祖の伊達政宗の霊廟である「瑞鳳殿」に立ち寄ろう。1636年に没した政宗の遺命を受け、息子である第2代藩主の忠宗が翌年に建てたもの。鮮やかな極彩色の装飾は、目を見張るほど。特に、軒を支える斗栱部分は重厚感にあふれている。
周辺には忠宗の霊廟である感仙殿、第3代藩主綱宗の霊廟である善応殿といった伊達家の霊廟や付属資料館があり、一帯が経ヶ峯伊達家墓所として仙台市指定史跡となっている。
◎循環バスはパス範囲外です。
14:30 「仙台城跡(青葉城)」から仙台市を一望
次は、再び循環バスで移動。伊達政宗公の命により築城された「仙台城跡(青葉城)」へ。現在は当時の建物はほとんどなく、一帯が公園として整備され、石垣と再建された大手門の脇櫓と大手門北側土塀が立っている。公園内に立つ「伊達政宗公騎馬像」は、仙台を代表するシンボル。周囲は高台になっていて、仙台の町並みが一望できる。
仙台城の歴史を学べる青葉城資料展示館が隣接。VR機材を使って、仙台城の面影を視覚化できる「仙台城VRゴー」も楽しめる。
◎循環バスはパス範囲外です。
【DAY4】
11:00 「松島遊覧船」から望む美しい景色に感動
旅の4日目は日本三景のひとつ、「松島」へ。仙台駅からJR仙石線石巻行きで約41分、松島海岸駅で下車。
◎仙台駅〜松島海岸駅420円
駅から徒歩20分ほどの場所から、「松島遊覧船」に乗船、クルーズを楽しもう。大型定期船「仁王丸コース」では、全長17kmのコースを、約50分間かけてゆったり航行する。
松島の象徴「仁王島」やそびえたつ岩肌が圧巻の「陰田島」をはじめ、縄文時代の遺跡が発見された「舟入島」、人びとが暮らす「桂島」や「野々島」など見どころが点在。
12:00 東北随一の古刹「瑞巌寺」へ参拝
美しい景色に心が洗われたら、松島遊覧船のりばから徒歩6分の場所にある、天台宗の寺として開創されたと伝わる古刹、瑞巌寺を参拝。山号を含めた正式名称は松島青龍山瑞巌円福禅寺といい、現在は臨済宗妙心寺派に属する禅宗寺院だ。現存する建物は伊達政宗が完成させたもので、本堂と庫裡が国宝に指定されている。
本堂にある金地濃彩の襖絵、境内に咲く政宗が植えたと伝わる紅白の梅(臥龍梅)などが見どころ。瑞巌寺の南側の海岸沿いには、政宗が造営した「五大堂」が立ち、松島の海を一望できる。
13:20 宮城県 松島離宮
お腹が減ってきたら、10分ほど散策しつつ松島の新たなランドマーク「宮城県 松島離宮」へ。新鮮食材を使って浜焼き体験ができるお店や三陸の刺身を中心に約30種の食材をビュッフェスタイルで味わえるお店などがスタンバイ。老舗の菓子店や帆布店などのもあるので、ショッピングも楽しもう。
松島湾の歴史がわかる「宮城県松島離宮博物館」、四季折々の花が美しい「日本庭園」などもあるので、時間をかけていろいろ巡りたい。
17:00 「ホテルメトロポリタン仙台」で旅の疲れを癒す
松島を後に、松島海岸駅からJR仙石線で約40分、仙台駅へ戻ります。旅の最終日は、仙台駅の西口から徒歩すぐの好アクセスも魅力的な「ホテルメトロポリタン仙台」に宿泊します。
「杜の都の華やぎとおもてなし その先に続く感動のストーリーを」がコンセプト。総客室295室を有するホテルで、通常のシングル・ダブル・ツインルームはもちろん、トリプル仕様が可能なお部屋やバリアフリーのユニバーサルツイン、和洋室など多彩な部屋タイプが揃っています。館内には24時間利用可能な外貨両替機も備えており、利便性が高いのも魅力的。また、宮城の山海の幸が堪能できる地産地消料理が味わえるレストランも併設。最終日の夜をゆったりと過ごすことができます。
仙台駅のさまざまなショッピング施設で利用可能な「&EKINAKA」もチェック!
ホテルメトロポリタン仙台からも徒歩すぐの仙台駅には、さまざまなショッピング施設が入っており、お土産選びなどにぜひ訪れたいスポットです。今回の旅で使用するJR EAST PASS(東北エリア)はもちろん、JR EAST PASS(長野、新潟エリア)やJR TOKYO Wide Passを持っていれば、100以上の対象店舗で割引クーポンや無料ドリンクなどのサービスを受けることができます。
また、&EKINAKAにはデジタルクーポンも用意。スマートフォンで下記サイトからお手持ちのパスに対応するプランを選択、会員登録を済ませましょう。対象店舗を選んで、会員券を提示、さまざまな特典を受けることができます。
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まとめ
最終日は、JR東北本線仙台行きで仙台駅まで行き、東北新幹線はやぶさ号に乗り換え東京へ。
◎松島駅〜東京駅11,740円
※記載の価格は、2023年12月時点の通常期の価格です。