買い物を満喫したいなら訪れるべき【日本のショッピングエリア&スポット20選】
旅行の楽しみのひとつであるショッピング。
買い物を目的とした日本旅行を考えている方もいるだろう。
そんな方のために、この記事では日本の人気ショッピングエリアとショッピングスポットなどを紹介する。
この記事を読めば、日本のどの街・どのエリアを訪れれば、自分のニーズに合わせたショッピングが楽しめるかがわかるだろう。
この記事を参考に、日本でのショッピングを充実させてほしい。
目次
買い物を楽しむならココ!東京の人気ショッピングエリア5選
日本の首都・東京。流行の発信地であると同時に伝統文化の息づく大都市で、歴史と最先端が詰まった街。
一口に「東京」と言っても、エリアによって魅力は様々。
フォトジェニックなスポットや歓楽街、高層ビル群など特徴的な景観の中に、流行の最先端があったり、日本文化の古き良きレトロな雰囲気が息づいていたり。
ニーズに合わせた楽しみが無限に広がる東京では、ショッピングの楽しみ方もエリア次第で全く異なる。
エリアを変えれば雰囲気や扱う商品、手に入るものが変わるので、エリアを選べば、必ず自分好みの一品に出会える。
東京の中でも特に買い物を楽しめるエリアを5つに厳選して、その特徴を紹介しよう。
1. トレンドとKawaii文化の発信地「原宿」
東京都渋谷区に位置する「原宿」。
渋谷から徒歩圏内で、ブランドショップの立ち並ぶ「青山」、「表参道」にも徒歩で行けるという立地の良さもあり、世界的に有名なショッピングスポットになっている。
全長約350mの商店街「竹下通り」は、他では手に入らないような個性的なファッションアイテムを扱うお店が多く、世界が注目するKawaii文化の発信地。
流行のショップが軒を連ねる「キャットストリート」、1978年の開業当時からファッションの最新トレンドを発信し続けてきた「ラフォーレ原宿」など、トレンドに敏感な人々を刺激し続けるショッピングスポットが集まっている。
ファッションだけでなく、クレープやたこ焼き、ガレットなど食べ歩きも楽しめる。
街中にはストリートアートが施され、フォトジェニックなスポットも多い。
「原宿」や周辺エリアのショッピングスポットを紹介している、こちらの記事もぜひ参考にしてほしい。
2. 多種多様なショッピングスポットがある「新宿」
都庁やビジネス街のある「新宿」。高層ビルが立ち並ぶビッグタウンだが、昔ながらの神社や自然が楽しめる公園もあり、多種多様な楽しみ方ができる。
日本を代表する歓楽街「歌舞伎町」や、古き良き雰囲気が魅力の「新宿ゴールデン街」は特に有名。
ショッピングスポットも多く、老舗デパートから最新トレンドショップ、日本一の本屋から巨大な家電量販店、スポーツ用品店、ドラッグストアなど新旧大小様々なお店がある。
歴史的建造物にも指定されている「新宿伊勢丹」や、新宿駅新南改札から直結で交通の便が良い「高島屋」といった老舗デパートは、館内を見て歩くだけでもゴージャスで楽しい。
「NEWoMan SHINJUKU」「新宿ミロード」など比較的新しい複合商業施設には、コスメやファッション、ギフトやグッズ、レストラン、カフェなどを含む100以上の専門店がある。
「新宿」での買い物についてもっと知りたい人は、この記事も参考にしてほしい。
3. 流行の最先端とユニークなアイテムが揃う「渋谷」
東京都23区の中では、西側にある渋谷区。
世界一混み合う交差点と言われる「スクランブル交差点」や、流行最先端の多種多様な店が立ち並ぶ繁華街「渋谷センター街」など、東京を代表するスポットが多く、国内外から多くの人が集まる。
ファッションや雑貨など、あらゆる種類のアイテムが揃うため、買い物だけでも1日中楽しめるだろう。
最先端の流行を感じられるアイテムや、ユニークなアイテムが揃っているのは渋谷ならではだ。
バラエティ豊かな最新トレンドの服を取り揃え、流行に敏感な若者に支持され続けている「SHIBUYA109渋谷店」や、老若男女のニーズにこたえる駅直結「渋谷スクランブルスクエア」「渋谷ヒカリエ」など、多くの商業施設が密集する渋谷。
渋谷を満喫するなら、この記事も参考にしてほしい。
4. 流行と伝統が交わる高級志向のショッピングタウン「銀座」
東京駅の東へ徒歩数分、大型の商業施設や高級ブランドショップ、老舗の名店が並ぶ「銀座」。
山手線西側の「渋谷」や「新宿」が若者文化の中心なら、「銀座」は上品で優雅な「大人の街」と言える。
