子供と一緒に思いっきり遊べる!親子旅行にお勧めの大阪観光スポット19選
関西地方の最大都市にして、日本で2番目に大きい都市・大阪。
観光スポットも豊富で、絶品ご当地グルメも多い魅力的な街だ。
子どもから大人まで楽しめる観光エリアだが、子連れ旅行の場合、子どもが楽しめるか、疲れないか、快適に過ごせるか、いろいろ気になることは多いはず。
子どもと一緒に大阪を思いっきり楽しみたい。そんな人は、この記事を読んでほしい。
ここで紹介するスポットなら、子どもも親も安心して快適に、「大阪ならでは」を思いっきり楽しめる。
目次
子供と一緒に大阪旅行する上で知っておくべきワンポイント
子どもと一緒に旅行する場合、どのホテルを拠点にするのか。
つまり、どのエリアを観光拠点に選ぶかが、大阪旅行を快適で楽しいものにするかを決めるカギとなる。
「大阪」と一口に言っても、様々なエリアがあり、エリアごとに雰囲気や利便性が異なる。
結論から言ってしまえば、ベイエリアかキタエリアがお勧め。
ベイエリアは子供と一緒に楽しめるレジャー施設が集まっており、キタ(梅田)エリアは大阪各地へのアクセスが良いからだ。
この2つのエリアのホテルを選べば、天気が悪くても子供の体調が思わしくなくても、休んだり快適に移動したり、柔軟に観光プランを変更できて、すぐにリカバリーできる。
親子で楽しめる大阪の観光スポット19選
大阪には子どもと一緒に思いきり楽しめる観光スポットが多い。
これから紹介するのは、動物園・遊園地・公園など子どもが思いっきり遊べて、学べるスポットばかり。他には無い規模の大きさで、ここでしかできない体験ができる。
子どもと一緒に大阪を旅行するなら、これから紹介する人気の観光スポットにぜひ訪れてほしい。
1. 海遊館
2020年に30周年を迎えた、大阪にある水族館。
太平洋を取り囲む自然環境が再現されている館内では、全部で620種、30,000点もの生きものが生息している。
熱帯魚が泳ぐトンネル型の水槽「魚のとおりぬけ・アクアゲート」を抜けるとエスカレーターで8階まで上がり、スロープを下りながら、大水槽でさまざまな生き物たちを見られる。
ペンギンたちのいる「南極大陸」、カマイルカが迎えてくれる「タスマン海」、など、どの水槽も見ごたえ十分。
2. 天王寺動物園
1915年1月1日に開園、2015年に100周年を迎えた。
約11 haの園内に約180種1000点の動物を飼育、爬虫類生態館「アイファー」やカバやキリン、ライオンなどがいる「アフリカサバンナゾーン」などでは、動物の生息地の景観を可能な限り再現した「生態的展示」を取り入れている。
園内ではさまざまなイベントも開催。ふれあい広場でのえさやり体験や、期間限定の「ナイトZOO」など季節限定のイベントもある。
3. ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
USJの愛称で親しまれるユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、子供から大人まで幅広い世代が楽しめる大型テーマパーク。
園内は、特徴の異なるエリアに分かれており、世界レベルのエンターテインメントが集結。異なる表情の世界を楽しめる。
4. カップヌードルミュージアム 大阪池田
インスタントラーメン発祥の地である大阪府池田市にあるカップヌードルミュージアムでは、11の展示・アトラクションでインスタントラーメンの魅力に迫る。
「チキンラーメン」を手作りできるアトラクション「チキンラーメンファクトリー」では、小麦粉をこねるところから麺づくりの工程を体験でき、「瞬間油熱乾燥法」で乾燥する過程も楽しめる。
5. 万博記念公園
1970年に開催された「日本万国博覧会」の跡地を利用した、森や里山など自然豊かな公園で、岡本太郎が制作した「太陽の塔」が出迎えてくれる。
広大な敷地内では、四季折々の草花や紅葉などが楽しめる「自然文化園」や「日本庭園」のエリアがあり、「色のトンネル」では、ケイコーオレンジのスクリーンを通して昆虫の目の擬似体験をすることもできる。
6. レゴランド・ディスカバリー・センター大阪
1932年、「遊びを通じた学びと発育」をコンセプトにデンマークで誕生し、今では世界中の親子に愛されているレゴ®︎ブロック。