「近代的な建物」と「伝統的な建物」が調和した「銀座通り」には、「三越」や「和光」のような老舗百貨店や、「Louis Vuitton」や「Chanel」といった高級ブランドショップ、有名ブランドのフラッグシップショップが軒を連ね、洗練された商業施設やショップで買い物が楽しめる。
流行と伝統の交わる高級志向のショッピングタウンだ。
「銀座」での買い物を満喫したいなら、こちらの記事を参考にしてほしい。
5. オタク文化と電気街が広がる街「秋葉原」
東京都千代田区の台東区秋葉原と千代田区神田周辺にある「秋葉原」といえば、オタク文化と電気街。
アニメやゲームのグッズ専門店やメイドカフェなど、日本特有のオタク文化を満喫でき、バラエティ豊かな電気店が軒を連ねる電気街も見ているだけで楽しく、マニアの好奇心も満たされる。
アニメやゲーム好きなら、日本最大級を誇るアニメ・コミック・ゲームの専門店「アニメイト」の秋葉原店や、サブカルチャーアイテムの買取・販売で全国展開する「まんだらけ」のメガ店舗は外せない。
電化製品に興味があるなら、売り場面積は秋葉原で最大級地下1階から9階までのうち6フロアがマルチメディア関連の売り場となっている「ヨドバシAkiba」は必見。
また、レトロな空間で一休みするなら、1912年に作られた「万世橋高架橋」をリノベーションした商業施設「マーチエキュート神田万世橋」がお勧め。
「秋葉原」で観光と買い物を楽しみたい方は、こちらの記事も参考にしてほしい。
買い物を楽しめるのは東京だけじゃない!日本の人気ショッピングエリア5選
ここまでは東京でショッピングが楽しめるエリアの魅力を紹介してきたが、東京以外の都市にも買い物を楽しめるエリアは多い。
その中でも人気観光地にある、観光と合わせてショッピングを楽しめるエリアを厳選して紹介しよう。
どのエリアでも、その土地ならではの雰囲気を感じながら、ショッピングを楽しめるだろう。
1. 【大阪】ミナミエリア
関西地方の最大都市にして、日本で2番目に大きい都市である大阪。
古くから「天下の台所」と呼ばれ、「商業の町」として発展してきた。
中でも最も「大阪らしさ」を感じられるのは、「なんば」を中心とした「ミナミエリア」。
たこ焼きやお好み焼きなど、大阪の定番グルメが集まる「道頓堀」もミナミエリアだ。
ショッピングスポットも多く、大阪ならではのアイテムから最新トレンドのアイテムまで揃う。
道頓堀と並ぶ繁華街で、大阪随一のショッピングスポット「心斎橋」では、大丸心斎橋店や心斎橋PARCOなどの商業施設をはじめ、ファストファッションや人気の服飾店などが軒を連ねている。
南海「なんば」駅に直結「なんばパークス」は、地上9階建ての複合型商業施設で、ファッション、雑貨、グルメ、映画館など200以上の店舗が集う。
大阪市民の台所として19世紀末から親しまれてきた「黒門市場」や、全長150mのアーケード街「千日前道具屋筋商店街」など歴史ある商店街も近年、観光地としても人気を博している。
2. 【神奈川】横浜
東京都の隣、神奈川県東部に位置する横浜。
高層ビルが立ち並ぶ近代的な街並みに異国情緒が溶け合い、ロマンチックな雰囲気が漂う。
西洋近代建築の歴史的建造物が多く残されており、観光客はもちろんカップルにも人気の街。
アジア最大級のマリーナを眺めながらのショッピングや食事、広場でのアウトドア体験ができる「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド」や横浜赤レンガ倉庫に隣接する「MARINE & WALK YOKOHAMA」、150年以上の歴史がある西洋風の洗練された全長600mの商店街「横浜元町ショッピングストリート」などショッピングスポットも充実している。
「横浜」での観光と買い物を満喫したい方は、こちらの記事も参考にしてほしい。
3. 【京都】河原町
千年以上前から日本の都として栄えていた京都には、歴史的に貴重な建造物が多く残されており、観光地として人気が高い。
古風で美しい街並み、建造物や観光スポットだけでなく、街自体にも古都ならではの雰囲気が残る。
「河原町」は、京都市の中心部を南北に走る、河原町通り周辺を指す。「京都で遊ぶなら河原町」と言われる京都最大の繁華街。
鴨川沿いを南北500mに走る路地「先斗町(ぽんとちょう)」のように、居酒屋や割烹料理店、芸舞妓さんたちの稽古場や茶屋などが軒を連ね、京都風情が味わえるスポットもある。