そんな知育玩具の魅力を体感できるのが、レゴ®︎ブロックの屋内型テーマパーク「レゴランド・ディスカバリー・センター」だ。世界24カ国で展開されているが、その中の一つがここ、「レゴランド・ディスカバリー・センター大阪」である。
7. 生きているミュージアム ニフレル
「海遊館」がプロデュースする水族館、動物園、美術館を融合した新タイプのミュージアム。
「感性にふれる」がコンセプトで、変化する照明や音楽、映像を融合、空間全体でテーマを表現。展示はテーマ別に「いろ」、「わざ」、「およぎ」、「WONDER MOMENTS」、「かくれる」、「みずべ」、「うごき」、「つながり」の8つのゾーンに分けられている。
8. ひらかたパーク
現在まで運営し続けている遊園地としては日本最古といわれる歴史ある遊園地で、「ひらパー」の愛称で地元関西の人々に愛されている。
園内には、中央に位置する「木製コースター エルフ」や、地上80メートルの高さを誇る大観覧車「スカイウォーカー」、ひらパー最大のローラーコースター「レッドファルコン」、といったライド系アトラクションのほか、大人も子供も楽しめる40種のアトラクションを有している。
9. 天保山大観覧車
高さ112.5m、直径100mの世界最大級の観覧車。
1周の所要時間は約15分間で、天気が良い日は東方面では奈良県・生駒山、西方面は兵庫県にある明石海峡大橋、南方面には関西国際空港、北方面は兵庫県の六甲山あたりまで一望。
大阪に居ながら、関西エリアをぐるっと周遊した気分になれる。搭乗中はキャビン内にて日本語と英語による景色の音声ガイドが流れている。
10. 通天閣
1912年に凱旋門をモチーフとするビルの上にエッフェル塔のような高さ75mの鉄塔が建てられ、「天に通じる高い建物」という意味で明治初期の儒学者・藤沢南岳が「通天閣」と命名したと言われている。
その後、火災に遭い解体されたが、1956年に市民の強い要請を受け、現在の2代目通天閣が再建された。その2代目は高さ108mで、初代より33m高くなっている。
11. キッズプラザ大阪
日本で初めて誕生した本格的な“こどものための博物館”。
子どもたちが大好きな遊びを通して、見て触れて体験できる参加・体験型ミュージアム。
科学の不思議、世界の文化や遊びとの出会い等、遊びながら学べる展示物やいろいろなものづくり体験等のワークショップがいっぱい。
12. ワールド牧場
「人と自然と動物たちとの心のふれあい」をコンセプトにした体験型テーマパーク。
金剛山のふもとに広がる自然豊かな敷地内には、約100種、1,000頭羽の動物たちが暮らしている。
約5,000㎡もの広さを誇る関西最大級の「ふれあい放牧場」では、ヒツジやヤギ、ポニー、ミニブタ、ニワトリ、ケヅメリクガメなどさまざまな動物たちと自由にふれあいやエサやりが楽しめる。
13. あべのハルカス
2014年にオープンした高さ(地上)300mの高さを誇る超高層複合ビル。
地下2階から14階のフロアには「あべのハルカス近鉄本店(近鉄百貨店)」と「あべのハルカスダイニング」が入居する。
16階は国内外の多彩なアートの展覧会を開催する「あべのハルカス美術館」。
19階・20階、38〜55階、57階には、「大阪マリオット都ホテル」があり、19階にあるライブキッチン「COOKA」では、季節の野菜や鮮魚、肉などを、窓から眺める地上100mの絶景とともに楽しめる。
14. 道頓堀くくるコナモンミュージアム
大きな赤いたこの看板が目印。大阪グルメでお馴染みの“粉もん”にスポットを当てた、「作って、知って、食べる」がテーマのたこ焼きづくしのミュージアム。
B1の「たこ焼道場くくる 匠」では、オリジナルたこ焼きが作れる。好きな食材から中に入れる具を選び、プロの道具を使って焼く。スタッフがサポートしてくれるので、初心者でも安心。3階にあるのは、「コナモンサンプル工房まねき多幸」で食品サンプルの製作体験ができる。作ったら持ち帰れるので、おみやげ代わりにチャレンジしてみよう。
15. こども本の森 中之島
ワールドワイドに活躍する大阪出身の建築家、安藤忠雄氏の提案から始まった文化施設で約2万冊の蔵書を誇る。
1〜3階のフロアの壁すべてが巨大な本棚になっていて、多彩な表紙が並ぶシーンは迫力満点。本の貸し出しは行っていないが、手にとって館内で閲覧できるほか、施設が立地する中之島公園内であれば一人一冊持ち出しも可能。園内を流れる川のほとりのベンチに腰掛けて、ゆったりと読書するユーザーも多いそうだ。
16. 大阪港帆船型観光船サンタマリア
コロンブスがアメリカ大陸を発見した際に使っていた「サンタマリア号」を約2倍の規模で建造。世界最大級の水族館「海遊館」や観覧車、大型商業施設「天保山マーケットプレース」がある天保山ハーバービレッジにある海遊館西はとばを出航し、大阪ベイエリアを約45分かけてゆったりと周遊する。
開放感あふれる4階の展望デッキにもベンチを用意。潮風を感じながらクルージングが楽しめる。
17. とんぼりリバークルーズ
きらめくネオンやユニークな立体看板が彩る、繁華街・ミナミエリア内の道頓堀川を進むクルーズツアー。1便約20分間というコンパクトな運航コースながら、見どころ・楽しみどころは十分で普段は体験することのできない川からの眺望に驚きや感動が詰まっている。
今も昔も賑わい続けるエリアを、地上とは違った目線から観賞して水都と称される大阪の魅力に迫りたい。
18. 関空展望ホール「Sky View」
世界初の完全人口島の海上空港「関西国際空港」。空港コードが「KIX」であることからキックスの愛称でも知られ、総敷地面積はおよそ1,055ヘクタールを誇る。
「関空展望ホールスカイビュー」は、メインとして用いられるA滑走路から約320メートルの距離に位置し、1〜5階のフロア内にさまざまなコンテンツを用意。屋上には360度のパノラマ展望を楽しめる「スカイデッキ」があり、航空機の離着陸を間近で目撃できる。
19. ハーベストの丘
四季折々の花や動物とのふれあいが楽しめるハーベストの丘。年齢を問わず楽しめる乗り物から、スリル満点の空中アスレチックアクティビティまで、コンテンツが盛りだくさん。春にはチューリップ、夏にはひまわり、秋にはコスモスなど、年間を通じて美しい花を鑑賞できるのも魅力。
夏には、小さなお子様も遊べる親水施設「じゃぶじゃぶ広場」も開設される。
子供と一緒に安心して泊まれる!大阪のお勧め宿泊施設3選
子どもと一緒に旅行する場合、最も重要になるのがホテル選び。
これから紹介する宿泊施設はすべて、子連れに優しい魅力的なホテルだ。
親子で楽しめる観光スポットに近かったり、アクセスが良かったりするのはもちろん、子ども連れへのサービスも充実しているのが嬉しい。
親子での大阪旅行を計画している方は、まずはこれから紹介するホテルの空き室状況を調べてみることをお勧めする。
1. コンラッド大阪
大阪メトロに直結する中之島フェスティバルタワー・ウエストの最高層階(33~40階)に位置するホテル。大阪駅のある“キタ”、難波駅のある“ミナミ”ともにアクセスしやすく、ビジネスにもレジャーにも便利な立地だ。
“Your Address in the Sky - 雲をつきぬけて –”のコンセプトに相応しく、地上200mから大阪の街を見下ろすパノラマビューは圧巻。客室、レストラン、スパ、会議室と館内のどこからでもこの絶景を楽しめる。
それに加えて、子ども連れにこのホテルをお勧めする理由は、親子で一緒に楽しめる体験型宿泊プランが存在する点。
子ども向けの「キッズチェックインカウンター」が設けられていたり、ホテル案内図として「アドベンチャーマップ」が手渡されたり、子どもが楽しい仕掛けがたくさん。
お菓子のプレゼントや充実したキッズアメニティー、部屋にキッズテントがあるなどの様々な特典も嬉しい。
2. 帝国ホテル 大阪
関西有数の桜の名所として知られる桜之宮に立地。
すぐ側には大川がゆったり流れ、花や緑にも恵まれた抜群のロケーションで、都心にありながらゆったりとしたくつろぎのひとときが過ごせる。
1890年に日本の迎賓館として東京・日比谷に開業して以来、130年以上受け継がれてきた帝国ホテルの「おもてなしの心」を随所に感じるホスピタリティに心身ともに心安らぐ。
親子宿泊客に対しても「キッズフレンドリー」を合言葉に、快適に過ごせる配慮がたくさん。
子ども用のパジャマやアメニティを無料で貸し出していたり、おむつ替えや授乳室が充実していたり、小さな子ども連れでも安心して過ごせる。
レストランは、子どもと一緒に安心して楽しい時間を過ごせるよう、キッズメニュー、ハイチェア、ぬり絵グッズ、絵本などを用意している。
パンケーキをはじめ、子どもの好きなメニューも充実。
3. ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのオフィシャルホテルならではの宿泊特典が盛りだくさん。