ショッピングを楽しむなら、京都の百貨店で1番の売上を誇る「高島屋京都店」や、老舗の「大丸京都店」、若者向けの「藤井大丸」などの百貨店がお勧めだ。
4. 【愛知】名古屋
日本のほぼ中央に位置する愛知県。
古くから交通の要衝として栄え、愛知の県庁所在地である「名古屋」は日本の三大都市のひとつ。
歴史や豊かな自然、産業や文化など、多彩な魅力を持ち、優れた伝統産業・製造業の会社が集まる「モノづくり」の地でもある。
流行の最先端を感じられる商業施設から、愛知ならではの名産品が手に入る商店街まで、魅力的なショッピングスポットも多い。
名古屋最大の商店街「大須商店街」にはあらゆるジャンルの約1200店が軒を連ね、名古屋駅前にそびえる高層ビル「ミッドランドスクエア」には、海外ブランドのブティックや高級レストラン、カフェが立ち並ぶ。
「名古屋」で観光と買い物を楽しみたい方は、この記事も参考にしてほしい。
5. 【兵庫】神戸
近畿地方の西端に位置し、北は日本海・南は瀬戸内海に面している兵庫県。
関西一広い面積を持ち、県内の各地に魅力あふれる観光スポットが点在。
中でも、大阪・京都と並ぶ関西の大都市「神戸」は、異国情緒あふれる港町として人気の観光地となっている。
19世紀末から外国人の居住地として栄えた「神戸元町」には、立派な近代洋風建築が立ち並び、日本にいながら西欧的な雰囲気が味わえる。
高級ブランド店、海外の個性派ショップが点在し、カフェや雑貨屋も多く、ロマンチックな雰囲気に浸りつつショッピングを楽しめる。
海辺にある複数の大型複合施設が並ぶ「神戸ハーバーランド」は、ショッピングはもちろん多彩なレジャーが楽しめるのも魅力だ。
「神戸」で観光とショッピングを満喫したい方は、こちらの記事も参考にしよう。
迷ったらココ!日本の人気ショッピングスポット5選
ここまでは人気のショッピングエリアを紹介してきたが、ここからは日本で特に人気かつ有名なショッピングスポットをご紹介。
これから紹介するショッピングスポットはすべて、多ジャンルのショップが出店している大規模な商業施設だ。
「ショッピングを楽しみたいけど、時間がない」、「ショッピングを楽しみたいけど、どこに行けば良いかわからない」という際は、ぜひ足を運んでみてほしい。
1. 【東京】東京ミッドタウン日比谷
国際ビジネス、芸術文化の中心地として日本の近代化をリードした大人の街「日比谷」。その日比谷のランドマークとされる複合ビルが東京ミッドタウン日比谷だ。
地下4階、地上35階建て高層ビルで、上層階はオフィス、地下1階から7階部分が商業フロアとなっており、個性豊かな約60店舗が出店している。
モダンなデザインで、落ち着いた大人の雰囲気を醸し出すワンランク上の大人の街を回遊していただきたい。
2. 【福岡】キャナルシティ博多
約43,500㎡の広大な敷地に、ショッピングモール、映画館、劇場、アミューズメント、2つのホテルなどが集結する複合施設。
色彩豊かな建物が並ぶ空間の中央を流れる、約180mの運河(キャナル)がシンボルだ。
ショッピングやエンタメはもちろん、そこにいるだけで楽しめるのがキャナルシティ博多の特徴。
3. 【千葉】三井アウトレットパーク 木更津
千葉県木更津市にある大型アウトレットモール「三井アウトレットパーク 木更津」。
国内外の有名メーカーやブランド、セレクトショップから選び抜いたハイクオリティな商品をアウトレット価格で提供しており、その店舗数はなんと300店を超える日本最大級の規模。
4. 【千葉】三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY
千葉港湾内に位置する、広大な敷地面積を誇るショッピングセンター。
館内は北・南・西という3つのゾーンに分類されており、吹き抜けの天井&陽光差し込む明るい空間で、ゆったりとショッピングが楽しめる。
ファッションやグルメなど、約440もの専門店がズラリと勢揃いする。なかには大型店も入っていて、欲しいものや買いたいものがきっと見つかること間違いなし。
5. 【神奈川】ラゾーナ川崎プラザ
神奈川県北東部にあり、多摩川を挟んで東京都に隣接する「川崎市」。
「ラゾーナ川崎プラザ」は川崎市の交通の中心、JR「川崎駅」に直結する大型ショッピングモール。
ファッション、グルメ、インテリア、生活雑貨など約350の専門店で構成された大型商業施設で、映画館やスポーツジムもあり、老若男女が一日楽しめる施設。
中心には「ルーファ広場」という直径約60mの広場があり、年間200以上のライブイベントが開催される。
光、音などを使った様々な演出で、昼と夜では違った雰囲気を醸し出す。
地域性と人々の暖かさを感じられる!日本の人気商店街5選
商店街とは、通りに沿って商店が立ち並ぶ街のこと。
現存する日本の商店街は、19世紀末から20世紀半ばにかけて、自然発生的に生まれたところが多い。
精肉店や八百屋・魚屋・電気店といった専門店、個人商店が軒を連ね、大型量販店やチェーン店よりも、その地域に密着した品揃えが魅力。
食べ歩きグルメが充実していることも多く、ショッピングと合わせてグルメを楽しめるのも商店街の魅力のひとつだ。
商店街には、店の人々と地元の人々との触れ合いの場という一面もあり、どこか暖かい雰囲気を感じられるだろう。
昔ながらの面影を感じられる商店街も多く、レトロな雰囲気や景観を楽しめる商店街も。
そんな魅力たっぷりの商店街の中でも、歴史と人気のある商店街を厳選してご紹介。
最先端の複合商業施設だけでなく、日本の地域性や人々の暖かさを感じられる商店街も観光プランに組み込んでみてはいかがだろうか。
1. 【東京】谷中ぎんざ
昭和20年頃に自然発生的に生まれたという長い歴史をもつこの商店街には、精肉店や八百屋、魚屋電気店といった昔ながらの個人商店はじめ、地元の人以外も楽しめるドーナツショップや雑貨屋など様々なお店が60軒ほど全長170メートルほどの短い通りに集まっている。
常連客とお店の人との楽しそうな会話、子供たちのはしゃぐ声、お惣菜屋さんから漂う食欲を誘う匂い…商店街の風景は、まさに“古き良き日本”だ。
2. 【名古屋】大須商店街
若宮大通、伏見通、大須通、南大津通の4つの通りに囲まれた区域に広がる、名古屋最大の商店街。
飲食店や古着店、雑貨店、家電販売店などありとあらゆるジャンルの約1200店や施設がひしめき合っており、独特の雰囲気を醸している。
現在ではトレンドのフードを販売するショップが多く、食べ歩きを楽しむ若者たちでにぎわう。
3. 【東京】戸越銀座商店街
東急池上線「戸越銀座駅」から東西に広がる全長約1.3kmの商店街。
生鮮三品を扱う店舗からカフェ、パン屋、銭湯まで約400件が軒を連ねている。
商店街としては都内一の長さを誇り、関東大震災の折に瓦礫となった銀座通りのレンガを譲り受けたことや、繁華街「銀座」の賑わいにあやかりたいとの思いから「戸越銀座」という名称が付けられ、日本各地に点在する「〇〇銀座」の元祖とも言われている。
4. 【北海道】狸小路商店街
140年以上の歴史を持つ北海道最古の商店街の一つ、「狸小路商店街」。
札幌の中心部に位置し、東西約900メートルに渡っておよそ200店が軒を連ねる。
古くからこの地に根差した商家や工芸店、土産物屋などが並び、レトロな雰囲気が満ちている。本場のサッホロビールやジンギスカンなど北海道グルメが満喫できる名店も多数。
5. 【静岡】熱海平和通り商店街
日本列島のほぼ中心にある静岡県。
静岡県の太平洋岸、神奈川県寄りのあたりに「日本のハワイ」とも称される有名温泉リゾート地「熱海」がある。
温泉と美味しい海の幸、豪華な花火大会で人気の熱海の玄関口「熱海駅」の前に位置し、名産店が軒を連ねる「平和通り商店街」。
特産品やお土産品が購入できるのはもちろん、食べ歩きできるお店や、グルメの名店が軒を連ねる。
特に海鮮を使った練り物の天ぷら「磯揚げ」やおかき、珍しい「酒まんじゅう」などここでしか味わえない食べ歩きグルメは外せない。
日本でのショッピングに関するよくある質問
Q
短い時間でショッピングを満喫するためには、どの地域がお勧め?
渋谷や新宿などショッピングを楽しめるエリアの多い、東京がお勧めです。
Q
日本で流行しているアイテムを買いたい場合はどこがお勧め?
渋谷や原宿など、若者でにぎわうトレンド発信地がお勧めです。
Q
日本ならではの雰囲気を感じながらショッピングするならどこがお勧め?
伝統文化を感じられる京都の河原町がお勧めですが、地域性が強い商店街もお勧めです。
まとめ
この記事では、日本で人気のショッピングエリアやスポットの特徴を紹介してきた。
日本旅行の際には、この記事を参考にショッピングを楽しんでほしい。
最新トレンドショップの立ち並ぶエリアや商業施設だけでなく、古き良き雰囲気を感じられる商店街も観光プランに組み込むことで、日本でのショッピング体験がより豊かで記憶に残るものとなるだろう。
ショッピングだけでなく、自然景観・歴史文化・グルメという面からも日本観光を満喫したいという人は、次の記事も読んでみよう。