ホテル内でスタジオ・パスの購入ができるほか、パークとコラボレーションしたオリジナルグッズのプレゼントも注目しよう。
客室はすべてバス、トイレがセパレート仕様になっていて、ゆったり広々としたレイアウトはまるで自宅にいるかのようにくつろげる。またオンリーワンのデザインを誇る、個性満点の客室タイプが勢揃い。
子連れにお勧めの理由は、何といってもユニバーサル・スタジオ・ジャパンまで歩いて約4分という立地の良さ。
気になるアトラクションの待ち時間をホテル内ロビーで確認できるなど、オフィシャルホテルならではのメリットも満載。
子どもの移動疲れや待ち疲れを最小限に抑え、思いっきり遊ぶことができる。
人気キャラクターとコラボレーションした部屋や、小さな子どもと安心してくつろげるローベッド仕様の「もこもこルーム」など、個性溢れる部屋はどこに泊まっても楽しい。
親子で大阪を満喫!参考にすべきモデルコース
大阪の旅行プランに悩んでいる方向けに、親子旅行にピッタリのモデルコースをご紹介。
午前と午後で1スポットずつ観光するプランなので、移動にかかる時間と体力も少なく、子供と遊ぶことに集中できるコースになっている。ぜひ参考にしてみてほしい。
1. 大阪の定番レジャー施設を満喫できる2Dayモデルコース
まずは大阪のベイエリアを観光するモデルコースをご紹介。
ベイエリアの特徴といえば、なんといっても「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」と「レゴランド・ディスカバリー・センター大阪」という大きなテーマパークがあること。
ベイエリアに宿泊すれば、テーマパークまで短い移動で済み、移動疲れをすることなく、思いっきり遊べる。
1日目
1日目のモデルコースのメインは何といっても「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」。
幅広い世代が楽しめる大型テーマパークだが、特に子どもはワクワクドキドキしながら、思いっきり遊び、忘れられない思い出を作るだろう。
夢の世界で遊びつくす前に、アカデミックな興味が刺激される「海遊館」を見ることで、奥行きのある1日になる。
- 午前
- 海遊館
- 午後
- ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
2日目
午前中には世界最大級の観覧車に乗り、街や山並みを見下ろし、午後には「レゴ®︎ブロック」の世界に入って遊んだり、ブロックで精巧に作られた小さな街を眺めたりする2日目。
子どもにとってのメインはやはり「レゴランド・ディスカバリー・センター大阪」だが、本物の街並みを見下ろすという体験もあることで、より深い学びにつながるだろう。
- 午前
- 天保山大観覧車
- 午後
- レゴランド・ディスカバリー・センター大阪
2. 大阪らしさを満喫できる1Dayモデルコース
大阪旅行の醍醐味と言えば、人情味と活気があふれる街散策。
しかし、街をぶらぶらと歩きまわるだけでは、子どもにとっては疲れるし少し退屈かもしれない。
「街散策」をしたい大人の嗜好と「思い切り遊びたい」子どもの思いを両方満たせるのが、このモデルコース。
「大阪らしさ」が詰まった新世界を散策しつつ、子どもの大好きな動物園に立ち寄って、最終的には大人も子どもも楽しめる遊び心溢れる観光スポット「通天閣」で締めくくる。
老若男女に楽しく、かつ「大阪らしさ」を存分に味わえるモデルコースをぜひ参考にしてみてほしい。
- 午前
- 天王寺動物園
- 午後
- 新世界・通天閣
親子で大阪を観光する際に関するよくある質問
Q
親子で楽しく大阪を観光するために気をつけるべきポイントは?
メインとする観光スポットを決めたら、そのスポットと同じエリアのホテルを選ぶことです。
Q
親子で大阪観光するのにお勧めのエリアは?
テーマパークの充実した「ベイエリア」と大阪らしさの詰まった「キタエリア」がお勧めです。
まとめ
この記事では、親子で大阪旅行するなら外せないスポットや、お勧めのホテルを紹介してきた。
この記事を参考に親子で大阪旅行すれば、子どもも大人も安心して快適に楽しみ「大阪らしさ」を体験することができるだろう。
大阪の観光スポットについてもっと詳しく知りたければ、次の記事も参考にしてほしい。